半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

けなげだな

2012年08月31日 09時54分21秒 | 日記
大根の種を播いてから4日で芽が出た。
何ともけなげで可愛い姿ではないか。
あの炎天下の焦げるような炎熱を浴びても
見事に生まれてきた新しいいのち。
見る度に自然の力の神秘をいつも感じる。
まだ、全部が出揃っていないけれど、そのうち
もっと青々した姿に変わっていくだろう。

まだまだ、水やり、間引き、草取りと世話は
続きますが、育てたように育ちます。
        
        (播いた直後)

        
        (4日で発芽した)

今朝の朝飯前しごと

2012年08月29日 08時07分12秒 | 日記
相変わらずの干ばつ状態である。
今朝も5時半に畑に行き、先日播いた大根と白菜の灌水を
した。
日中の35度を超える熱気で、朝たっぷり撒いた水も夕方に
は、土の表面はサラサラに乾いた状態になってしまう。
恐らく土の表面を湿潤状態にしておかないと、発芽はしな
いだろうから、とにかく発芽するまでは足繁く畑に通う
つもりでいる。
   
              
           撒水後の大根の畝  


こういう干ばつの時に威力を発揮するのが灌水施設である。
日本の土地改良事業は進んでおり、特に寡雨地帯である当地
は、いたるところに灌水や給水施設があるので助かる。
多分、大規模経営である米国や豪州では、ここまではできまい。
それに、いくらモンサント社でも水の要らない種は作れまい。(笑)

そう言う意味では、日本の農業は進んでいると思う。小規模面積
から少しでも収量を増やし良質のものを作ろうと考えに基づく
考え方によるものであろう。多少の干ばつなどものともしない。
やはり、TPPなどと言う、米国のための市場システムに乗らずに
自国の食糧を賄えるぐらいの自給率にするように農業政策の転換を
図るべきだろう。
決して、米国は、日本の食糧保障などは眼中にないはずだ。
トモダチなどと言うマヤカシに誑かされてはいけない。
   
             
           我が家の給水栓
             (命の水)

  

週末の農作業2

2012年08月27日 09時26分21秒 | 日記
相変わらず炎暑は続き、天からは一滴の恵みもない。
まさに灼熱地獄とはこのことか。
作物にとっては受難の季節の変わり目である。
この暑さと小雨は、9月2週目ぐらいまで続くらしい。

この週末は、二日かけて、例年のとおり大根と白菜の
植え付けの準備をし、白菜約60本の苗の植え付け、
大根は耐病総太りと信州支那青首大根の種を蒔いた。

例年なら、タイミング良く雨が降ろうというものだが
今年は、とても恵みの雨など望むべくなく毎日灌水しな
いと、発芽はしない。
幸い我が家の放置農園の傍まで畑地かんがい用の配管
があるので給水栓を開くと好きなだけ水を使えるのは、この
時期はとてもありがたいことである。

とにかく、越冬用の我が家の食卓を賑わす貴重な食糧なの
で大切に生み育てなければならない。


              
           (白菜の植え付け)

ジャーナリストの死に思うこと

2012年08月22日 11時43分08秒 | 日記
ジャーナリストの山本美佳さんの存在を知ったのは
恥ずかしながら亡くなったというニュースからである。
普段、何気なく見ている映像や記事は危険をも顧みず
取材活動を続ける彼女たちによりもたらされるもので
あることもまた改めて気づかされた。

生前の彼女の言葉に「をありのままに伝えることで、
戦争や紛争の早期解決に繋がり、規模の拡大を防ぐこと
になる」と語っていたが、まさに今起きている真実をあ
りのままに伝えることが世界中の人々の心を突き動かす
ことになるのだろう。

情報の受け手の我々も彼女たちが提供してくれる情報
を真摯に受け止め、今起こっている事に対して自らの
頭で考え、その背景について思いを巡らせてみること
も大切なような気がする。

常に弱い者の立場に立ち真実を伝えることで、世界平和
を希求し続けた本物のジャーナリスト山本美佳さんのご
冥福をお祈りしたい。


追記
冷房の効いた部屋で、背広、ネクタイ姿で権力者から提
供される情報を権力者に気を使いながら記事を書く大手
マスメデイアの記者(奇者)達には彼女の爪の垢でも飲
めと言いたい。

そもそも論では解決はしない。

2012年08月19日 22時43分14秒 | 日記
日本海国境付近が何やら騒がしい。
竹島や尖閣諸島の問題が首をもたげてきた。
韓国や中国が言っているそもそも論には一理あるかも知れない。
でも、それだけの話であってこの問題の解決にはならない。
確かに地勢的に見れば韓国や香港の人が叫んでいる意味は分かる。
それが理不尽にも占領されてしまったと言うことも。
その時代に応じたバックグラウンドがあるだろう。
それを何時の時代まで遡れば良いのだろうか。
韓国でさえも元をただせば中国のものであったではないか。
その中国でさえ素性が分からないではないのか。
それを言うなら琉球国、アメリカインデイアン、アイヌなどは
どうすれば良いと言うのか。
それを何時の時代まで遡れば良いのだろうか。

ここで、声高に叫びナショナリズムを喚起したところで解決に
繋がるとは思えない。

この問題は、おそらく力ずくに頼らなければ解決には繋がらない
だろう。
ましてや、国際司法裁判所で一定の解決を見たとこところで怨念
を残すだけで抜本的な解決には繋がらないかも知れない。
やはりこの問題は先人が示したように棚上げするしか解決の糸口は
ないような気がする。

何より欲が絡む資源の問題も共同で開発したら良いのではないだろうか。
地球より重い人の命を地球の欠片である資源を確保する為に落とす前に
馬鹿げた意地の張り合いは止めたらどうだ。