すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

NHK朝ドラ「なつぞら」最終と「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」

2019年09月26日 | 日々思うこと

お彼岸も過ぎて夜は冷え込み、あの熱帯夜がウソのような中で、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』もいよいよ28日土曜日が最終回です。戦後の北海道十勝地方の酪農家を舞台に、戦争孤児のヒロインなつの夢と冒険と真っ直ぐに生きた人たちを描いた感動の朝ドラでした。

夏の空も少しづつ秋空になり、座敷の出窓から眺める隣りの庭の桜の木は今年は珍しく葉がまだいっぱいです。この季節の枝先には来春の花芽ができているそうで、紅葉しながら落ち葉となって土に戻る日はもう直ぐです。

今日は国連が定めたの「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」で、グテーレス国連事務総長は「どのような形であれ、核兵器が使用されれば、人道的な大惨事となります。そうした危険性を減らすため、これまでに大きな前進が見られてきましたが、私は現在、その前進が止まっただけでなく、後戻りしていることを危惧しています」と・・・。

また先日、国連本部で行ったスウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさんの演説は大きな反響を呼んでいる一方、トランプ大統領に近いテレビ局として知られる米FOXの番組にコメンテーターとして登場した政治評論家が、番組でグレタさんを「精神的に病んでいる」「両親や国際的な左翼に利用されている」と攻撃です。

これに対してグレタさんはTwitterで「大人たちは気候や環境上の危機について向き合いたくないがために論点をすり替えている」、「なぜ大人たちは10代の若者や子どもたちをあざ笑い、脅すのに時間を使うのか」などと反論です。政治評論家を起用したテレビ当局は謝罪に追い込まれているようで、海の向こうの米国のこととはいえ何とも恥ずかしいことではないでしょうか。

そしてgooから届いた一年前のブログです。「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」と国のトップの危うさ 前に進めない日本政府にもどかしさを感じる秋の夜長です。