すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

都知事選告示と映画「100,000年後の安全」

2014年01月23日 | 日々思うこと

今日は首都東京のリーダーを決める都知事選の告示で16人が立候補です。東京都は電力の最大の消費地であり東京電力の大株主ですが、原発ゼロか再稼働かの知事の判断は安倍政権のエネルギー政策に大きな影響を与え、日本の将来を決める選挙と言っても過言ではないようです。

細川氏の「経済成長至上主義ではやっていけない。腹7分目で豊かさを感じられる政治社会へのパラダイム転換が求められている。原発はひとたび事故が起こったら国の存亡にかかわる大事故になる。エネルギー多消費型の社会を大転換しなければならない」と言う主張がどれだけの有権者の心を掴むでしょうか。また民主党の支持母体の注目の連合東京は舛添氏支援を決め、細川氏とは原発政策では相いれなかったということで驚いている人たちも多いようですね。連合東京の大野博会長が東電労組出身ということもあったのか、せめて自主投票でもよかったのでは・・・。

ところで小泉元首相がフィンランドの最終処理場「オンカロ」を視察し、「脱原発」に転換するきっかけとなったということは何度か書き込んでいますが、そのオンカロを描いた映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版・約80分))が昨日から無料配信されています。今、イデオロギーを超えて原子力発電所をどうすればよいのか、次世代のためにも考えねばならない貴重な映画です。ネット配信期間は2月10日(月)正午まで。  

2014

二十四節気の一つの冬至が過ぎて早や一ヶ月・・・、日が少し長くなったようで今日は朝から風もなく穏やかで、日没直前に姫川桜堤付近から真っ白な頚城連山を撮りました。大寒から立春までのこの時期が一番寒いといわれますが、明日は3月末の暖かさという嬉しい予報です。