隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0048.致死性ソフトウェア

2000年05月30日 | コンピュータ
致死性ソフトウェア
VIRUS
読了日 2000/05/30
著 者 グレアム・ワトキンス
Graham Watkins
訳 者 川副智子
出版社 早川書房
形 態 文庫
ページ数 330/335
発行日 1997/8/31
ISBN 4-15-040846-7
4-15-040847-5

 

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ューク病院に、奇妙な患者が続々と運びこまれる。彼らは不眠不休で食事も摂らず、コンピュータにかじりついていた。
発作、餓死、殺人。事態は深刻をきわめ、病院では原因の究明に追われる。 そしてこの"コンピュータ中毒症候群"に冒された者の大多数が、あるソフトウェアを使用していたことが判明する…。

上巻の1/3ほど読んだところで、ずいぶん無神経な邦題をつけたものだと思ったが、(原題はVIRUS ウイルス)読み進み下巻に移る頃には、タイトル云々はそっちのけで、 ストーリー展開に集中させる。
作者も言っているように、近い将来起こり得る話だ。パソコンを少しでもかじっている人に読んでもらいたい本だ。

 

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