すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

世代を超えるアンパンマンと黄梅の花

2014年01月05日 | 日々思うこと

正月も早や5日、どんよりとした曇り空ですが孫たちはシーサイドバレースキー場で楽しんでいるようで、私はせっせと賀状に向き合っています。届くその数も年々少なくなっていますが、年齢を考えるとしかたがありません。その一枚に中学3年生の担任だった恩師からの賀状が心に残りました。

「敗戦前の日本を思わせる悪法が次々と成立しています。私たち教師が教科の枠を超えて“戦争”を生徒たちに語ってこなかった“ツケ”が今、回ってきたのだと悔やんでいます」と・・・。

3年ほど前に50年ぶりに再会をしたS先生は都内に在住し、すでに80歳を過ぎていますが手書きのきれいな文字は昔のままで、賀状から政治を直視していることが伝わってきました。

元旦から黄梅(オウバイ)のつぼみがほころび出し、細い枝に次々と黄色い花を咲かせています。春になったらしっかりと剪定をして、父が大切にしていた大き目の鉢に植え替えることにします。Mさん、どうもありがとうございました。

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今夜のNHKスペシャルは「みんなの夢まもるため~やなせたかし “アンパンマン人生”~」でした。世代を超えて大人気のアンパンマンは子どもたちだけではなく大人たちの心を打ち、東日本大震災の際にはその主題歌にリクエストが殺到したそうです。また震災当時92歳だったやなせさんは、まだ自分に何かができるのではと被災地にアンパンマンの大きなポスターを届けていたことを知りました。やなせさん作詞のアンパンマンのテーマソングは「♪なんのために生まれて なにをして生きるのか」「♪そうだうれしいんだ生きるよろこび たとえ胸の傷が痛んでも」と、人生哲学が込められており新しい年を生きる力となる番組でした。