半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

補選の結果を考える

2016年04月26日 07時58分09秒 | 日記
24日の補欠選挙は、京都では自民党が試合放棄をしたため、
民進等が沈みつつある舟にも似た様相を呈する大阪維新に楽
勝であった。

何より、悔しさが残ったのが、北海道5区である。惜敗であ
るが負けは負けである。池田候補には心よりお疲れ様と言い
たい。
もっとも、地盤、看板、鞄の何れも持たない、池田候補が約
1万2千票差に肉薄したわけだから、見事だと思う。でもや
はり今後の日本を思うと勝たせたかった。

この1万2千票差に何か重いものがある。
そこが、自民党と創価学会の組織票の恐ろしさである。
やはり、三代続く世襲政治屋一家の根は地元に深く広く張っ
ていたようでる。

小生の地元でも三代続く世襲政治屋一家が存在するが、地元
民としては、落としたら先代や先々代に申し訳ないという意
識があるらしい。道路を造ってくれた、橋を架けてくれた、
箱物を作ってくれた、公共事業で地元を潤してくれた大恩人
であって、特別な存在らしい。このことは、日本全国の世襲
政治家の地元に共通することなのだろう。

今回の北海道5区の場合は、千歳で1万2千票もの差がつい
たのは、基地の町であり、戦争法案反対に対するアレルギー
などの相当なしがらみが絡んでいたのかも知れない。
2009年の政権交代の時のように、自民党の出鱈目政治に
辟易して、何か変化を求める空気が生まれてこない限り与党
の世襲議員を破るのは難しいかも知れない。事実、2009
年には、町村は小選挙区で落ちて比礼で復活当選している。

しかし、負けはしたものの、この結果を見る限り野党共闘が
上手く機能したことは確かで、一部に足を引っ張った輩もい
たらしいが、夏の参院選に向けて光明が見えたのも事実であ
る。

ただ、選挙に向けて何よりも手に負えないのがマスメデイア
の存在であって、与党に不利な情報は一切、触れない姿勢を
守っていることである。アベノミクスの破綻、GPIFによ
る10兆円もの年金の損失、TPPの主権売り渡しの危険性
などなど、安倍晋三に関するネガテイブな情報はタブーであ
る。政権存続だけが、使命の自民党に対して、批判的な記事
は一切書かないマスメディアからは、国民に対して真実など
が伝わるわけもなく、依然としてこの酷い政権であっても、
支持率は高止まりのままである。

ただ、希望が持てるのは、この選挙で無党派層の8割近くが、
野党リベラル候補に投票したことみるとシールズやママの会
なども機能したと考えられる。

この夏の選挙からは18歳以上の者が選挙権を持つことから、
暗黒政治による実態や真実を伝えることで、野党共闘に新た
な支持層が加わることを期待したい。

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2016年04月24日 13時13分07秒 | 日記
夏日を観測した東信州、この時期は畑にいても暑くも寒くも無く、
かつ空気が爽やかで、作業をしていても気持ちが良い。

そんな中、落花生とモチモロコシの種を播いた。
種は、毎年のことながら、昨年収穫したものから種用に確保して
おいたものだ。
今年は、落花生に黒マルチを使用した。
発芽するまでに乾燥することもないし、雑草も生えることもない
ので、試みでやってみた。

モチモロコシは、黒い実が成る種類で、これも親戚から貰ったも
のを播き、収穫した中から種として確保しておいたものだ。今は
黄色い実で甘い種類が主流であるが、このモチモロコシは、文字
通りモチモチした食感と、味はほんのり甘い感じが良い。黄色い
甘い種は、ハクビシン避けにネットを張り巡らすが、これは、甘
くないのか、ハクビシンには興味が無いらしく、ネットをしなく
ても被害に遭ったことはない。

落花生の収穫まであと数ヶ月、モチモロコシは、7月末に食べ頃
になる。植物を栽培するということは、大袈裟かも知れないがある
意味、将来への投資と言えるかも知れない。
いずれにしても、落花生のおすそ分けを心待ちにしている人がたく
さんいる、期待に応えられるように、しっかり育てなくては。


世襲政治と決別できるか

2016年04月23日 05時11分41秒 | 日記
泣いても笑っても、残すところ今日一日となった。
まさに、安倍暴政に終止符を打てるきっかけになるのか、
明日の北海道5区の補選にかかっている。
情勢は、娘婿の方がリードしているとも聞こえてくる。

もういい加減に世襲政治と決別して欲しいものだ。
3代も続く国会議員一族なんて異常だろう。
本当に出たい人が出ればいいわけで、志も無い者が、家
業を絶やすわけにはいかないからと担ぎ出された者など、
国会議員になるべきでは無い。

そういう意味では、この5区の有権者は幸せかも知れない、
池田まきさんのような素晴らしい人材がいるではないか。
弱者に本当に寄り添える人だと思う。
もう縁もゆかりもないしがらみ選挙にさようならをして、
特権階級にいる連中に辛酸を嘗めさせてやってほしい。
そして、安倍暴政を止めるきっかけを北の大地から作って
欲しいものだ。
是非、池田まきさんを国政に送って欲しい。

週末の農作業

2016年04月18日 08時59分54秒 | 日記
強風が吹くなど大荒れの天気となった週末ではあるが
今週はネギ苗を植える作業をした。
ネギ苗は、毎年近くのJAから購入しているのだが、
今年は、数年前に抜かずに放っておいたネギの種がこ
ぼれて植え頃の苗に成長していたので、太くしっかり
したものや線香のように細いものなど、かなり不揃
いではあるが植えてみた。果たして、か細いネギが秋
にはどんなものになるか楽しみである。

       

熊本の地震に思うこと

2016年04月16日 06時34分17秒 | 日記
この度の地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

先日のNHKTV番組のぶらタモリは、熊本を2週にわたり放送した。
堅牢な熊本城や豊富に湧き出る水が透きとおる水前寺公園などを
見て、近いうちに訪ねてみたいものだと家族と話したばかりだったの
で、被害の惨状を見るにつけ、あまりのギャップに衝撃を受けた。

加藤清正は、熊本城を築城するにあたり、神経質な程に何重にも防
備を高めた。
それが、約400年後の今、相当な損傷を受けた。城だけではなく、
城下町も同様だろう。
清正は、おそらく地震のことなど気にも留めないほど地震が無かった
ということだろう。
中央構造線の末端に位置することなど、知るよしもないだろう。
それを考えると、ちっぽけな人間など抗う術がない自然の力は偉大で、
畏敬すべきものだ。
阪神淡路や東日本大震災しかり、地球の大きな営みの中に人が組
み込まれているだけで、その流れや動きに手出しなど一切できない
のだ。
それを考えると地震に遭ったことも、これは天命と諦めざるを得ない
のかも知れない。天災などだから。
できるとすれば、被害を小さくすることぐらいだろう。堅固な家に住
み、押しつぶされるのを回避するぐらいだろう。
しかし、人は都合良く自然と折り合いを付けたつもりになって、原発
を造り過酷事故にあっても想定外だと嘯く。天災など想定できるはず
もないではないか。有史2000年の事象をもって安全基準など都合
よく作るが、そんなものは正に砂上の楼閣が壊れることは無いだろう
多分と言っているに等しいのかも知れない。
この先、天災はもっと厳しい試練を与えるかも知れない。それは、福
島よりも過酷な取り返しのつかないものかも知れない。