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《『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』(理崎 啓著、哲山堂)の表紙》
同じ序で理崎氏はさらに次のようなことも指摘していた。
賢治が日蓮宗に帰依したとか、国柱会は新興宗教と記す研究者がいるが、正確でない。国柱会は日蓮宗や顕本法華宗というような宗派と同列の存在で…(投稿者略)…また、「日蓮宗」とは身延山を総本山とする特定の宗派で、日蓮の宗派全体を指すのは間違っている。全体を指すには、「法華宗」と言った方がよい。
〈『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』(理崎 啓著、哲山堂)14p~〉そうだったのか。そう言われてみれば、日蓮宗も法華宗も国柱会も殆ど同じようなものだと今まの私は認識していた(情けない話だ)のだが、「法華宗」と「日蓮宗」とは異なるものだったのか。となれば、「賢治が日蓮宗に帰依した」とは言えないことになる。
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なお、ブログ『みちのくの山野草』にかつて投稿した
・「聖女の如き高瀬露」
・『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』
や、現在投稿中の
・『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』
がその際の資料となり得ると思います。
・「聖女の如き高瀬露」
・『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』
や、現在投稿中の
・『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』
がその際の資料となり得ると思います。
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