“野合”何となく隠微な言葉だ。
使う者の都合でどうにでもなる言葉ではある。
デジタル大辞典によれば、野合は
1.正式の手続きによらず、夫婦になること。
2.共通するものもないばらばらの集団が、まとまりなく集まること。
ここで、夫婦と集団が同意語で使われるというのもおもしろい。
今回の民主党と維新の党の合流に際して、当然のことながら自民党など
は野合だと御用メデイアを使って喧伝している。選挙のための合流と言
うならば、集票マシーンの宗教団体票欲しさに政教分離の観点からみて
問題がありそうな公明党と連立を組んでいることに大義は見いだせない。
片や票が欲しい、片や与党でいたいという極めて不純ではないのか。
今回の民主党と維新の党の合流は、国民の声を一切聞かない安倍政治に
危機感を持った野党が一緒になることは大義がある。したがって共通す
るものはある。
一方、合流する二党の思惑はいろいろあるだろうけれど、真剣に無党派
層の受け皿になるのかが問題だ。戦争法案廃案のために国民連合政府の
樹立を提案した共産党の志位氏の真剣度、また最近の共産党の真剣度に
比較して、あまりにも動きが遅く、中身も見えてこない。
仮に4月に衆参ダブル選挙を仕掛けられたら、民主、維新など壊滅状態に
なることは目に見えている。野党5党が結束して“I am not abe、安倍
政治を許さない”などの反安倍政治の幅広い受け皿にならないと、かつ
ての岡田民主党の時のキャッチフレーズのような“日本をあきらめない”
などと頓珍漢のことを言ってると日本は戦後70年目で破局的な事態を迎
えることになる。
使う者の都合でどうにでもなる言葉ではある。
デジタル大辞典によれば、野合は
1.正式の手続きによらず、夫婦になること。
2.共通するものもないばらばらの集団が、まとまりなく集まること。
ここで、夫婦と集団が同意語で使われるというのもおもしろい。
今回の民主党と維新の党の合流に際して、当然のことながら自民党など
は野合だと御用メデイアを使って喧伝している。選挙のための合流と言
うならば、集票マシーンの宗教団体票欲しさに政教分離の観点からみて
問題がありそうな公明党と連立を組んでいることに大義は見いだせない。
片や票が欲しい、片や与党でいたいという極めて不純ではないのか。
今回の民主党と維新の党の合流は、国民の声を一切聞かない安倍政治に
危機感を持った野党が一緒になることは大義がある。したがって共通す
るものはある。
一方、合流する二党の思惑はいろいろあるだろうけれど、真剣に無党派
層の受け皿になるのかが問題だ。戦争法案廃案のために国民連合政府の
樹立を提案した共産党の志位氏の真剣度、また最近の共産党の真剣度に
比較して、あまりにも動きが遅く、中身も見えてこない。
仮に4月に衆参ダブル選挙を仕掛けられたら、民主、維新など壊滅状態に
なることは目に見えている。野党5党が結束して“I am not abe、安倍
政治を許さない”などの反安倍政治の幅広い受け皿にならないと、かつ
ての岡田民主党の時のキャッチフレーズのような“日本をあきらめない”
などと頓珍漢のことを言ってると日本は戦後70年目で破局的な事態を迎
えることになる。