すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

講演会、檻の中のライオン(権力)に立ち向かう弁護士

2019年09月20日 | 日々思うこと

今日は『檻の中のライオン』著者、楾 大樹(はんどう たいき)弁護士の講演会「檻の中のライオン~憲法ってなんだろう?」へ上越まで車を走らせました。昨年10月に中央法律事務所の田中淳哉弁護士経由で本書を読んでいたものの、改めて直接お話しを聴くと「なるほど」とうなづくことばかりです。

広島市在住の楾 大樹氏は全国各地を回り、上越市が380回目の講演ということです。先ず憲法の全体像を「檻=憲法 ライオン=権力」とし、「ライオンを檻に入れよう」とアベ政権のこの6年間の暴走を指摘です。

「檻で何を守る?」では、ライオンが勝手に戦争をはじめないようにと、平和主義や基本的人権(自由権・社会権)、そして立憲主義をを分かり易く話され、檻から出たがるライオンの問題点を持参したプロ野球球団のゆるキャラ、西武ライオンズのライオンなどを使いながら身振り手振りです。

あっという間に2時間が経過し、私は30分ほど早く退席しましたが、折りしも昨日は、安保法制強行採決から4年目、講師は昨日の富山講演から明日は上田市へと駆け回るフットワークで、“ライオンに立ち向かう弁護士”を感じる講演会で、明日の昼のNHKローカルニュースで流されることを帰宅してから知りました。

著書『檻の中のライオン』は、中学生向け副教材「公民資料」にも掲載で小学校の授業にも採用続出という、前川喜平氏と小林節氏推薦で“いま、いちばんわかりやすい憲法の入門書”で手元に置いておきたいお薦めの一冊です。(かもがわ出版 1300円+税)

また子ども向けの『けんぽう絵本 おりとライオン』(同出版 1400円+税)は昨年、隣りの孫たちへプレゼントです。他に今年3月に発売されてた『けんぽう紙芝居 檻の中のライオン』(25枚 同出版 2500円+税)があります。