半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

本日したこと

2013年11月30日 22時18分26秒 | 日記
生来の筆不精で、更新が滞ってしまい訪問して下さる方には、
大変に申し訳なく思う。
毎日、更新しているブロガーのその気力、意欲には唯々感服
するのみである。

小春日和の土曜日、久しぶりにいろんなことができた。
先ず、玉ねぎの根の凍上防止に、自動精米機(所)から籾殻を
貰ってきて、玉ねぎの根元に蒔いた。これで、昨年のような凍
みによる壊滅的な被害は防げると思う。
                

その後、近くの道の駅で、野沢菜を買い求めてきて、野沢菜漬け
をした。
毎年、この時季に約15kgの野沢菜を洗って、漬け込むのだが、
これは、小生の年末の一大行事になってしまった。
我が家の野沢菜漬けは、醤油漬けで、一般に出回っている塩漬け
とは違う漬け方である。
使うのは、醤油、砂糖、酢で、漬かると、シャキシャキとした食感
と甘しょっぱい味が絶妙で、ご飯のおかずはもちろん、酒のお伴に
は欠かせない我が家の冬の定番となる。漬ける素の量は、特定秘密
扱いではないので、明かすと野沢菜15kg当たりのの材料はほぼ、下
の写真のとおりである。                
                      
               漬ける素(厳選した材料)


この漬物は、醤油、砂糖を大量に、使っていることもあって、女房殿
は、毎食卓には、出さないが、寒中などは、凍った桶から出して旨み
が凝縮された野沢菜を口に入れると、しばしの幸福感を味わうことがで
きる。この野沢菜一皿でご飯2杯はいけるだろう。
あと2週間後もすれば食べられるようになるだろうが、今からその日が
楽しみである。
                  
               1週間もすれば漬かり始める



週末の農作業

2013年11月18日 08時12分47秒 | 日記
小春日の日曜日、大根、白菜、キャベツ、ニンジン
などの収穫作業をした。
白菜は、アブラムシがついて、ほとんどが穴だらけで、
葉を相当剥かないとまともな部分が出て来ない状態であ
る、無農薬だから、致し方ないが。
キャベツは、ネットを掛けてあったので、アオムシが付
くこともなく、見事なキャベツらしい、キャベツができ
た。

              

例年のことながら、大根は、万田酵素のCMにでも出てき
そうな、ほれぼれする見事な大根ができた。ここまで、成
長させてしまうと、実用的ではない気がするが、調理する
のは、女房殿なので、おまかせ。
一茶の俳句に、“大根引き大根で道を教えけり”というの
があるが、これを手にして、方角を指すのは、ちと厳しい
気がする。以外と筋トレには効果的かも知れないが。
さしずめ“大根引き大根で身を鍛えけり”か。

富士登山

2013年11月04日 12時00分00秒 | 日記
この連休の初日に、市のある会の行事で、富士登山をした。
富士登山と言っても、バスで五合目まで登ってしまうのだが。
市を朝7時に出て、野辺山を超え、須玉から高速に乗り、御坂
峠から河口湖に下り、富士すばるラインで五合目まで行くとい
うバスハイクである。
天気は下り坂であったので雲に覆われて、その全容を間近で見
ることが叶わなかった。

富士山は、信州からも望むことができるスポットが幾つかあり、
拙宅の近くを走るサンラインからも、天気が良ければ、その姿
を望むことができる。
これまで、富士山の裾野までは何度も行ったことがあったが、
直に富士山に足を踏み入れるのは初めてであり、五合目に着き、
バスから降りた時に、得も言えぬ感じがし、その頂きを見上げ
た時、雲で山頂は見えなかったけれど、黒い重厚な姿から発せ
られる威圧感にも似た、重い物を感じた。まさに、信仰の山に
相応しい存在感があり、その懐に抱かれた感じがしないでも無
かった。
              

富士山の美しさは、遠くから見ることで、感じるものであると思う。
古来から富士山は、信仰のみならず芸術文化の対象にもなって
来た。絵画、版画、写真、小説は数多くある。
我が信州が生んだ作家で新田次郎の「富士山頂」などはつとに
有名である。太宰治の「富嶽百景」などもあるが挙げ出せばれ
ばきりがない。

小生の父親も木版画を老後の趣味でやっているが、富士に思い
入れがあり、毎年、一作は、版院展に出品している。それだけ、
なにか風貌はもとより何か魅力がある山なのだろう。

晩酌には、買い求めた地酒を嘗めながら、武田信玄など戦国時
代の武将達も、眺めたであろう時代から凛としてそこにある富
士の姿に妄想を馳せているうちに、つい深酒をしてしまった。