半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

今週の農作業

2012年09月30日 07時30分40秒 | 日記
台風が上陸するらしいので、急遽、豆こなしをした。
豆こなしとは、この辺の言葉で、大豆を殻から取り出す作業
のことで、乾燥した豆殻を棒で叩いたりするのが一般的だ。

我が家は写真のように角材2本を並べておいて、そこに豆殻を
打ち付けている。縄文人もやったであろう、かなり原始的な方法
である。


               
                (豆こなしグッズ)


今年の作付けは、昨年の半分以下であったので、一人で10時頃始めて
4時前には片付けまで終了した。
昨年は妻と二人で二日近くかかったはずだ。

収量も約一斗ほどでそれでも、味噌の材料とすれば充分である。


農作業のせいなのか、身体のあちこちが痛く普段の運動不足が出た。
今日一日は、台風が上陸しないことを祈りつつ、農休みでゆっくり
しよう。

秋思に耽る

2012年09月27日 18時59分42秒 | 日記
だいぶ秋めいて朝晩は涼しく半袖では少し心細い。
それでも、日中は、夏日となり暑さを感じることもあるが、空気は
湿気がなくて鋭角に肌に当たる感じがし、確実に季節の移ろいを感じる
今日この頃である。


そんな中、政治の世界に目を転ずると、目を覆いたくなるような惨状は
相変わらずで、それでも国民不在の二大政党とやらのそれぞれの頭目が
決まったらしい。

らしいと言うのは、最近は、巷間、報道されているように戯言を並べ立て
私利私欲のために政治をしているような政治屋には、何も興味は無いし
嫌悪感すら覚える。

出来れば、いたずらに世間を騒がし、謂わば、捏造と覚しき記事で国民を
目眩ましし、あらぬ方向に誘導することに現をぬかしているようなマスコミ
共々この世から消え去って欲しいと願っているのは小生だけではあるまい。

それにしても、消費税、原発などの生活に関する国民の声や気持ちを汲むこ
ともなく優先度が低い領土問題、憲法問題、教育制度の見直しなどに血道を
あげている政治家やそれに加担するマスコミを見ていると、国民にとって大
問題である消費税増税は既成事実として国民の意識を希釈するが如き振る舞い
で、腹立たしい限りである。

加えて維新の会を日本の救世主のごとき扱いで、深く考えない国民を洗脳し、
民主党だ自民党だと騒ぎ立て、その他の政党の存在を無きものにしようとする
NHK始め大マスコミには怒りを覚える。

早晩、総選挙は行われ、自民党か第二自民党の何れかが第一党になるのだろう
けれど、どちらが政権を獲っても肝心な国民生活が向上するような地道な政策
論争ではなく、自己保身のために政局に明け暮れ、政治屋という実態のない稼業
で禄を食む輩が蔓延るのは目に見えている。

そして、その果てが、自己責任、規制緩和、競争原理、美しい国、強い国などと
勇ましく、響きの良い言葉が虚しく飛び交い、その下で辛酸を舐め糊口をしのぐ
ために、もがき苦しみのたうち回る国民が益々誕生することになる。



吹く風に 揺らめき惑う 案山子かな (栄)
宵闇に 独り佇む 案山子かな  (栄)


今週の農作業

2012年09月23日 11時19分54秒 | 日記
自家製味噌用に大豆を作っているが、今年はやけに成長が早く
既に葉が落ちて、さやが枯れて豆がはじけてものもある。
隣の本業の方の大豆畑を見ると葉はまだ青々しているのに。

例年だと10月下旬に土から根を抜いて乾燥させ11月初旬に
豆殻を叩き大豆をさやから出す作業をするのだが、今年は
1ヶ月以上も急いでいることになる。
今年は種に昨年蒔いて採れた北海道産の大豆を使ったので、
猛暑の所為で成長が急いだのかも知れない。

そんなことで、今週は、急遽、豆の根を乾燥させる作業をした。
おそらく、10月初旬には豆叩きの作業になりそうである。
いよいよ本格的な採り入れの時期になり、周りの水田では稲刈り
作業が盛んになり、コンバインがあちこちに見られるなってきた。
                
                (大豆の木を乾燥)


風立ちぬ コバルトの空に はぐれ雲 (栄)

年をとると時が経つのが早い?

2012年09月22日 00時02分45秒 | 日記
誰もが年齢を重ねるごとに時の経つのが早く感じるらしい。
小生も、もう週末かなんてことはざらだ。何しろ一週間が過ぎる。

それは、20代、30代では気にもならなかったことだ。
では、それはどういうことなのか?1日は1日ではないのか?
時間は万人に平等であるはずなのに。

生物学者の福岡伸一氏によると、それはどうやら体内時計に起因
するらしい。

細胞分裂のタイミングや分化プログラムなどの時間経過は、すべて
タンパク質の分解と合成のサイクルによってコントロールされている。
つまり、タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計の秒針らしい。

そして、もう一つの厳然たる事実は、我々の新陳代謝の速度が加齢
とともに確実に遅くなる。つまり、体内時計がゆっくり回ることに
なるが、我々は、ずっと同じように生きているため、自己の体内時計
の運針が徐々に遅くなっていることに気がつかない。

つまり、年をとると一年が早く過ぎるのは、実際の時間の経過に、
自分の生命の回転速度がついていけないということらしい。
結局は、加齢であり老化が原因ということである。



単細胞の小生は、この現象というか感覚を歓迎すべきこととしている。
まるで、ワープしたかのように、もう週末か、また、畑仕事ができるぞ
とウキウキしてしまうのである。
そして、できれば、月曜日から金曜日に一気に翔んでほしいと願うのだ。

この連休の農作業

2012年09月18日 22時19分24秒 | 日記
ブログタイトルが、半農半Xと言いながら、農作業に関わる
ことを最近は書いていなかった気がする。

このところ、義母の葬儀、納骨などがあり、地区の敬老会
に役員として、お年寄りをおもてなしをしたり、実家に
父を訪ねたりしていて、集中して農作業をする時間が取れ
ないので、合間をみて草取りをした。

干ばつが続いているが、作物はそれなりに成長しており、
大根も間引きをした。間引きした大根の葉は、味噌汁の具
や、ちりめんじゃこと一緒に軽く炒めたりしても結構美味い。
我が家は、せっかく生まれて来た命なので、例え、間引き
のものでも捨てることなく、全て頂く。

               
         蒔いてから約半月後の大根


今年は、初めて里芋を植えて見た、ご覧のように立派な茎
になったが、果たして芋がついているのか未だわからない。
              
             見事に成長した里芋


いつも、書いているが、野菜は育てたように育つ、もちろん
野菜達にも、もって生まれた、生命力はある、それでも、
品種によっては、小まめに冠水しなければ、途中で消滅して
しまうものもある。だから、人の手助けを必要とする。
それでも、見事に応えてくれた時はこの上ない歓びとなる。
 これからは、収穫の秋へと移っていく。