半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

野菜高騰

2013年01月29日 22時14分02秒 | 日記
このところの寒さで野菜の値段が上がっているらしい。物によっては、
普段の倍程度の値をつけている。
我が家は、冬場でも殆んど野菜は買わずに済んでいる。その代わり、
我が家の北側の6畳の和室はさしずめ、野菜の貯蔵庫と化しており、
大根、ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、白菜などが箱に入れられ
所狭しと積まれたり、転がっている。その他にも小生の買いだめした
酒類も幅を利かしており、さながら小さなスーパーの倉庫のようだ。

因みに室温は冷蔵庫並みに涼しいので、物が傷むことはない。ビール
などは逆にヒャックリが出るくらい冷えている。
また、入りきれない白菜は、軒下に筵で凍結しないよう養生してある。
それにネギは畑に束ねて土を寄せてある。こうやって見ると我ながら
結構な量を作ったものだと思う。
と言うことで、我が家の食卓は、冬でも野菜はふんだんで、これは考え
ようによっては、贅沢なことかも知れない。

今のところ、畑で採れるのは、ほうれん草だけれど、年末までは、採れ
ていたのだけれど、このところの大雪がこの寒さで解けずに根雪状態で、
当分食べることができない。おそらく雪の下でじっと我慢して栄養を甘味
を蓄えているのだろう。

それにしても、まだまだ光の春でさえも遠そうだ。もういい加減に、”この
冬一番の寒さです”というお天気お姉さんの常套句は聞き飽きた感がある。



然りとても 冬去らずんば 春は来ず(粗茶)

地粉ラーメン

2013年01月27日 16時36分14秒 | 日記
この週末、車の1ヶ月点検で長野のデイーラーに行った帰りに
千曲市にある地粉の自家製麺のラーメン屋のあの味を味わいた
くて寄ってみた。
前回はつけ麺を食したので今回はスタンダードな醤油スープの
更科ラーメンを大盛りで注文した。


        


スープを一口飲んだだけで本物の味が口に広がり幸せな気持ち
になる。
昔食べた中華そばの味が蘇った。
麺、チャーシュー、シナチクどれをとっても絶品である。
店の雰囲気も何処にもあるラーメン屋特有の脂ぎった喧騒感が
なく、レトロな喫茶店のような雰囲気で落ち着く。小生の数少
ないお気にりの店の筆頭にランクされる。
場所は、上山田温泉の上山田文化会館の道路を挟んだ向かい側に
あるので、是非皆様にも食していただきたい一品である。

人質事件で想ったこと

2013年01月25日 21時48分42秒 | 日記
アルジェリアの事件では多くの方が、理不尽にも異国の地の
強欲な者たちの犠牲になり命を落とされた。ともかくも犠牲
になられた方そしてご家族には改めてお悔やみを申し上げたい。

それにしても何ともやり切れない思いである。
戦後70年近くに亙り、わが国は、武力により他国の人の命を奪
うことはなかったし、これからも無いだろう。今の憲法が存在
するかぎり。
それどころか、為にする貢献は多少あったとしても、平和的な
貢献を大いにしてきており、恨みを買うようなことは無いだろ
うし、ましてや今回のように標的にされるようなことは絶対に
ないと思っていた。それが、今回はどうだ、日本人が狙われて
いるではないか。これは不毛な宗教戦争や覇権国家に対する不満
による怨嗟などから派生した争いなどにより意図をもって行われ
たテロだろうけれど、本当のところはわからない。理由はなんで
あれ、丸腰の人間を盾に使うなどという卑劣な行為は、断じて許
すことはできない。


外国における日本人の人質事件と言えば、2004年のイラク人質事件
が記憶に新しい。
その年の4月の件は、自衛隊の撤退が3人の人質の開放条件となった。
この時は官邸が自己責任論をマスメデイアを使いばらまき世論の矛先
を上手くかわした。
10月の件では、4月の件のバッシングからか青年の親が人質になって
いる我が子の心配のそぶりも見せずに、ただひたすら息子のとった
行動を世間に謝り続けた。最期には斬首された子どもの亡骸をひっそり
と迎えた。
 この二つの事件は、官邸やメデイアが迷惑な人達だというレッテルを
貼り自衛隊の派遣は是という風潮を作りあげた。
ところが、今回は取り扱いが全く違ったことに驚く。ボランティアで
イラクの子ども達の支援活動をしていた高遠さん達には自己責任という
礫に晒され、今回は日本の経済に多大な貢献をしていると言うことで、
英雄視され今後は、美談作りに奔走するのだろうか。出自や功績はどうで
あれ、同じ人間であり、命の重さは同様に地球よりも重いのではないのか。
社会的地位が高いことが、人間の価値ではあるまいに。
肩書きや名刺で生きている人にはそのことは分からないのだろう。
決して、今回犠牲になられた方を云々しているわけではないが。



蝋梅の香も着込む寒さかな(粗茶)

さぞや無念であったろうに

2013年01月21日 17時37分35秒 | 日記
それにしても、何ともやり切れない事件だ。
何故、こんなに人の命を粗末にする者達なんだろう。
自分の愛する家族が理不尽にも凶弾に倒れたら、涙が尽き
果てても嘆き悲しむくせにだ。

目的の為なら手段を選ばないのは、紛争、戦争では当たり
前のことなんだろうけれど。
偶像崇拝の世界では殉教者は、神になれるらしい。しかし、
人の命までも奪って、信仰を尽くせなどと教祖、開祖が説
いたのだろうか。無宗教な小生には理解ができない。

今回の事件はあまりにも酷い、情報が錯綜していて、本当
のことが今はわからないけれど、殺害が人質になる前なのか、
人質にされてからなのか、それとも救出作戦の一環でやられ
たのかわからない。
ただ、彼らには、首を長くしてたまの帰国を待っていた愛
する妻が、子どもがいたはずだ。その家族の気持ちを思うと
何ともいたたまれない気持ちになる。

今は、犠牲になられた方々のご冥福を祈り、ご遺族には心中
よりお悔やみを申し上げたい気持ちで一杯である。

体罰問題で考えること

2013年01月15日 15時12分02秒 | 日記
大阪市の体罰問題が物議を醸しているらしい。
この問題の火に油を注ぐがごとく、関係者の問題を穿りだし記事や
話題にするマスメデイア達。まあ、見慣れたいつもの光景である。
3年前の今頃は、小沢一郎氏を標的にして、司法官僚、マスメデイア
達が人物破壊工作に余念がなかった。
そして昨年は、大津の苛め問題など。騒ぐだけ騒いで後は知った
ことはないというのが、彼らの常套手段ではある。

小生の中学生の頃は、体罰が当たり前だった時代で誰もそれがおかしいと
言う人間はいなかった。朝掃除に遅刻しただけで、直径20cm位の木の
蕪のようなもので、頭を小突く(目から火花が飛び散るほどに痛い)、
数学の授業で使う大きな木製の三角定規でカツン、連帯責任だと言って
クラス全員で雪の上を裸足でグランド十周、集団びんたなど、ざらであった。
これは今の世なら完全に犯罪だろうし親も黙ってはいないだろう。

今から考えると、何とも従順で子羊のような生徒達ではあった。当時は、
目上の人には逆らうようなことは一切無かったし、ましてや教師に対しては、
絶対服従というか盲従だった。親に話しても「お前が悪い」で終わってし
まっていた。それだけ教師が信頼されていたのだろうか。

今から教師の心理状態を推察してみると、本当に生徒のことを思ってやって
いたのか、甚だ疑問ではある。一部に愉しんでやっていたのではないかと思う。
子どもの心身にダメージを与えてまで、教えなければならない重要なことでは
無かった気がする。
見せしめ、校長や他の教師への熱血教師のアピール、自己満足などに起因した
ものではなかったか。

大阪市のことも、次に失敗すると恐い目や痛い目に遭うぞという言わば脅しの
ような教育や指導にはやはり賛成できない。それでは猿回しの猿や、サーカス
の象やライオンと変わりがないではないか。
常に鞭の痛みに怯えている生き方などは、もはや人間ではないだろう。
仮に問題の顧問の下で狡猾にやり過ごし、あるいは体罰に絶え抜いたとしても
後年彼が親になり或いは人を教育する立場になったとしてどうだろうか。
また恫喝によって歪んだ人間形成に励むのだろうか。あるいは反面教師として
心を育てることができる人になれるだろうか。

スポーツで大切なのは、勝つことの喜びもさることながら、仲間を思いやる心や
敗者に対する惻隠の情を育むことも大切ではないだろうか。
しかし、今の中・高校のハイレベルなスポーツは、進学や就職に繋がるため、
汲々としてアマチュアの中のプロ化(ノンプロ?)していて実力者の顧問が必要と
されているのだろうか。
いずれにしても、簡単に結論が出る話では無いが、指導者は、只のスポーツ馬鹿では
なく原発のこと憲法のこと政治のこと世界情勢のことなど少しは語れるような知見を
持ちバランス感覚が良い人がなったら面白い。



初雪が 昨夜の粗相 覆い消し(粗茶)