半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

農春来る

2016年03月28日 08時18分21秒 | 日記
つい先日までの真冬並の寒さから開放され、やっと春らしい陽光
が畑に射し始めたこの頃、家庭菜園愛好家には、待ちに待った球
春ならぬ農春が訪れた。
そしてこの週末、農始めの最大イベントである、ジャガイモ蒔き
をした。
例年は4月の第1週の週末に蒔くのだが、4月の第1・2週とも予
定が入っているので少し早めではあったがこの先の天気も温暖な
日が続きそうで霜の心配も無さそうなので、午前中は雑草退治も
兼ねて畑全面を耕起して午後に蒔き付け作業をした。
種芋は、近所のJAで既に入手してあったキタアカリ2.5kg、
男爵を2kgで量は昨年並み、実家や友人にあげてもまだ我が家
にはストッカーには、新じゃがが採れるまでは、十分にまかなえ
る量がある。
やはり、何もない畑に何かを蒔きそれを実らせるという自然の営
みに関われるということは、何かありがたく素晴らしいことだと
感じるし、幸福感や充実感を覚える。
今年一年、どんな野菜とどんな出会いがあるのだろうか。

           

人は人でしか救えない

2016年03月23日 08時20分56秒 | 日記
このところ中学生が自ら命を絶つ事件が相次いでいる。
進路指導による自殺、いわゆる指導死といわれるもので
ある。
担任は、生徒が万引きしたという誤った情報を元に進路
指導をした結果だということであるが。
これは、違う、これは指導でもなんでない。教師の学校
の自己保身の結果であろう。
仮にこの中学生が万引きをしていたとしても、多感なこ
の時期は指導者によって劇的に変わるだろうし、この生
徒が更生したかどうか事件から現在までの態度や活動を
評価すれば良い話であって、書類や基準やマニュアルに
真摯に向き合うけれど、真剣に生身の生徒に人に向き合
っていないことが想像される。

また、相模原市の両親から虐待を受けていて児相に何回
も助けを求めていたけれど、最終的に自死した中学生の
件も同様で、児相の職員が真剣にこの子の訴えを聞いて
あげていたのか甚だ疑問である。児相が法的に何ができ
て何ができないか定かではないが、児相の職員があまり
真剣に関わりたくなかったような気がしてならない。
この手の児相がらみの虐待死が多いのも行政的なシステ
ムの問題なのか、職員の対応の拙さなのか不明だが、傍
から見て人が助けを求めているときに助けてあげられな
い状況は改善してほしい。

二つの件に共通するのは、心身共未熟な子どもが何らか
の救いを求めていたのを謂わば大人の都合で救えなかっ
たということ。ここで、相手の気持ち、立場にたって考える
ことができなかったのか何ともやり切れない気持ちだけが
残る。

高速道路追突事故に思う

2016年03月18日 15時27分09秒 | 日記
幾度となく繰り返される悲惨な高速道路での追突死亡事故。
昨年末にも上信越道でトラックに追突されて母子が死亡する
痛ましい事故があったりばかりである。

小生も2012年11月に中央道でトラックに追突される事故にあ
っている。この時は追突したトラックが2t車と軽量であっ
たことや速度もかなり減速していたこともあって、当方の車
は廃車になったものの家族4人大した怪我にもならずに済んだ
ことは不幸中の幸いであった。仮にこの時追突したトラックが
25tクラスだったらと思うとゾッとする。
今でも、高速道、一般道に関わらず後ろに車が近づいてくると
内心ヒヤヒヤしている。

一向に減らない高速道路の追突事故対策を運転手にどんなに呼
びかけても限度がある。
不注意、目の錯覚等ヒューマンエラーは100%無くすことは
無理である。仮に99%にしても残りの1%が重大事故に繋が
る恐れがあるのだから。

ここは、最早、機械に頼るしかないだろう。近年の新型車に普
通に導入されている自動ブレーキの設置を義務づけるのだ。多
分、今は義務化を検討している段階だと思うが、自動車業界は
売り上げることに精力を尽くさないで、技術研究開発における
優遇税制を内部留保に回すような悪用はしないで。安全安心な
車を提供する事を念頭にまた製造者責任、販売者責任を悲惨な
事故を無くすことと捉えて真面目に取り組んで欲しいものだ。
その為にも、行政には強い指導力が求められる。

民進党

2016年03月15日 09時15分49秒 | 日記
民主、維新の新党名が民進党に決まった。
言うまでもなく評判はよろしくない。
みんしんを変換すると民心とでてくるので、この方が古から
言葉として馴染むのだろう。
ならば民の気持ちを代表し民の気持ちに寄り添う政治という
ことで、民心党でも良かったかなと思う。

別に小生は、民主党支持者でもないし、鳩山政権を潰した連
中が、未だに重鎮、中堅面して管播く政党などに興味もない。
そこには、悲いかな安倍をどんなことをしてでも政権の座か
ら引きずり降ろすという気概が微塵も感じられない。
とにかく反安倍勢力として強力に機能するかどうかの話であ
る。

愚直さだけで、人を引きつけ期待させるカリスマ性みたいな
ものがあまり見られない党首岡田では、無党派層の受け皿に
なりえるか甚だ疑問だ

いっそのこと、党首を今や安倍の天敵となりつつ山尾志桜里
議員や蓮舫議員にしたらどうか。些か奇策かも知れないが、
意外とジャンヌ・ダルクとして期待を多く集めるかも知れな
い。

5年が経って

2016年03月12日 08時49分31秒 | 日記
あの未曾有の大震災から5年が経った。
あらためて、亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、
被災された方にお見舞いを申し上げたい。
そして今も17万有余の方が避難生活をされており、5年経
過しても現状が変わらずこの先も読めないことを思うと心中
を察するに余りある。

あの地震は、まさに大自然の脈動であり、防ぐことはおろか
予測すら困難である。
ただ、被害を軽減することができたはずだ。
地震国に住んでいる以上、地震によるリスクは想定し、備え
ておくことはできる。
津波も江戸時代に遡ってその最大のもので備えておけば、何
にも代え難い貴重な人命をあれ程までに喪わなくても済んだ
かも知れない。

先ず、1Fであるが、第一次安倍内閣の時に、共産党の議員
が電源喪失のおそれについて質問しているが、世界一安全な
日本の原発に限ってそのようなことは起こりえないと言い切
っている。電源を2系統から4系統に変えておけば福島県の
壊滅はまぬがれた可能性は大きい。しかし、起きた事への責
任は誰もとらないし、問わない。
これほどの無責任な話があるか、辛酸を嘗めさせられ重い責
任を負わされるのは主権者国民なのだ。政治の不作為を政治
家もそれを立案し主導する官僚も一切責任をとることはない。
理不尽という言葉が全てを許容してしまうのだ。
この反省もないまま、原発企業の利益を最優先し、お手盛り
の安全基準で再稼働に邁進する原発村の体質は、屁理屈を大
義に仕立て、苦渋を国民に押しつけ、利益を享受することで
は安保村と同体である。

そして津波対策であるが、巨大な防潮堤を造ったり、高台に
移転したりと場所によって対策は様々であるが、どんなにハ
ード対策を極めて強大にしてみても、抗しきれるものでもな
く時間稼ぎに過ぎない。やはり、人命第一であり、逃げるこ
とを兎に角逃げ切ることを念頭におき日頃からの備えが必要
である。

復興にはこれから先5年10年を要するのだろうが、こうしてい
る間にも災害関連死による二次災害がまだ続くだろうが、政府
は、補償金や賠償金の停止や削減の為に新たな法律や条例を作
って避難者を虐めにかかってくるのだろうが、災害復興の動き
だけ見ても何とも大企業には篤く、国民・弱者には冷たく為に
する復興事業のような気がして何とも冷酷な国である。