春のセンバツが中止になり、また、夏の全国大会も中止になったが、ここで高野連が思いもよらぬ計らいで、高校野球児にプレゼントを贈った。
8月に甲子園球場でセンバツ出場校32校を集めて、各校1試合ずつ交流戦を行うことを発表した。
憧れの甲子園の土を踏むことを諦めていたセンバツ出場校32校の選手、父兄、関係者の喜びはいかばかりかと、この粋な計らいを歓迎したい。
試合は、8月10日、12日、15日、17日の6日間(13、14日は予備日)で対抗試合各1試合を行う。
現時点では原則、無観客試合で実施、 控え部員や保護者、学校関係者、プロ野球関係者らの入場は、感染状況の推移を見ながら検討する。
開会式は行わないが、リモート開会式などの方法を協議する。組み合わせは、7月18日に各校主将によるオンライン抽選会、または代理抽選で決めるとしている。
センバツに漏れ、夏の甲子園出場を目指した学校や選手にはちょっとうらやましいかも知れないが、この際は、センバツ32校は全国高校野球の代表と捉えて快く甲子園に送って欲しい。
センバツ交流戦は、新型コロナウイルスにより、スポーツに飢えているファンにとっても嬉しいニュースだが、6月27日にはサッカーJ2再開、J3開幕、7月4日はJ1がそれぞれ無観客だが開催される。
6月19日から、いよいよプロ野球が当面無観客で開幕する。セントラルリーグは、大勢による移動を避けるため、東西単位で地域ごとに結集して行い。パシフィックリーグは、同一カードの6連戦形式で行うなど変則な形となる。
大相撲は5月場所は中止になったが、本来は名古屋で行う7月場所は、これも移動を避けて東京両国国技館で開幕する。
各スポーツが無事に行われることは、取りも直さず新型コロナの感染拡大を抑えていることの証しになる。「関連:5月21日」
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