すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

甦った桜の幹とモラルハザードの東京電力

2014年01月19日 | 日々思うこと

今日は朝から気温1度前後の寒さの中を、上の孫は青海ジュニアスキー教室で栂池スキー場へ、娘家族も一緒に(別行動)出かけました。スキーのまったくできない私といえば、昨年の断舎離で家中のかなりの物を処分したものの“もったいない”が付きまとい、年明けの今も少しづつ整理整頓です。

写真は昨年5月に伐採された畑の桜の幹の一部で作った花台です。何かに活用したいと車庫で乾燥させて、台所のリフォームが一段落をしてから“我が家のホームドクター”の大工さんにお願いしてあったのものです。年暮れの30日にやっと持ってきてくださった高さ35センチのシンプルすぎる花台ですが、玄関にドンと収まっていずれは腰掛けにも利用できるのではと・・・。そのうち私も両親が遺した工具を使えるようにがんばって、いろんな木工にチャレンジしたいと夢を膨らませています。


2014


ところで本日の新潟日報1面、東電 値上げなしもの大きな見出しで、柏崎再稼動「人質にせず」に驚きました。去る16日の新潟県泉田知事と東京電力広瀬社長との会談では電気料金値上げを“脅し”としているようで、「再建計画」を説明された泉田知事は「モラルハザード(倫理観の欠如)の計画で、安全性について会社が変わったとは受け止められない」とピシャリでしたが全くその通りです。その後、18日に広瀬社長は共同通信のインタビューに「再稼動が遅れたとしても、2014年度は値上げしない」と応えたようです。福島原発事故の収束もできない中で、東電株主や金融機関の責任や企業努力が問われない再建計画、収益を上げるための柏崎刈羽原発再稼動に急ぐいのち軽視の会社の根幹には呆れるばかりです。


また都知事選に向けて自民党は「五輪返上・脱原発・佐川問題」の3点セットに照準で対立候補の攻撃を激化です。ネガティブキャンペーンに走るのは危機感の裏返しと新聞は報じていましたが、都民はどのように判断するでしょうか。『原発ホワイトアウト』を読み終えて、原発事故で一番大きなリスクを被るのは原発立地県の住民で都民ではありませんが、国の存亡に関わるいのちの問題として捉えてゆきたいものです。

※コメント欄にもたくさんの声が寄せられていますが、私への質問などは個人メールでお答えしていますのでアドレスを明記くださいますよう。