半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

来年こそは良い年でありますように!

2012年12月31日 02時44分28秒 | 日記
早いもので、今年も余すところ1日となった。
このところの大雪の後の大雨と言った不順な天候であるが、街へ出ると年越しの準備で忙しそうである。
年末の喧騒は昔から好きである。行く年を惜しみながらも直ぐそこまで来ている新たな年を迎える準備に追われる。毎年繰り返されるこの風景であるが、皆同じ方向を向いているようでわかりやすい。
 そうは言ってもこの寒空に炊き出しに列をつくる人も多くいることも事実で、その数は増えこそすれ、減ってはいないだろう。
それは、政権が変わった程度で変わるような問題ではなく、市場原理主義に翻弄される労働者には、どうやっても抗うことなどできない、世の流れのような気がするし、これからは、益々自助、自立が声高に叫ばれ、持たざる者は、セーフテイネットに引っかかることもなく、奈落の底に滑り落ちて行き、這い上がることもままならない世の中が強固に構築されていくのだろうか。
 明日からの新年も、どう見ても眉をひそめたくなるような小泉・竹中政治の再来が予想され、暗澹たる気持ちになる。

いずれにしても、今日は大晦日、幸せな時を共に歩んだ家族に感謝し、豊かな恵みを提供してくれた大地に感謝し、様々な瞬間を提供してくれた、行く年を見送り、真っ白な新年を迎えたい。
まさに、ともかくも“あなたまかせの年の暮”の心境であり、全てのものに感謝の心境である。


今年一年、駄文にお付き合い頂き深謝申しあげます。
来る年が皆様にとって、幸多き年であるますように。

それにしても寒い

2012年12月26日 08時59分48秒 | 日記
サンタクロースが北欧から連れてきた寒波が居座ってしまい
日中でも氷点下に近い真冬日が続く今日この頃である。

小生の子どもの頃のこの時季の楽しみというと何と言っても
スケートであろう。下駄スケートから靴スケートに変わった
頃で、靴スケートを買って貰った晩は嬉しくて抱いて寝たものだ。
スケートリンクは、地区の子供会が大きめの田んぼを借りて
畦の部分に漏水防止の稲藁を施し、水を張って作った。
とにかく、冬はさすがに家の手伝いも無いので、一日中田んぼ
リンクに入り浸っていた。
学校でも、校庭か近くの大きな水田をリンクにして、体育の授業
は、ほとんどスケートだったような気がする。
当時の花形スケート選手といえば鈴木恵一であろう、世界記録を
持ちながらも、オリンピックではメダルには縁がない、悲運の名
選手だったと記憶している。

ところで、都会の学校は既に冬休みに入っているらしいが、山国
のこちら信州はまだらしい、都会の子は夏休みも冬休みも長くて
いつ勉強しているのだろうか。

寒いと言えば、国政であるが、出戻りの投げだし君こと、安倍が
政権に復帰して、マスメデイアが、誰が言い出したかしらないが
アベノミクスだとか言って株価が上がったと言っては歓んでいる。
国土強靱化政策で、膨大な公共投資を行い、景気浮揚効果で税収を
上げ、デフレを脱却するというシナリオを描いているらしい。
とにかく、労働者の可処分所得を増やすような政策を実施しない
ことには、景気が上向くわけがなく、今の大企業の利益の分配方法
をみている限りは、経営者の浅ましいほどのカネの亡者の如き姿を
みている限りでは、労働環境が著しく改善され実態経済が改善され
ことはあまり期待出来ない。

自分の当選だけは確約され、米国の厳命による野田の自爆テロ解散
総選挙で、見事に多くの殉教者を輩出した。この寒空に放り出され
た新人議員の心中は察するに余りあるが、これも自己責任である。
約束を破った張本人達がちゃっかりと当選しているのは、気に喰わ
ないが、増税路線を創った論功行賞で、見えざる手で、当選できた
のだろう。それとも、お人善しの選挙民のお陰だろう。

何れにしても、鳩山氏、小沢氏の例にみるように米国の機嫌を損ねる
ような政策をとることは、政権の転覆を企てられ、短命政権で終わり、
政治生命を絶たれることとなる。
日本を操るジャパンハンドラーズのことは、植草一秀氏のブログに述べ
られているので、一部転載する。

以下転載はじめ
11月14日、米国ヘリテージ財団北東アジア・アジア研究センター
上級研究員のブルース・クリングナー氏が論文を発表した。

副島隆彦研究所の古村治彦研究員がこの論文を紹介されている。

孫崎亨氏はこの内容を「饗宴Ⅲ」で紹介された。

安倍政権が提示している政策は米国の指令通りなのだ。

クリングナーは安倍晋三氏の対アジアタカ派発言を牽制し、これを抑制
する必要があると指摘したが、安倍氏は早速タカ派路線を修正した。
つまりは、米国の「言いなり」なのだ。
安倍氏は前回首相に就任した際、最初に中国を訪問した。これが米国の
逆鱗に触れた。今回は米国を最初に訪問して、臣下の礼を執る。
安倍傀儡政権の発足である。

クリングナー氏が提示した主張の骨子は以下の通り。

①日本政府に、大国としての地位に見合った国際社会における安全保障上
の役割を受け入れさせる。例えば、日本によるシーレーンの防衛強化。
②日本政府による自国防衛と同盟国アメリカの安全保障への防衛支出増大。
③日本の集団的自衛権の行使と交戦規定の採用。
④沖縄の普天間基地代替施設建設への圧力。具体的には辺野古への移設強行。
⑤日韓の軍事的、外交的協力関係の進化。日韓共通の脅威に対応する能力強化。
⑥米韓日3ヵ国の軍事協力深化。
⑦安倍晋三の修正主義的歴史観の封印。

安倍氏の行動は、クリングナー氏の提案に沿っている。

韓国との国境紛争の焦点である竹島について、安倍氏は選挙期間中、「竹島の日」
記念行事を政府主催で実施することを宣言していたが、突如、これを撤回した。

「日本の国益」を騒ぐメディアは、なぜ、安倍政権を批判しないのか。
韓国の選挙もCIAが深く関与したと見られる。
日本と韓国に反米政権が誕生することを米国は最大に警戒する。
2008年に李明博大統領が誕生した。この直後、韓国は米国産牛肉の輸入を解禁
して巨大な反政府運動が広がった。
2008年夏に韓国をブッシュ大統領が訪問したが、この際に、米国の地図委員会が
竹島を韓国領として認定した。韓国の反米化を回避するためだった。
日本の町村官房長官はこれに明確に抗議しなかった。
米国は韓国の親米政権を守ろうとしたのである。
日本政府も竹島問題を重視せず、明確な抗議を示さなかった。

以上転載おわり

これを読むと、様々な事象である‘点’が‘線’で繋がってくることが
理解できる。
まさに、日本は米国の植民地であり、そこに暮らす国民は、奴隷なのである。

この結果を最も歓んでいるのは誰か

2012年12月17日 08時43分34秒 | 日記
週末の深酒も手伝い、何とも胸くそが悪い月曜の朝である。
選挙は、予感があたり身の毛がよだつような結果となった。
マスメデイアが争点を隠し、既得権者にとって都合の悪い
政党は隠し、あるいは、ネガキャンを張り民主、自民、維新
の何れかを選ぶ選挙にしたのが功を奏したようだ。

一票をどう使おうが有権者の勝手であるが、結果としてこの
形を国民が望んだのだから、世の中が荒び、生活困窮者が増え、
自殺者が増えようが自己責任ということだろう。

選択肢は多様であったが、国民は消費税増税を認め、原発再
稼働も認め、TPPも認め改憲も認めたということだろう。
そのようなリスクを敢えて認めた上で、民主に懲罰を自民に
期待をしたと推察する。

何れにしても、強大な権力を手にしたヒットラー気取りの安倍
政権の誕生である。それにしてもあのおちょぼ口から出る出任せ
を否が応でも毎日聞かされる身は辛い。
対中国、韓国、北朝鮮への強行姿勢による影響、改憲、軍隊、
集団的自衛権の行使等々、この三年間さほど憂慮を抱かなかった、
おどろおどろしい言葉が耳に飛び込んでくることとなる。

来年の参院選が過ぎるまでは、強権姿勢は影を潜めているだろうが、
何れは、自民、維新が手を携え、国民の主権を脆弱化させ、軍国化
の足取りを速めて行くような気がしてならない。

結局、この結果を一番に歓んでいるのは、宗主国である米国である
ことには違いない。全てにおいてコントロールし易くなったのだから。
次に官僚やマスメデイアだろう、3年前のでっち上げ事件で、協働で
小沢一郎氏を貶めることに成功し、小沢一郎=極悪のイメージを定着
させて、この選挙で彼の力を削ぐことにまんまと成功したのだから。


ものいへば 唇寒し 年の暮れ(粗茶)


明日で日本はどう変わる?

2012年12月15日 11時54分07秒 | 日記
いよいよ総選挙が明日に迫った。
何となく、見えない恐怖の塊が音も無く忍び寄っているような悪寒がする。
明日の夜8時には、世間知らずの安倍の弛緩した醜い顔が破顔一笑と変わるとき
日本はまさに暗黒国家への道を歩き始めるのだろうか。

堕落したマスメディアによる選挙の誤報道で、民主、自民、維新以外選択枝が無き
が如きの世論を醸しだし、民主の体たらくよりは、自民の方が良さそうとか、維新は
あの口ぶりから何か期待出来るがごときの選挙戦に終始した。

本当に、マスメディアには困ったもので此処までやると犯罪では無いのか。
世論を造り、国民を騙しあの悲惨な戦争に引き込み多くの国民の命を奪った責任は
戦後70年近く経った今日でも責任はとっていない。ただの権力の走狗に過ぎないの
ではないか。

 
それにしても懲りることもなくマスメディアの報道を間に受け深く考えることもなく、
感覚で投票する人も一票であり、真剣に切実なこの国の現状を憂いそしてこの国の
未来を託し投ずる1票も1票には変わりがないが何か重さが違う気がする。

少なくとも1%の人だけが良い思いをする社会ではなく、貧しくとも額に汗して、真っ当
に働いている者に光が当たるような社会をつくるような真に優しい政治を国民は望んで
いるし、軍隊も、戦争も、原爆も必要以上な競争も望んではいない筈だ。

ともかくもあなたまかせの政治かな

2012年12月07日 13時53分03秒 | 日記
気がつけば、いつのまにやら師走である。
桜と若葉の精気がみなぎる春は覚えている。暑いけれど、活気がある
夏も覚えている。しかしこの一年何をしていたのだろうか。
とにかく、1週間、1ヶ月、そして一年が経つのが速い。
加齢とともに、加速度的に月日が飛び去る速さが増す気がする。

巷では、あの嘘つき宰相の「いいでしょう。やりましょう、12月16日に」
などとまるで忘年会でもやるような軽い発言から、この師走は輪を掛けて、
忙しくなっている。
クリスマスソングと競うように「よろしくお願いいたします。」の連呼が喧しい。
当地では、ついこの間、市議選が終わり、やっと静けさが戻って来たと思ったら
この騒ぎである。

マスメデイアと言えば、皆様のNHKをはじめとして偏向報道のオンパレ
ードで腹立たしいけれど、多勢に無勢で為すすべもない状態である。
まさに、例えて言われる南朝鮮の面目躍如といったところであり、マスメ
デイアは、強大で恐ろしい権力集団である。

このマスメデイアがこぞって応援していた維新の会とやらも、政策が朝令
暮改状態で一体この連中は何をしたいのか分からなくなってしまい、維新
八策とやらは、雲散霧消し、一定の志があった立候補者も疑心暗鬼になっ
ているのではないのか。それでも、何故かこの正体不明な政治団体の支持
率が高いそうである。

支持率と言えば、先日の新聞の世論調査では自公で300議席を伺う勢い
だそうで、というよりも、そうあって欲しいらしく、盛んに世論操作を
行い、世論誘導をしているのが何ともいじましい限りである。
何でも、世論調査を受けた人によると未来の党は質問に入っていなかっと
のことである。世論調査のいかがわしさをジャーナリストの鳥越俊太郎氏
が、どこかで述べていた気がする。この世界の人がいうのだから間違いない
だろう。

とは言え、既得権者は、真の改革の妨害に必死で、官僚や米国の忖度にしか
興味のないマスメデイアは、情報操作に懸命で、北朝鮮がミサイルを打ち上
げるとやらで、嬉々としてニュースの大半を割き残った時間を野田と安倍が
北風に口角の泡が飛ばされる程のけなし合いの汚い様子を映してお終いである。
このミサイル騒ぎは、軍事力の増強や米軍の存在や対中国、韓国、朝鮮に強
硬なリーダーの必要性を有権者に意識させるには十分である。


都知事選も含め、持たざる者にも優しい政治に近づくのかそれとも益々遠
のくかは、有権者の政党や立候補者に対する真贋にかかっている。



候補者が懸け大根に見えにけり(粗茶)