本当の賢治を渉猟(鈴木 守著作集等)

宮澤賢治は聖人・君子化されすぎている。そこで私は地元の利を活かして、本当の賢治を取り戻そうと渉猟してきた。

『理崎 啓氏より学ぶ』の目次

2017-12-10 10:00:00 | 目次
《『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』『大凡の日々-妹尾義郎と宗教弾圧』(理崎 啓著、哲山堂)の表紙》

 『理崎 啓氏より学ぶ』の目次
第一章 『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』
序、賢治と宗教 
 ・『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』ご恵与
 ・宗教に対する無知、無視
 ・「法華宗」と「日蓮宗」とは異なる
 ・賢治を深く知るための仏教の基礎知識を
一、政次郎と真宗
 ・宇宙の至上の真理=「妙法蓮華経」
 ・なかなか懐の深い人物政次郎
 ・小乗仏教と大乗仏教では違う例
 ・利己的で破壊的な性癖を思想によって飼いならす
 ・宗教は疲れて科学によって置換され
二、大等と法華経
 ・島地大等
 ・法華経信仰及び高山樗牛
三、智学と折伏
 ・「八紘一宇」と疲弊した社会
 ・日蓮主義者の社会主義者・妹尾義郎
 ・田中智学について
 ・折伏とは
 ・父との衝突・賢治の自分自身に対する怒り
 ・保阪嘉内に対する折伏
 ・保阪嘉内との決別
四、国体、修羅
 ・「国体」とは
 ・国柱会の多くの会員等は「中流以上」
 ・修羅とは
 ・高知尾智耀と法華文学の奨メ
五、農学校、妹の死
 ・父母の反対を押し切って分骨した賢治
六、羅須地人協会
 ・宗左近のある指摘
 ・羅須地人協会と法華経精神
 ・辛い農民の生活を、芸術によって楽しいものに
 ・「縁起」と「ぜんたい幸福」
 ・法華経の一念三千
 ・「世界がぜんたい幸福に」(『兄のトランク』より)
 ・松田甚次郎の農法との違い
 ・甚次郎の農民に対する姿勢との違い
 ・法華経信仰と社会運動は何等矛盾しない
七、東北砕石工場
 ・法華経信仰と「怨敵退散」
八、みのり
 ・塔建つるもの
 ・宝塔の阿仏房
 ・みのりに棄てばうれしからまし

第二章 『大凡の日々-妹尾義郎と宗教弾圧』
序、遙かな難路
 ・妹尾義郎は日蓮主義の社会主義者、という希有な存在
 ・妹尾義郎(せのおぎろう)の「大凡」とは
 ・「神道」について
 ・「信教の自由」の「自由」
 ・時代の「流行」
一、大望、蹉跌
 ・もう一つの妹尾義郎の稀有は日記
 ・生きたる理想の人物新渡戸稲造
 ・病気帰郷・法華経との出会い
 ・「如来使」
 ・代用教員となる
 ・蹉跌の連続
 ・念仏に熱心だった妹尾義郎の母
二、信仰の光
 ・当時の宗教の時代的背景
 ・日蓮と政治思想の重視
 ・実家の再興ために獅子奮迅
 ・在家で活動することを決意
 ・第一次大戦後の宗教ブーム
 ・妹尾の在家の活動
三、農村の廃亡
 ・農村「廃亡」の危機
 ・小作人の肩を持つようになっていった妹尾
 ・妹尾義郎の目指した理想社会
 ・現実をしっかりと見ているか否か
 ・柔軟な考え方をする妹尾
四、独立、決起
 ・この時代、社会主義は流行の極に
 ・妹尾の政治運動
 ・新興同盟の様々な取り組み
五、弾圧、転向
 ・国家主義化と弾圧
 ・転向
六、煉獄、焦土
七、悔恨の澱

おわりに
『大凡の日々-妹尾義郎と宗教弾圧』読了

********************************《三陸支援の呼びかけ》*********************************
 東日本大震災によって罹災したが、それにも負けずに健気に頑張っている(花巻から見て東に位置する)大槌町の子どもたちを支援したいという方がおられましたならば、下記宛先に図書カードを直接郵送をしていただければ、大槌町教育委員会が喜んで受け付けて下さるはずです。新設された小中一貫校・大槌町立『大槌学園』の図書購入のために使われますので、大槌の子どもたちを支援できることになります。

 〒 028-1121
   岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第32地割金崎126
        大槌町教育委員会事務局
                  教育長 様
   なお、大槌町教育委員会事務局の電話番号は
        0193-42―6100
   です。

 続きへ。
前へ 
 ”宮澤賢治の里より”のトップへ戻る。


********************************《三陸支援の呼びかけ》*********************************
 東日本大震災によって罹災したが、それにも負けずに健気に頑張っている(花巻から見て東に位置する)大槌町の子どもたちを支援したいという方がおられましたならば、下記宛先に図書カードを直接郵送をしていただければ、大槌町教育委員会が喜んで受け付けて下さるはずです。新設された小中一貫校・大槌町立『大槌学園』の図書購入のために使われますので、大槌の子どもたちを支援できることになります。

 〒 028-1121
   岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第32地割金崎126
        大槌町教育委員会事務局
                  教育長 様
   なお、大槌町教育委員会事務局の電話番号は
        0193-42―6100
   です。

  ”検証「羅須地人協会時代」”のトップに戻る。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿