半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

消費税増税に思うこと

2012年03月31日 06時18分32秒 | 日記
消費税増税が閣議決定されたらしい。
以前にも書いたかも知れないが、民主党の政権交代時の国民の期待は
こんなことでは無かった筈。

この私とて、消費税増税はいずれはしなければならないと思っている。
しかし、今はその時期ではないということだ。

政権交代が叶った時は、明治以来のこの国の形が根本から変わると大い
に期待したものだ。

多くの国民は、まるでおとなしい家畜のように税金を搾取されること
が当たり前のように飼い慣らされ、そしてその税金の使い方や再配分
のおかしさにさえ気付かない。否、気付いていても声をあげない。
しかし、その国の統治機構の異常さを糾す千載一遇のチャンスが政権
交代だったはずだ。

我が国は三権分立で国の機構ができていると昔、教科書で学んだ。
しかし、それは本当の話だろうか。
立法府、行政府、司法府で独立した権限をもっているはずだが、今の
国の統治機構は行政府および司法府にいる官僚によって成っているので
ないのか。
 
法律は、立法府である国会議員により作られているはずであるが、実際は
官僚が自分たちの都合の良いように作り、それを国会があたかも自分達が
つくったかのように振舞っているだけなのが実情である。
一方、司法と言えば、時の政権と手を組み国策捜査を行い、自分達の既得
権を冒そうとしそうな政治家を会期中であろうが逮捕し、政治生命を葬り
去ろうとする。ましてや、有罪率99パーセントの異常さを見れば真っ当な
裁判が行われているはずもない。

つまり、この国は明治以来の官僚支配は未だに続いているということである。
そして、更にそれを狡猾に利用しているのが未だに続く米国による占領体制
である。
挙句にジャーナリスト精神の欠片も無いマスメディアが加担しているのは、
言うまでも無い。

何よりも、今の官僚による統治機構を国民主権の代表者である国会議員による
政治主導に変えることが今やらなけれならない喫緊の課題である。

ましてや、『政治主導などと言うべきでは無かった』などと言う政治家には即刻
退場願うのは当然の話だ

春がきた?

2012年03月30日 07時50分40秒 | 日記
とおりあえず、年度内工期の業務の完了検査は、全て昨日で終了した。
多少の問題はあったものの皆、それぞれの立場で全力を尽くして業務に
あたってくれたことに感謝。

信州では、花の便りは一向に聞こえて来ないので、春はまだまだ先の感
じがするが、取りあえず仕事からのストレスが解消される分だけ春に近
づいた気がしないでもない。

とにかく、この三月は休日も取れなかったので、家のこと、両親のこと、
畑のこと等、何もできなかったので、この週末は、予定を立てて、これ
まで出来なかったことをこなしたいと思う。

畑といえば、昨年は4月の10日に5Kgのじゃがいもを蒔いたけれど、昨年
並とすれば、今年は4月8日頃に蒔くための準備もしなければならない。

あれやこれやと気忙しくなるけれど、陽気につられて、気持ちも軽くなり
、少しは余裕が出てくるので、様々なことを愉しんでやって行こうと思う
今日この頃である。

光りの春

2012年03月22日 08時20分33秒 | 日記
まさに、春は名のみの風の寒さやである。
このところ吹く強い風には、春への望みが萎える程の冷たさを感じる。

特に仮設住宅に暮らす方々にとっては、冬は短い方が良いに決まっている。
暖房の燃料代もばかにならないし、何よりも部屋の中に閉じこもりがちで、
心身ともに良いことはない。

昨日も今日もは竣工検査である、本日も終日検査室で缶詰状態で、受験
しなければならない。

この、仕事は検査済めば春遠からじである。否、春は検査後にやって来るである。

このところの浅間山も強風で、雲一つ無かった。
もう、ひとがんばりである。
春よ来い。

多忙を極まれり

2012年03月17日 08時03分32秒 | 日記
職業柄、毎年この時期は、工期に追われる。
業務の成果を仕上げるのに汲々とする。
今月は、休日無しでやらないと、間に合わない。

連日、深夜の帰宅も多い。
当然のことながら生活も不規則となる。

竣工検査も連日のようにある。
部下も先月末あたりから2時、3時頃まで頑張ってくれている。
とにかく、あと十日ほどの勝負、何とか頑張って欲しい。

昔、サラリーマン川柳にこんなのがあったな。
「無理させて無理をするなと無理を言い」

4月になれば、畑仕事も待っている。
愉しいことを想像して頑張ってみよう!

被災から一年をむかえて

2012年03月10日 22時35分41秒 | 日記
あのいまわしき大地の揺れから、早くも一年が経とうとしている。
あらためて、あの震災によって命を落された方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

人生に理不尽があるとすれば、これ程の理不尽があるだろうか。
それぞれが、慎ましく家族と日々の暮らしをおくり、皆、精一杯生きていたはずだ。

人間は、地球という大地の営みの中で生かされているとは、頭では分っていたはず
だけれど自然の営みと言うのは、あまりにも性急でむごいではないか。

昨年の震災直後に、怒りと落胆の中で書いた詩が出て来たので、ここに載せておく。


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「波よ大地よ」

波よ、一体、お前は何をしたのだ。

自分がしたことがわかっているのか

大地よ、一体、お前は何をしたのだ。

自分がしたことがわかっているのか。

お前達は何をしたかったのだ。

何を伝えたかったのだ。

そこまでして、伝えるものがあったのか。

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私が尊敬する地震学者の石橋克彦氏が、著書の中で次のようなことを述べていた。
『震災とは、人間の文明社会と大自然の間に日常的に存在する矛盾の劇的な噴出
にほかならない』

我々人間は、まさに地球、延いては宇宙の営みの中で共に暮らし、生かされている
存在なのだと思う。
そうは言っても、個々の人間にしてみれば、普段の何気ない家族とのやりとりの中
に本当は、ささやかどころか大きな幸せがあることに気づき、そのことに感謝する
優しい気持ちで日々をおくれたらいいと思う。

そして余計なことだが、何よりもあの大震災を天罰などと言い放ち、人の痛みに思
いが至らぬ傲慢な人間が政治的リーダーとして存在する不幸を一人でも多くの人に
早く気付いて欲しいとおもう。

震災から一年をむかえて、今は安寧な生活をおくる立場にいる自分にできることは、
遅々として進まない復旧・復興に対して非難の声をあげて、被災者の方々が、一日
でも早く普通の日々の暮らしが戻るように自分のこととして、心に留め置くことが大
切だろうと思う。