デタラメもたいがいにしろ

口を開けば愚痴が口をつき、女々しい奴だと思うかも知れないが、
悶々としていると、余計にムカムカしてくるので、発散を兼ねて
書きたい。

ことごとあるごとに書くが、今、この瞬間に大切な何かが失われて
行くような喪失感と強烈な悪心を覚える。それは、何かに期待する
ようなワクワク感と相反するものである。
それはアべノミクスというまやかしであったり、TPPという売国・壊
国に等しいものであったり、使い道を嘘で固めた消費税増税であった
り、憲法無視による解釈改憲であったり、労働者を奴隷化する労働基
準法の改悪だったり、尋常じゃない規制改革会議であったり、売国的
お手盛りの経済再生諮問会議だったりと枚挙に暇がない。

じゃぶじゃぶと市場に金を投入し圧力をかけ、偶然にも米国の好景気
のお陰で円安株高に振れたことをアベノミクスの所産だと嘯く。この
一年の円安の影響で、全ての物価が上がり、株に縁の無い庶民の生活
を逼迫するばかりである。

TPPにしても多国間と言うが実質は、日米FTAそのものであり、米韓FT
Aをみれば結末はおぞましいかぎりである。

消費税増税だって、官僚が好き勝手に使える金を野放しにしておいて、
社会保障費に使うと騙して国民から血税を毟り取る。
集団的自衛権行使にまつわる一連の動きをみていると出来レースあり、
三文芝居や紙芝居ありで、これとて、安倍の病的な趣味に国民が付き
合わされているわけで、立憲主義を理解できない人間に呆れたものだ。
結果として、米国を喜ばせ、財閥達の軍需産業を潤わせ、ゆくゆくは
国民一様に浄財として血を流させるわけだ。

額に汗して働いて対価を得たことがないだろう安倍にしてみれば、労
働者を守る労働基準法は岩盤規制らしく、世界一儲けやすい国づくり
の邪魔らしい。安倍にはセーフテイネットを外され、蟻地獄に滑り落
ちる勤労者の悲惨な結末が想像できないらしい。

これら、安倍がやろうとしていることは、全てが経済政策であって、
全ては、財閥や多国籍企業の利益に資するものでなければならないわ
けで、決して、国民のためのものではない。それでも、安倍が大好き
な多くの国民は、殺されても気づくこともないだろうし、ましてや安
倍が企むまやかし疑うわけがないだろう。

もう金曜日

早くも今日は、金曜日である。とにかく、一週間が過ぎるのが早い。
周りの者に、一週間経つのが早いねと言うと、皆口々に歳のせいだか
らと必ず返してくれる。そう、確かに加齢のせいである。
その理由は以前にも書いたが、復習するとこういうことらしい。

それはどうやら体内時計に起因するらしい。
細胞分裂のタイミングや分化プログラムなどの時間経過は、すべて
タンパク質の分解と合成のサイクルによってコントロールされている。
つまり、タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計の秒針らしい。
そして、もう一つの厳然たる事実は、我々の新陳代謝の速度が加齢
とともに確実に遅くなる。つまり、体内時計がゆっくり回ることに
なるが、我々は、ずっと同じように生きているため、自己の体内時計
の運針が徐々に遅くなっていることに気がつかない。
つまり、年をとると一年が早く過ぎるのは、実際の時間の経過に、
自分の生命の回転速度がついていけないということらしい。
結局は、加齢であり老化が原因ということである。

確かに、加齢よる症状は、様々なところに出る。目、耳の機能低下は
当然のこととして、やっかいなのが脳の機能低下である。とにかく、
物覚えは悪くなる。と言うよりも、もの忘れがひどくなるので、覚
えたつもりが実は覚えていなかったと言うことになる。
それでも、どうでもいいことは、いつまでも覚えている。若い時に赤
っ恥をかいたことなどはいつまで経っても克明に再現できる。
都合のいいことは覚えていて、悪いことはきれいさっぱり忘れること
ができればいいのだが、そうは行かない。そういう忘れるテクニック
があったら学びたいところだ。

加齢や老化はよく口にするが、ニュアンス的に加齢は許せるけれど老
化は許せないみたいなことをいうけれど、本質的には加齢＝老化である。
たまに医者に行くと加齢によるものですからと言われるが、老化現象
ですからと面と向かって言われるよりは許せる気がする。
そんなことを気にする年齢に達したということで、これはありのままを
受けいれるしかないだろう。
何所ぞの官房長官の髪の毛のように、白くてバーコード状態だったのに、
この頃は、黒々とフサフサしているが、それは、自分を欺くどころか、
国民を欺いている由々しき問題である。(笑）

週末したことなど

土曜日は、大豆を蒔くのに備えて若干の有機肥料を撒き耕耘機で
起こした。
午後は、おしどりマコ/ケンの講演を聞きに上田市に行った。彼らは、
毎週、東電の記者会見で原発取材を真剣に行っている数少ないジャ
ーナリストだ。吉本興業所属であるが、仕事が激減にしたにも拘わ
らず、生活を犠牲にしてまでも原発、憲法問題に真剣に取り組んで
いる芸人ではなく、希有なジャーナリストと言っていいだろう。
講演でも、マスメディアでは得られない情報を知ることができたし、
国、東電のイカサマぶりにあらためて怒りを覚えた。
今後も、彼女らには、嫌がらせも大いにあると思うが、真実を発信
するために是非、がんばり続けて欲しい。

日曜日は、大豆を蒔いた。種は、昨年収穫したものを用いた。元は
北海道産なので、収穫もこの辺りののよりも、3週間位早めで夏場に
は、枝豆として、食せるので、あらためて枝豆を作る手間が省ける。
今から冷たいビールと枝豆のコラボが待ち遠しい。

例年どおり、鳩よけに糸を張った、毎年、糸があるのを忘れて、足
で切ってしまうので、今年は、目印にテープ縛り付けた。

　　　　　　　　　　　


ところで、小生は、無農薬、有機農法にある程度拘ってやっていた
つもりだが、今日、無農薬で真剣にやっていること自体、無駄では
ないかと思うことに気付いてしまった。というのも、小生が借りて
いる畑を挟んでリンゴ園があるのだが、凄い勢いでスピードスプレ
ヤーで消毒をしており、霧状のものが飛散し道を隔てた我が農園に
も掛かっていた。小生も急に頭が痛くなり、化学物質過敏症の症状
に近いものを感じた。予め少し離して停めておいた小生の車にも霧
状のものが付着し、拭いてくらいでは落ちないので高圧洗浄でも落
ちなかった。展着剤の威力は凄まじく、リンゴについた薬剤などは、
到底落ちないし、それどころか、我が家の野菜も心配になってきた。
何か防護策を講じなければならない。
何とも皮肉で頭が痛い話である。

　　　　　　　　　

予想どおり

今朝の朝刊各紙を読むと、欺瞞に満ちた記者会見だったらしい
ことが覗える。
本当に彼の場合は、郵政改革の時の小泉同様、病的と言える偏
執さで改憲に拘り、様々な姑息な手段を用いて、ある意味安定
している世の中の乱しにかかっているようにさえ見える。
彼がこれまでやったことと言えば、消費税増税であり、社会保
障の改悪であり、労働者の権利の剥奪であり、もっと言えば国
家の切り売りであり、国民生活にとって、何一つ良かれと思う
ことが無いのが実情ではないだろうか。

今回の集団的自衛権行使容認についても,国民の安全を守るため
と称して、情に訴えたようだが、薄っぺらの彼がすることは、
情などと言う言葉はおよそ似つかわしくなく、別の魂胆が透け
て見える。

昨日の記者会見を見た多くの国民は、何と優しい首相なんだろ
うと見事に騙されるのだろうか。
そこには、用意周到に計算された、国民の騙しテクニックが様
々な場面で効いている。政府は国民を騙すものである。それは、
決して国民の為ではなく、ごく一部の者の利益の為にするもの
である。
騙し、捏造、洗脳の元凶であるＮＨＫをはじめマスメデイアと
は蜜月な関係が築かれており、あれだけの回数の酒食をともに
すれば、仲間としての情が湧くと言うもので、仲間の悪口を書
き立てるマスメデイアなどいるはずもない。こうやって、安倍
王国はこの先、約3年は安泰なのである。


一方、漫画の「美味しんぼ」の鼻血事件は、眠っていた子を起
こされたので癪に触ったのか、官房長官はじめ閣僚が口を揃え
て風評被害だといって、雁屋氏や関係者を声高に人権侵害に値
するような発言を繰り返し火消しに躍起になっている。

これとて、フクイチの爆発事故は収束などしておらず、実態は
全く把握できていない状況を見れば、この事故に注ぎ込まれる
国民の血税は天文的数字となるわけで、アンダーコントロール
などと言って世界を騙してまで東京五輪をするような状態では
ないだろう。

笑ってしまうのが、鼻血をはじめ、健康問題で当時の民主党政
権を追求していた、森まさ子はじめ自民党議員が、立場が逆転
したら、言うことも逆転したことだろう。まあ、政治家というのは、
如何にいい加減なものかがこれを見ればわかるわけで、自己保
身と欺瞞の塊が正装して赤い絨毯の上を歩いているようなもの
だろう。

いずれにしても、安倍が目指す政治は、憲法改悪、ＴＰＰをは
じめ小泉構造改革バージョンアップの売国・壊国・棄民政策で
あり、今後、先が見えている結論に向けて、どんな方法で国民
を騙すのか気が抜けない。

安倍が戦争をつくる

今日は集団的自衛権行使容認の答申が出るのだろう。
これを受けて安倍が嬉々として、日の丸を背にして演
台のメモを見ながら早口で、周辺国の脅威を理由に国
民の安全を守る為に、集団的自衛権行使に向けての作
業を活発化させて行きますとか宣うことは想像に難く
ない。

小生は、彼の顔を見たり声を聞くと一瞬にして体調が崩
れるので、そういう報道には触れないようにするつもり
だが。

立憲主義さえ理解できず、おそらく日本国憲法を読んだ
こともない連中がよってたかり、茶飲み話よろしく、書
き上げた作文を根拠に憲法をねじ曲げ、多くの人の血が
流されるのは許させるものではない。まさに狂気の沙汰
である。

おそらく、益々、防衛産業にも、予算が付けられ、財閥
企業にしてみたら、莫大な利益が約束されたようなもの
である。

国民は、このバカ騒ぎに翻弄されているけれど、安倍政
権になってから少しは、暮らしぶりが良くなったのか。
決してそうではないだろう、税金、保険料をはじめ、公
共料金の相次ぐ値上げ、ガソリン、灯油代だって、昨年
と比べ、1リットル当たり20円も値上がりして、相当に可
処分所得が減っているのに、痛痒を感じないらしく、安
倍政権の支持率が６０%を維持しているのだから、何だか
な～という感じだ。どこまでも、虐げられることが好き
な国民だ。頸に匕首を突きつけられてから気付いたので
遅いというのに。


ところで、明るい話題があった、地元ゆかりの真田幸村を
主人公にした大河ドラマが決定したとのことで、再来年の
こととは言え、少しうきうきする話ではある。
大河ドラマはこのところ低迷しているらしいので、三谷幸
喜氏には、愉しいドラマを作ってもらいたいものだ。