半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

今週の農作業

2013年03月31日 07時42分45秒 | 日記
好天に恵まれた週末、畑仕事を久しぶりにやった。
しかし、風が強く、最近花粉症の症状が酷くなっており、
クシャミの連発とハナミズをすすりながら、耕運機で畑を
起こした。

今年、一年の頑張って欲しいという期待の気持ちと福一が
爆発してから2年が経過したが、我が聖地もセシウムで少な
からず犯されたかも知れないななどと複雑な思いで作業を
した。

来週は、ジャガイモの植え付けをやろうと思う。種芋は、
昨年と同様、ダンシャクが3kg、キタアカリが2kgを用意
した。
昨年は、元肥に、油かすと鶏糞を施しただけで、追肥は一切
しなかったけれど、例年に無い収量で、近所に大分配った
けれど、この時期未だ相当に残っていて、おそらく新じゃがの
時期まで、もつかも知れない。

やはり、畑仕事、土いじりは良い、気持ちが精神が浄化
されるような気さえする。


               
                活動前の聖地

ひとまず、山は越えた

2013年03月27日 16時46分45秒 | 日記
年度末恒例の狂騒は、ひとまず落ち着きつつある。
業務の竣工検査は、全て済んだ。
済んだと言うより、言葉は悪いが、上手く誤魔化し
たと言った方が適切かも知れないが、検査は合格
したはずだ。
業務は全てが完全に終わった訳ではなく、新年度に
引き続き遂行し、連休前には、完成させなければな
らない。
それでも、気分的には楽になったので、暫くは、
皆早めに
帰宅もできるだろうし、土日も久しぶりに休める
だろう。
家族との時間を取り戻して欲しいし、とにかく、
お疲れさまだ。

二週間ほどのアフリカ旅行から、娘が無事に帰国した。
これも、まずは一安心だ。セネガルに居る友人を訪ね
ての独り旅だったが、いろいろと得るものはあったら
しい。
今度は、母親と一緒に行きたいらしい。まあ、小生は、
独り、畑の世話をしながら、晩酌をし、ささやかな幸福
感を味わっていたほうが、面倒がなくてよいのだが。

こちら、東信州にもあの極寒地獄も遠い記憶の彼方に
去り、何時の間にやらささやかだけれど春の訪れの気配
がするようになった。
そろそろ‘零農全X’だった不健康な生活も、徐々に
‘半農反X’の人間らしい生活に戻して行かなければ
ならない。



それほどに浮かれている場合か

2013年03月23日 08時58分11秒 | 日記
官僚が、シナリオを造り、御用マスメディアが喧伝する怪しげな
“安倍のミックス”とやらで、相変わらず高支持率の安倍政権の
熱気を受けてか、このところの季節はずれの暖かさで、安倍の頭
の中身同様に早くも桜の花が満開な処が多いらしい。この花は、
安倍よりも一足早く散ってしまうだろう。
”散る桜残る桜も散る桜”と言ったところか。

しかし、市場経済と言うのは、ちょっとした一言に、かくも鋭く
反応するものなのかと改めて強く思う。
民主党の幼稚な政治ごっこに比べ、政権運営が少しは大人だと世間
が受け止めているのだろうか。

実態経済と言えば、円安のお陰で、一握りの超一流企業は、笑いが
止まらないほどの利益で、労組への回答は満額に近いものらしく、
これで、安倍の要請にも応えた形になっているらしい。

小生のところのような多くの零細企業は、円安の恩恵などは、お伽噺
のようなもので、全く関係はない。
それどころか、このところの円安で、逆に灯油代やガソリン代の高騰
で家計が、圧迫され続けているのだ。

いつまでも、この春爛漫の桜の下の宴が続く訳もないのに、最近の
ドンチャン騒ぎには吐き気を覚える。
早晩、米国発の多国籍企業に此の国の主権が剥奪され、そして莫大な富
が略奪されようとしているのにだ。

条件交渉もできず、決まっているルールを唯々諾々と受け入れることしか
できない体たらくなのに、国益を守るなどと詭弁を弄し、国民を道連れに
破滅の道へ突き進む様は、誰かに脅されているとしか思えない。

かつての日米構造協議のように内政干渉によって、無駄な公共事業をやり
尽くし、借金まみれにされ、処分することさえままならない米国債を買わ
され、50兆円に及ぶ国民の富を毀損されても、責任を取ることを知らな
い連中に牛耳られることを由とするマゾヒストな多くの国民は、今日も桜
の下で一時の幸福感を味わうのだろうか。

忙しさが、お任せに繋がり、やがて己の首を絞める

2013年03月14日 13時31分16秒 | 日記
ここのところ、年度末工期に追われ、多忙な毎日を送っている。
最近は、若い連中とほぼ同じペースで仕事をしている。帰宅は
12時近くになることもある、五十路の終盤の身にはこたえる。
ただ、日柄パソコンに向かい図面や書類づくりの業務でも、
布団に入れば、朝まで起きることはないほど、疲れる。
決して肉体労働で無くても、不健康な生活をしていれば疲労が
溜まるらしい。
もっとも、若い同僚は、年明けからまともに休日もとっていない
ハードな毎日を送っているが未だ元気だ。
これは、若さの所以か義務感や責任がなせる技か。

ところで、仕事を割り振っている身で言うのもおこがましいが
彼らは、いつ世の中の目まぐるしい動きに対して情報を得、理解し、
判断をしているのだろうかなどど考えてしまうことがある。
このような状況は、我々の業界に限らず、この御時世では非正規
雇用などの劣悪の労働環境を与えられて生活に追われている人達
もまたしかりだろう。

例えば、原発の問題、この国の富を収奪しようと米国資本が画策し、
まさに不自由貿易協定と呼べるTPPのこと、安倍が血道をあげて
いる意味不明な憲法改正のこと等々、問題は山積しているのに、
彼らの言動を見聞きするにつけても、それらのことにとても関心ある
とは感じられないのだ。


とにかく、忙しいのだ。ただ、世の中で起きているマスメデイアの
報じることを傍観者として受け止めているだけで、自分達の問題と
して扱ってはいないのだ。

TPPのことにしても、マスメデイアが一方的に喧伝する、自由
貿易によって輸出企業が潤い、結果として国の経済が潤うのだから
賛成程度の知識(?)しか持ち合わせていないのだ。多国籍企業に
よって此の国の法律まで変えられ、そのことが自分たちの生活基盤
が侵され、コミニュテイまで壊され、ひいては、生存権まで侵され
ようとしていることにも関心が行かないのだ。

憲法問題にしても、憲法を変えて米国の為に戦争が出来るような
フツーの国にしたいらしい。米国から一方的に与えられた憲法だか
ら気に入らないし、国民主権などは、有事の際に邪魔だから削って
しまおうとか、国民の義務を果たさずして、権利を主張するなと書
き換えようとしているように、基本的人権が蔑ろにされようとして
いることに理解が及んでいるのだろうか。

とにかく、マスメデイアの云うことを金科玉条の如く有り難く疑う
余地もなく受け入れてしまっていることにも問題があるのだが。
あのNHKが云うことにプロパガンダが仕込まれていることなど夢
にも思わずに、なる程などと頷いてみたりする。

かくして、多忙の日々を送るうちに、無関心が高じて、お国やお上が
やることには些かにも不満は御座いませんから、どうぞお好きにおやり
下さいと言う、あなた任せの全権委任国家体制ができあがる。

丸2年が経ったけれど

2013年03月11日 21時35分56秒 | 日記
あの、忌まわしき災厄の日から2年が経ったけれど、
被災地はあれから何か変わったのだろうか。
小生などは、何も変わっていないと正直思う。
全く、復興の形が見えて来ない気がする。これには様々
な理由があるのだろう。とにかく多くの技術者が津波の
犠牲になってしまって、人手不足ということもあるだろう。

一方、復興庁などの役所は造ってみたが、真に被災者に
向き合ったきめ細かい働きなどしているようには見えない。
さまざまな規制があることで、申請をしても許可がおりる
までに時間がかかること。
申請の為の書類が多くて、それだけで、気持ちが萎えて
しまうような状況があることも聞く。
一体、この国の行政は、政治は、被災者のことなど、まるで
眼中にないのではないか。

例えば、堺市などは、がれきの処理の受け入れの検討をした
だけなのに、86億円を越えるような補助金が下りたなどと
言う話を聞くと益々、復興に名を借りて坊主丸儲けみたいな
図式が潜んでいるのではないのか。

中央から現地に入っている業者などは、火事場泥棒と同じで、
如何にして、復興に使われる税金をせしめようとしか考えて
いないと思わざるを得ない。なにしろ復興ビジネスが横行して
おり、為にする除染などで、労働者が本来受け取るべき手当の
上前を剥いで利益をあげている、大手ゼネコンなどもあるら
しい。恥を知れと言いたい。

加えて、人災というか国家、企業ぐるみの犯罪である原発の
爆発事故が重い足枷となっており、これなど、手のつけようが
ないのが実情で、被災者の気持ちをさらに暗く重いものにして
いる。

発災から二周年の記念式典も大事だろうけれど、未だに30万人
におよぶ人が仮設住宅におり、いつ以前のような生活に戻れるか
予測がつかない状況だ。仮設住宅もプライバシーがある程度確保
できたとしても劣悪な環境であることには違いないわけで、
先ずは、被災者が戻って安住できる終の棲家なるものを早く整備
することが急がれる。先ずは家庭が基本だ。つまらん紐付き補助金
などは無くして、被災地で直に使えるようにしたら、復興のペースも
上がるのにと思う。

安倍晋三は、この夏までに帰還できるようなインフラ整備を進める
などと、選挙向けに耳障りの良いことを曰っているが果たしてどう
なることやら。