岩手の野づら

『みちのくの山野草』から引っ越し

日蓮主義者の社会主義者・妹尾義郎

2017-11-09 10:00:00 | 理崎 啓氏より学ぶ
《『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』(理崎 啓著、哲山堂)の表紙》

 続けて理崎氏は、
 日蓮思想自体が右翼的と考えるのは間違いである。例えば、日蓮主義者の妹尾義郎は左翼である。…(投稿者略)…悲惨な農民の生活を知って「新興仏教青年同盟」を結成して左翼運動、労働運動に没入していったのである。
             〈58p〉
と述べていた。
 このことに関しては、似たようなことは賢治にはなかったようにも言われているが、私はそうとも言い切れないと思っていたので、この人物妹尾義郎のことを知りたいと思った。そこで私は、理崎 啓氏に直接お願いをして『大凡の日々-妹尾義郎と宗教弾圧』をお譲りいただいた。

同書は、理崎 啓氏が哲山堂から出版した日蓮主義者で社会主義者であった妹尾義郎の生涯を綴ったものだからだ。なお、この本は『アマゾン』あるいは『スーパー源氏』でも購入できるそうです。

 こちらについては後程、やはり同様に本ブログにて紹介させていただく予定である。

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 なお、ブログ『みちのくの山野草』にかつて投稿した
   ・「聖女の如き高瀬露」
   ・『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』
や、現在投稿中の
   ・『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』
がその際の資料となり得ると思います。



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