座して壊れるを眺めるだけか

相変わらず、浮き世では株価の高下に一喜一憂しているようである。
株価が上がったから、円が安くなったからと言って、真っ当に生きて
いる者にとっては何も変わることもない。ただ、一日を家族と共に、
お天道様や自然の恵みに感謝しつつ生きるだけである。


金は無いよりあった方が良いに決まっている。しかし、この世界に蔓延
している市場原理主義が基本にあるカネの為なら何をしても良いという
およそ餓鬼のごとき人間達を見ていると反吐が出る。

大義があると言っては戦争を仕掛け、全てを破壊し尽くし、占領支配し、
資源を略奪し、自国の企業を復興ビジネスにありつかせるやり方は、中
世から続く常套手段である。これにより、非占領国の国民は、地獄の生活
をおくることになる。
カネの為なら、相手国の歴史、文化、風土など一切関係なく破壊しつくす。
これは、ＴＰＰに似ている。企業の代わりに経済戦争の先鞭をつけ、レー
ルを敷く役目を国が果たしているのだ。

この国も、民主党の稚拙な政治で自滅した結果、09年の惨敗選挙と同程
度の得票数でも２／３の勢力を棚ぼたで獲得してしまった。
挙げ句、極右の政権が誕生してしまった。
補完勢力である維新、みんななどの市場原理主義が根底にある政党が力を
付けてしまったことは、残念である。

マスメデイアは、完全に権力のプロパガンダの役割に徹しており、対米隷属
政党の広報機関で生きることに活路を見いだしたようである。軽減税率があ
るものだから、忖度の効いた良い仕事をしている。だから、今の自民党は殺
人でもしないかぎりスキャンダルは一切、報道されないという厚遇ぶりである。

小泉改革で国が滅茶苦茶になったころ、国家の品格という書籍がベストセラ
ーになったが、まさに、国政も、地方政治も下品な輩がトップとなって舵取
りをしているわけだが、これも在日韓国人らに対するヘイトスピーチにみら
れるように下品な国民には相応しい指導者だと得心するしかないのか。

ところで、最期の頼みの小沢氏は、この夏の選挙の敗北は計算済みで次の衆院
選に向けて動いているらしい。なにしろ、既得権益者の司法官僚とマスメデイ
アは結託して、彼の人格破壊を徹底的にしたので、彼が再び世間から認知され
る日が来るのか、些か不安ではある。

とにかく、このままでは、座してこの国の崩壊を眺めているしかない状況である。

週末の社会勉強

日曜日は、朝5時に家を出て、一度行ってみたかった新潟県の
村上市に向かった。
元来、車の運転は、長時間運転してもさほど苦にならない方な
ので、気ままな一人旅を楽しんだ。気が向いたらＳＡやＰＡに
入り、土地の物を見たり食したりするのはドライブの楽しみの
一つである。

村上市は、鮭が有名で、特に“味匠喜っ川”が以前から気になっ
ていたので、行ってみた。昔は造り酒屋だったという店内の天井
に千匹以上の鮭が吊されている様は壮観であった。最盛期には三
千匹以上は吊されているとのこと。店員さんに謂われや製造過程
や苦労話などもろもろのお話を聞くことができたのは有意義であ
った。今や有名人となった社長さんにはお目にかかることはでき
なかったが、食したかった鮭の酒びたしや生ハム等を数点購入し
た。
ここの専務さんも町おこしの先頭に立って頑張っておられるとの
こと、町中を散歩するとその一端が伺い知ることができた。是非
頑張って欲しいものだと思った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

そこで、肴は求めたので、これに合う酒が欲しいと店員さんに訊
ねたらこの店の宗家が酒屋を営んでいるとのことで、そこで地酒
を入手することにした。その店も元は、造り酒屋だったいう間も
なく築200年という重厚な建物で鮭、酒、政治の話などついつい話
し込んでしまった。
買い求めたのは“〆張り鶴”という純米吟醸でスッキリした味わ
いで吟醸酒でも飽きが来ない味わいの酒で、小生好みである。

以前から望んでいた物を手に入れ、喜び勇んで帰宅し、夕餉には、
往復６２０ｋｍの程よい旅の疲れを酒と肴で癒やしたのは言うま
でもない。

本日の農作業など

本日は、朝ドラのあまちゃんを見終わらないうちに家を出て畑に向かった。
このところ、まともに雨が降っていないので野菜に水やりをした。
苗を植えた位置が点在しているので10Lのジョウロをもって畑の中を右往左往
するのは結構な力である。
潅水を終了後、大豆を蒔いた。種は、昨年採れたものを使った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳩避けに糸を張った

二週間ほど前に蒔いた落花生が、健気にも土を跳ね除けて早くも芽を出して
いた。
昨年は、種を蒔いてから、なかなか芽が出なかったけれど、今年は、このとこ
ろの高温のせいか早い気がする。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


午後は、信州国際音楽村で行われる、市民アンサンブルの発表会に行った。
美しい人達が奏でるアンサンブルで癒された。開演前の待ち時間にロビーにある
カフェで飲んだコーヒーも美味かった。ここのカフェは、見晴らしも良くて最高
の場所にある。
今度、隠れ家で使わせてもらおう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カフェ前からの眺望

今朝の朝飯前仕事

今朝は、5時から畑仕事をした。
野菜の水やり、ジャガイモの除草、親戚から貰ったミントの
植え付けなどをした。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　だいぶ成長したジャガイモ

とにかく、朝日を浴びながらの早朝の畑仕事は快適である。
気温も丁度良いし、近くの団地からは、お弁当のおかずだろ
うか、甘い卵焼きの匂いがそこはかとなく漂い、また、姿は
見えないけれど野鳥のさえずりも聞こえてきて、これから一
日が始まるというエネルギーが感じられる。
それに、こんな珍客にもお目にかかれる。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　でんでん虫

我が家の畑は、肥料や殺虫剤、除草剤などの一切の化学物質
は、使用していないので、虫や微生物たちにとっては、住みやす
いのかも知れない。

今週の農作業

快晴のまさに農作業日和の土曜日、畑仕事を堪能した。
草取り、ジャガイモの芽かき、水やり等で気持ち良い
疲労を覚え、夜の久しぶりの晩酌では心地良く酔えた。

作業の中でも特に頑張ったのは、物置の移動である。
物置と言ってもサイクルハウスを利用したものである
が、これが結構な物が入る。耕運機、肥料類、マルチ、
寒
冷
紗、鍬類等、まるでドラえもんのどこでもドア並みで
ある。
以前は、畑の隅にあったが、何かと不便なので、畑の
中
央に移動した。中身を全て出して、アンカー類を抜い
てか
らの移動なので、結構、手間取ったが、移動してみる
とや
はり便利で、もっと早くやれば良かったと反省。
でも、ここに、男の隠れ家を作りたいのだが、借地な
ので、さすがに駄目だろうけれど。


　　　　　　　　　　　
畑の隅にあるものを⇒　　　　　中央に　　　　　　　　移動完了