半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

またまた節操の無い

2016年02月28日 06時48分45秒 | 日記
民主党の鈴木貴子議員が、また何やら節操のないことをやらかしたらしい。
本人が釈明会見などを行ってはいるが、実態は、父親の宗男の考えなんだろ
うが、共産党と行動を共にするくらいなら自民党と組んだ方が良いと言うこ
とらしい。

この方、民主党の比例区で拾ってもらったわけだが新党大地の票で当選した
ので、議席は返す気はないとの強弁。
また、自分のやりたいことを早く実現させるためには、与党に近づきたいら
しい。この言いぐさは、公明党と同じだ。

今、野党5党が反安倍政治でまとまろうとしているのに、共産党アレルギーで
それに同調ができないらしい。ということは、あの憲法違反の戦争保安を反対
することに大儀など見出せないということだ。

確かに、父宗男氏は安倍を高く評価するような言動が見られ、違和感が以前か
らあったのだが、機が熟すのを待っていたということだ。
巨大与党に抗っていては、やさぐれて政治生命は途絶えることを悟ったのか。

この変わり身の早さや狡猾さは、我が郷土の英雄、真田昌幸以上かも知れない。
小沢一郎氏が以前に言ったように、変わらずに生きるには自らが変わらなけれ
ばならないということらしい。

自らを国策捜査に陥れられてあれだけの辛酸を舐めさせられても、抗うことを
せずに自民党に寄り添う道を選ぶ節操が彼の政治信条なのだ。

言い訳に似たそれなりの大儀は言い繕えるだろうが、あの不屈の精神は見事だ
と思っていただけに今回の一連の動きは、保身の為には、何でもするというあ
る意味身勝手な政治家の節操のなさが目についた。

止めるも地獄、進むも地獄

2016年02月26日 11時09分13秒 | 日記
再稼働ありきの原子力規制委員会であり換言すれば、再稼働のための
原子力規制委員会と言うことだろう。
原子炉の寿命は40年と定まっており、電力会社が金を掛けて相当な覚
悟で臨んでいることが安全評価できるらしい。

事業者の立場になって考えれば、よく分かる話だ。福一の例をみても
廃炉は利益にならず果てしのない気が遠くなるような作業が続く。一方、
再稼働は再稼働のために掛けた膨大な費用でも高い電力を売りつけるこ
とで、直ぐに元を取り戻せる。20年後のことなど誰も分かるはずもない
し、後は野となれ山となれということなのだろう。

銭や地位の為なら人が病気なろうが死のうが平気だろうし、ねじ曲げた
判決も出せるし、嘘をついて国民を欺すことも平然だ。やはり原子力村
の根は意外に太く広く張っているようだ。

自然豊で海の幸、山の幸の宝庫であった福島が穢されきった。
完全な回復などあり得ないのに、除染作業で住めるようになったので帰還
せよと言う。それでも、還らない避難難民はいずれ棄民とされる。

やはり、政府は政権維持のために平気で嘘をつく、安全でコントロール
されていると嘯き五輪を招致したが、決して安全ではないし、端から信
用などしていない。
それは、諸外国の日本からの輸入規制をみればあきらかだ。
あの、破局的事故にも何も学ばず、目先の金を追い求めることを優先する
この国は早晩、取り返しのつかない後悔をすることになるような気がする。
その点、経済よりも倫理を優先したドイツの態度は尊敬に値する。

野合

2016年02月25日 10時44分35秒 | 日記
“野合”何となく隠微な言葉だ。
使う者の都合でどうにでもなる言葉ではある。
デジタル大辞典によれば、野合は
1.正式の手続きによらず、夫婦になること。
2.共通するものもないばらばらの集団が、まとまりなく集まること。
ここで、夫婦と集団が同意語で使われるというのもおもしろい。

今回の民主党と維新の党の合流に際して、当然のことながら自民党など
は野合だと御用メデイアを使って喧伝している。選挙のための合流と言
うならば、集票マシーンの宗教団体票欲しさに政教分離の観点からみて
問題がありそうな公明党と連立を組んでいることに大義は見いだせない。
片や票が欲しい、片や与党でいたいという極めて不純ではないのか。

今回の民主党と維新の党の合流は、国民の声を一切聞かない安倍政治に
危機感を持った野党が一緒になることは大義がある。したがって共通す
るものはある。

一方、合流する二党の思惑はいろいろあるだろうけれど、真剣に無党派
層の受け皿になるのかが問題だ。戦争法案廃案のために国民連合政府の
樹立を提案した共産党の志位氏の真剣度、また最近の共産党の真剣度に
比較して、あまりにも動きが遅く、中身も見えてこない。
仮に4月に衆参ダブル選挙を仕掛けられたら、民主、維新など壊滅状態に
なることは目に見えている。野党5党が結束して“I am not abe、安倍
政治を許さない”などの反安倍政治の幅広い受け皿にならないと、かつ
ての岡田民主党の時のキャッチフレーズのような“日本をあきらめない”
などと頓珍漢のことを言ってると日本は戦後70年目で破局的な事態を迎
えることになる。

散歩の風景

2016年02月22日 08時08分17秒 | 日記
独裁国家日本の国民としてのストレス解消の一つであり、体力づくりも
兼ねたウオーキングは平日の時間はまだ、夜明けで薄暗いが、休日は日
が高く気温も上がっていて快適である。最近は、試しに走ってみたら意
外と軽快に走れたので、ウオーキングとジョギングのミックスになった。
走ると言っても歯を食いしばって苦痛に耐えるようなことはせずに、息
が上がってきたら、ウオーキングに切り替えるという、極めていい加減
なものである。
写真にある坂道の勾配がきつく、歩くも走るも結構効果的である。最近
は坂の途中まで駆け上がるようにしている。箱根の山登りよりもきつい
と思う。最終的にはここを一気に駆け上がれたらと思うが、果たして中
高年の心臓がもつかどうか(笑)

           


ウオーキングのコースには変わった形で目につくものがある。これなど
も、いつも地震が来たらどうなるのだろうかと心配しつつ横を通り過ぎ
ている。

           


それでも、春は直ぐそこまできている気がする。

慢心創痍

2016年02月20日 06時58分32秒 | 日記
正しくは、満身創痍であるが、これは、あえて今の自民党政権の驕り高ぶった所業に天罰が当たることを望んだ造語だ。
昨日は、野田前総理と安倍の討論を見た。今の酷い政情を招いた張本人なので、好ましい人物ではないのだが、昨日の討論は、野田が安倍を圧倒していた。松下政経塾上がりで討論には長けているからだろう。
それにしても、安倍の答弁は答弁と言えるものではなく、政権の実績やら自慢話に終始し、時折民主党を貶めるような発言は、聞いていて胸くそが悪くなるもので、党のトップがこの様であれば、増長した輩の放言もさもありなんと感じた。ところが、今朝の朝刊にあった内閣支持率は微増らしい。世論操作の結果なのか、まともな結果なのかは別にして、歴代の政権であったなら、政権が吹っ飛ぶような、閣僚らの暴言、失言の数々を、寛大な国民は赦すらしい。あの傲慢な物言いの「誤解を与えたのであれば陳謝します」を寛容な国民は何回でも受け容れるそうだ。

いずれにしても、この出鱈目な政権が文字通り満身創痍になり、一日も早く瓦解することを望む。