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新見南吉、生誕100年

2013-02-03 08:49:47 | 日記

  ごんぎつねも通ったはずの川堤燃えあがるようにヒガンバナ咲く      中村桃子

 名にし負わば違わず咲きし彼岸花ごんぎつねの里真っ赤に染めて     伊東紀美子

 里にいでて手袋買ひし子狐の童話のあはれ雪降るゆふべ           皇后様

朝日歌壇に昨年並んだ2首の歌と、美智子皇后様の歌。

「ごんぎつね」、この短い話は幼い子どもたちに、やさしさや哀しさを、どれほど心のうちに沈めてきたか。

 南吉は古びることなく、人の心を洗い、ふくらます。

  以上は今日の朝日「天声人語」から。

 

わが子たちも小学校で学んだ、新見南吉の「ごんぎつね」は、国民的童話のようだ。

教室で学んだ子は6千人を超えるという。

新聞は必ず「天声人語」から読んでいるが、心がほっこりするこんなコラムは、朝から心地よい。


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