住みたい習志野

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未来のために故郷の海を守りたい「習志野の海を守る会」(ちいき新聞11月13日号)

2020-11-13 00:35:53 | 報道

ちいき新聞11月13日号の報道です。

未来のために故郷の海を守りたい
「習志野の海を守る会」
習志野市の湾岸エリアを中心に清掃活動をする有志のグループ「習志野の海を守る会」。「故郷の海を守り、人と自然にやさしい心を持つ子どもたちが育ってほしい」そんな願いから2020年4月に始動した。

清掃活動は海の再生を目指す第一歩

 「習志野の海を守る会」の清掃活動は毎月1回、第3日曜日の1時間、茜浜海浜公園を中心に行っている。発足のきっかけは、習志野市に生まれた代表の島田拓さんが、習志野の東京湾岸に親しみ、海の変遷を見つめてきたこと。「現在の習志野市は海岸線が全て直立護岸ないしテトラポット化され、自由に水辺に立ち入ることができなくなってしまいましたが、子どもの頃、菊田川で捕まえた小ガニを何時間も眺め、生命の尊さを知りました。夏の日の谷津干潟では日が暮れるまで地元の仲間たちと泥だらけになって遊び、学校の勉強よりもはるかに大切なものを学びました」と島田さんは話す。元々は、数人で清掃活動をしていたが、活動を広げたいという思いから同級生や知人に声を掛け、グループを立ち上げた。島田さんは「身近な清掃活動を通して、海辺再生への関心か高まればと考えています。かつての海岸線は失われましたが、今でも市内において干潟や河口域など、部分的な浅瀬が残されており、豊かな自然を収り戻せる可能性があると思います」と話した。

一人一人の小さな力を大きな力に

 現在「習志野の海を守る会」の会員は約40人。取材した日は、雨の予報だったにもかかわらず半数のメンバーが集まり、活動終了時には、海に流れ着いたり捨てられたりしたペットボトル、食品の包装容器など、多くのごみが集められた。参加者の一人は「茜浜には犬の散歩でよく来ていましたが、活動を知り、参加しました。朝から清掃活動をすると気持ちがいいです」と笑顔。「今後は、近隣地域のビーチクラブのメンバーと地域や人とつながることができるイベントも開催したいと思っています。ぜひ家族で参加してほしい」と話す島田さん。清掃活動に参加し、海についての理解を深めて、習心野の美しい海が未来に続くように願いたい。   (あや)

活動日時 毎月第3日曜日
   午前10蒔30分~午前11時30分
   (雨天中止)
活動場所 習志野市茜浜(菊田川河口付近)
問合せ  習志野の海を守る会
 HP https://www.facebook.com/groups/1743536445803636/   
    メール recovernarashino@zd.wakwak.com

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