半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

晩節を汚す

2012年10月29日 18時11分13秒 | 日記
例の都知事が知事職を放り出して、今度は国政で注目を浴び
たいらしい。
相も変わらず、喧しくて世の中を騒動に巻き込むのが好きな
ご老人である。
書くことが見つかったマスコミは大はしゃぎの持ち上げようで
立ちあがれだやれ維新などと、空騒ぎでほとんどこの辺りは病的
なものではないだろうか。


自分ほどに優れた人間はおらず、何でもできると自信過剰で、
己のやることなすことの全てが正しいものと思い込む傲慢さは
自省もできない幼稚で憐れな御仁である。
自らの言動に対して冷静に客観的に見つめ問い直すことなど
できないのだから自省など出来ようが無い。
なにしろ、物事がうまく行かないのは、すべて世のシステム
であり、官僚組織のせいにしてはばからないのだから。

ところで、この人は知事の時代の10余年の長きに亙り、何を
したのだろうか。
大都市東京の税収の多さの上に胡座をかいて、傍若無人な言動
は数知れない。
福祉予算を削る一方で、無駄遣いの極みとも言えるのが都民の
ほとんどが望んではいない五輪招致に莫大な税金を注ぎ込み続け
選挙対策でぶち上げ、立ち上げた新銀行業も瞬く間に赤字に転落
し、その後の責任を誰がとったのか不明である。
公私混同の所業の数々は枚挙にいとまがなく目眩がするほどだ。

不満が鬱積している層が溜飲を下げるような物言いで、注目を
集め知名度だけで都知事になったのだろう。
彼のような横暴な人間を都政のトップに据えたのは、他ならぬ都民
であり、この責任は重い。これは、大都市大阪にも言える。

老い先短い彼がやり残したことは、主に憲法廃棄であり、官僚組織
の改革らしい。官僚組織改革について言えば、都知事に時代に大東
京都にも存在する官僚組織の改革を試みたのだろうか。加えて天下
り改革に手を付けたのだろうか。

彼が東の雄だとすれば、西の雄は弁護士あがりのお騒がせ大阪市長で
あるが、この二人が国政で手を携え合うこともあるらしい。
想像しただけで、背筋が寒くなる思いがする。
恐らく、電通の意を受けたテレビ、新聞などの大マスコミのキャンペーン
によって、だまされる国民も少なからずいると思う。

想像するに、彼が思いつきでやろうとしている国政など何一つ上手く
ゆかずに例によって人のせいにして途中で放り出すのが関の山だろう。

考えたらタイトルの晩節を汚すという言葉はこの老人には当てはまら
ない。何故なら何ひとつ功績が見あたらず晩節を汚しようがないのだから。



躓きて急ぐ家路に流れ星(粗茶)


今週の農作業

2012年10月28日 08時24分47秒 | 日記
久しぶりの農作業をした。
このところの地区行事などで、畑に行く機会もなくて、文字通り、
放置農園になってしまい。雑草が蔓延り、この種が散ったら来年
の草取りも大変になると思い耕運機で、雑草を掻き回したが果た
して枯れてくれるだろうか。


玉ねぎの苗の植え付けの時期で、近所のJAで苗を買い求め、
床作りをして植え付けをした。
元肥に鶏糞をたっぷり入れて耕運機でかきまわし、均した後に
玉ねぎ用のマルチ(初めから15センチ間隔で穴が開いている)
をして苗を植えた。
約280本植えたけれど、凍上などで枯れてしまうものもあるので、
このうち、物になるのは、250本くらいのものだろうか。
何とか、この冬を生き抜いてくれと願いつつ来年へ継なぐ小さな
命のを植えた。


            
           玉ねぎ植え付け約280本

こんな夢をみた

2012年10月23日 08時42分41秒 | 日記
最近は、見た夢を鮮明に覚えていることが多い。
歳のせいなのか夢の途中で目覚めることも多く
よほど思い詰めていたのか目覚めた時に大きな
息を一つ吐く。

見た夢で特に印象的だったのは、卒業以来会って
いない友人が夢の中に出てきたことだ。
10年以上も前に亡くなった会社の同僚も夢の中に
出てきて一緒に楽しく仕事をした。
夢とは、まことに不思議な現象(心象)である。

見た夢を上げればきりが無い。
夢の中で難しい計算式を解いて仕事の答えを出した
こともあった。
そう言えば、夢の中で夢を見ていることもあって
夢の中で、目が覚めて夢で良かったと安堵したこと
も数知れずある。

特に衝撃的だったのは、多感な中学生頃に体験した
夢精だろうか。何とも言えない気持ちを初めて味わ
ったが、それを夢精と呼ぶことを知った時には、
なんて意味深長な言葉だろうと思った。


一方、現実の世では、見たくもない悪夢ばかり見せ
られ辟易しているが、いつまでこの夢を見せ続けら
れるのだろうか。
少女なら、白馬に乗った王子様が現れるのを夢みる
ところだろうが、いい年をした大人でも、八方ふさ
がりの白日夢から覚ませてくれる救世主の出現を頼
みたいところだが、どう見てもこればかりは、金縛
りを自分で解いていくしかない。


金木犀 甘き香りに 身を委ね(抹茶)

今週の農作業

2012年10月15日 08時45分54秒 | 日記
この週末は、実家の脱穀(稲こき)の手伝いに行った。
八時半頃に始めて、2時頃には、稲藁、はぜ掛け用の棒や
三脚も全て片付けて、近くの温泉施設で汗を流し、酒と肴
を買って帰り、親子三人で慰労会をやって疲れを癒やした。

物心ついた頃の稲こきというと、足踏みの脱穀機だったよう
に記憶している。
そのうちに、発動機と脱穀機をベルトで繋ぎ、ベルトを発動
機で回して、脱穀機のドラムを回転させるようになって格段
に効率が上がったようだった。
その後の、機械化は目覚ましいものがあり、昔は、何日も水田
に通ったものだったけれど、今は、農家の水田にいる時間は、
本当に短い。


日曜日は、我が放置農園の落花生の一部を収穫してみたが十分
に成長しており、こちらも実りの秋にふさわしく楽しみが増えた。
我が家では、落花生は炒ることはせずに殻のままゆでてから殻を
剥いていただく。これが実は柔らかく、非常に美味で、食べ出し
たら止まらない。

              



昨年初めて作ったが、少量だったので、気前が良い妻が隣近所
にほとんどあげてしまい。いささか、物足りなかったので、
今年は昨年の倍以上作ったので、今年はご近所共々、十分に
堪能できると思う。
              
        

あなたまかせでいいのか。

2012年10月03日 17時51分37秒 | 日記
政党支持率が大幅に老舗の自民党が、新参の民主党を大幅に
リードしたらしい。
これは、民主党の体たらくに加えて、きな臭い尖閣問題に
ついて出来るか出来ないかは別として、威勢の良い物言いが
ガス抜きならぬ溜飲を下げてくれそうな行動に繋がるかも知れ
ないという、理由で安倍自民党を選択したらしい。固定電話に
出て、ご丁寧に対応された、1000人ほどの人々は。

想像するに、民主党が駄目だから自民党みたいな、いつもながら
に、昼飯をまるで味噌ラーメンにするか塩ラーメンを選ぶか如く、
深く考えないあなた任せの人々を代表した気持ちが反映されたの
だろうと思う。

しかし、考えてみると国民は、やはり国家の存在からみれば奴隷に
等しき存在だとつくづく思う。
国民の権利と言ってみたとろで、選挙の投票行動のみで、良かれと
思い投票し、政権交代の喜びも束の間で、手のひらを返したような
政治で4年間も虐げられるのだから。これは、詐欺以外の何物でも
無く、それでも抗うこともなく、あきらめて、せっせと納税だけは
するのだから。まさに、これは、国家による人権蹂躙ではないのか。


国民は、本当にあの忌まわしき政治に対して何も反省が見られない
自民党や教育に競争原理の導入やTPP導入等、戦争ができる国など
を政策の柱にすえている、海のものとも山のものとも分からない維新
の会などを選択しようとしているのだろうか。
マスコミが煽る話題性だけで、自分の4年間の生活の拠り所を選んで
しまっていいのだろうか。

今度こそは、空気などに惑わさずに、自分の頭で考えてみてもいいの
ではないか。
などとまたまた、愚痴ってみた。