経済が全てに優先するのか

相変わらず、舌足らずどころか、全てにおいて寸足らずで幼稚な
政治屋アベによる政治が、順風雨満帆のようで一見全てにおいて
上手くまわっているようである。
なによりも、米国の息がかかった公告代理店からの公告費で飼い
慣らされたマスメデイアによる雰囲気作りが相当に功を奏している。
今は、人でも殺さない限り彼らの言動に対する責任の矛先など向く
はずもない。

世論調査によるとアベの経済政策を支持する人が7割近くいて、
ＴＰＰ参加に賛成する人も６割を越えているらしい。
連日、円安だ、株価が上昇したと騒がれると普段全くと言って良い
ほど経済に関することに興味が無い人でも、何か世の中が良い方向
に向かう兆しがあるように錯覚を起こしてしまい、まるでアベの存在
どころか彼を取り巻くものの全てを肯定するようになってしまってい
るのだろう。流されやすい国民の特性がみごとに発揮されている。

経済本来の目的は、国民の幸福と生存のためのツールであったはずが、
市場原理主義が台頭してきたあたりから、金儲けが全てであり,そのため
には全てのものに経済活動が優先する世界が構築されてしまった。

社員の年収は１００万円でも仕方がないなどと言い出す経営者の論調に
同意する者も労働者サイドに居そうだから何をか言わんやである。
挙げ句に、利益を上げる為には、社員が鬱になっても仕方がないと言い
放つ。しかし、今時、生活保護者の受給額でも、１００万円を越えてい
るのに、彼には社員の生活が見えないらしい。まるで、社員は使い捨て
の部品の様である。それは、彼が世界中の店舗で売っている、軽薄短小
で物の価値が見いだせない品物と同じである。

昭和の終わり頃までは、経営者の役割は、社員を幸福にすることであった
はずだ。
１人の社員の後ろには何人もの家族がいて、その家族の幸福の為に働く
お父さんをサポートするのが社長の役割であったはずだ。兎に角、株価
優先、株主優先で社員は二の次である。社員の幸福を考えない企業に未来
などない。


名残雪　いっそ花など　散らしてしまえ（粗茶）

またまた大雪

今年の春の足踏み状態には、いい加減うんざりしている。
「信用ならない営業マンかお前は」などと天に向かって毒
づいてみても虚しい。天気ばかりは。

4月に入って2度目の大雪である。10cm以上は積もった感
がある。車のタイヤは既に夏用なので、昼近くに恐る恐
る乗り出したが、道には殆んど無く、残っていてもシャ
ーベット情なので滑る心配はなかった。
地元の気象台によると、この時期の積雪は記録的だそうだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭の大雪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　畑の雪霜除けトンネルが潰れそう



世相が、重くて暗い雲が立ち込めているというのに、天気
ぐらいは心和ませる暖かい春を期待したいものだ

鼻炎がひどいことになっている

このところ、一日おきぐらいで、クシャミ、鼻水がひどくて、
大変なことになっている。
昨年までは、気圧の変化や季節の変わり目に突発的に症状が
ひどい時もあったがなぜか、今年は連日のように鼻炎の症状が
襲って来る。止めどもなく襲ってくるクシャミと鼻水にテイッ
シュを脇に置いての仕事では集中力は完全に無くなり、意識も
朦朧状態に近い。どうやら新たなアレルギーを背負い込んだみ
たいだ。
原因は分からない、今まで花粉と言えば、秋のブタクサ、キク類
とハウスダスト等にはひどく、春の杉花粉には、さほど反応しな
かったけれど、これで一年中の花粉に反応するようになってしま
った。

普段は、なるべく飲まないようにしているが、症状が本当にひど
くて我慢できない時は、鼻炎用の薬を飲む。さほど眠くならなく
て済むので、サトーのストナリニを昔から使っており運転中に眠
くなったことも無い。

根本的に治癒することは難しいのだろうけれど、基本的には体質
改善しか無いのかと思う。普段の食事は無添加のものにしているが、
やはり、たまに出張などで外食をした時や、やむを得ずコンビニの
ものなどを摂った翌日などは特に酷いような気がする。

何れにしても、テイッシュを抱えたハクション大魔王の生活が暫く
続きそうである。

今週の農作業

この週末は、先週に続いて本格的な農作業となり、野菜の植え付けなどを行った。
苗を植えた物は、
・ 下仁田ネギを200本、松本1本ネギを100本
・ ブロッコリー12本
・ キャベツ10本
・ レタス10本
・ 里芋18個

蒔いた種はニンジン、ほうれん草である。

次週は、連休に植えようと考えている、野菜の床作りでもと考えている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ネギ約300本


　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　苗の植え付け霜除け兼虫除けネット


　　　　　　　　　　　　　　　　

まさに現代の不平等条約

できレースが着々と進み、米にTPP交渉参加を認めて
もらったらしい。
官僚が、民主党政権時代から、ストーリーどおり粛々
と進めて来た成果だろうけれど。
この時点で高い参加料を支払った。
全て、米の言いなりで、とても交渉などと呼べる代物
では無い。
初端からこれでは、ネゴの能力など無きに等しい。
言って見れば、ＴＰＰは、多国籍企業の力づくによる
他国の冨の収奪ルールであって、換言すれば、日米構造
協議の総仕上げとでも言うべき米の日本に対する一方的
な支配ルールに他ならない。

マスメディアは、此処まで来たら国民に正直に伝えた方が
良い。ＩＳＤＳ条項やラチェット条項などを殆んどの国民
が知らされていないのだから。
貿易が盛んになって景気が良くなるとか輸入品が安く買え
る程度の知識に過ぎないのだから。

米が狙っているのは、かんぽや共済などの郵政マネーと更
には日本の農業を弱体化させたうえでのＪＡマネーである
ことは明らかだろう。
そして、何より、この国が有史以来
営々と築き上げて来た文化や風土、更には国民性までも破
壊されようとしているのだ。
　　
今も、手の施しようが無い有様の福島第一原発を抱え、復興
は遅々として進まないのに復興マフィア達による復興マネー
の雲散霧消などなど、国内には真剣に取り組まなければなら
ない問題は山積しているのに、悲しいかなこの国の国民は、
愚かな指導者を再び頼り、身も心も差し出し、子や孫に壮絶
なツケを回そうとしている。これを本当の愚民と呼ぶのでは
ないか。

以前に動画サイトで観たミシシッピ川を渡る蛇にピラニアが
群がり、蛇は殆んど骨の状態になっているのを知ってか知ら
ずか向こう岸を目指して泳いでいる蛇とこの国と国民に重ね
てしまう。
まさに、あの恐ろしい光景が生身の人間で再現されようとし
ている。