隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0557.ためらう女

2005年02月24日 | リーガル
ためらう女
THE CASE OF THE HESITANT HOSTESS
読了日 2005/2/24
著 者 E・S・ガードナー
Erle Stanley Gardner
訳 者 三樹青生
出版社 早川書房
形 態 HPB284
ページ数 274
発行日 1998/06/30
ISBN 4-15-000284-3

 

上の著者名をクリックすると、今まで読んだ著者の作品一覧へ移動します。

 

面白そうな本を探すために、インターネットを利用することにしたのはもう4年も前になるが、次々と買いあさったお陰で、積ン読になっている本が200冊以上になってしまった。
そこで、読書のスピードがいくらかアップしている今、何冊かずつ消化しようと思い、年が明けてから実施し始めた。
本書はHPB284と、HPB(早川ポケットブック)の大分若い番号だから、たぶん前に一度読んでいるのだろうが、女優の日色ともゑ氏の父君ではないが、こうした本は時が経つにつれ忘れてしまうところが良いのだ(そうだ)。
というわけでもないが、僕の記憶にも全く姿を現さない。ペリー・メイスンシリーズ(だけでなく、ガードナー氏の著作はすべて)は、口述筆記で書かれたものだから流れるように読むことが出来るのが良い。
いつものように、全く逆転不能と思える依頼人の状況から、最後の最後でひっくり返すメイスンの活躍だが、今回はいきなり法廷の場面から物語が始まる。そして頼みの綱だった弁護側の重要証人である女性が、突然消えてしまうという、なんとも情けない状況に追い込まれるメイスン・・・。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿