ゆみねこ日記

日常日記です。

3月の読書記録

2024-04-01 19:12:30 | ブックレビュー
3月の読書メーター
読んだ本の数:35
読んだページ数:10670
ナイス数:3677

この銀盤を君と跳ぶこの銀盤を君と跳ぶ感想
冬のオリンピックを目指すフィギュアスケート選手たち。卓越した技術とセンス表現力の京本瑠璃と圧倒的な身体能力で限界超えのジャンプを持つ雛森ひばり。彼女らを支えるパートナーである振付師とコーチ。二人三脚で目指す2030年のオリンピック。面白くて一気読み。女子フィギュア、6年後に男子を超えるようなスコアが!😅 綾崎隼さん、初読み。
読了日:03月01日 著者:綾崎 隼
迷犬マジック(2) (双葉文庫 や 26-10)迷犬マジック(2) (双葉文庫 や 26-10)感想
"迷い犬"として突然誰かの前に現れる黒柴・マジック。母の交際相手・重さんと上手く関係を築けない賢助、些細なことで怒り暴力をふるい仕事を失った若者・隼、元警察官の労の歩行旅の道連れをして、独居老人の原屋敷さんの家へ。原屋敷さんの家から去らなかったマジック、続編も積んであるので読むのが楽しみ。読むと幸せな気持ちになる1冊、お薦め!
読了日:03月02日 著者:山本 甲士
迷犬マジック(3) (双葉文庫 や 26-11)迷犬マジック(3) (双葉文庫 や 26-11)感想
迷い犬マジックのマジックは今巻でも冴えています。怪我で挫折したやり投げのオリンピック代表候補、会社のオヤジ体質に悩まされる技術職女性。自分に自信を持てない小5女子、市民からのクレーム対応と上司の板挟みで苦労する市役所職員。悩んでいる人の前にひょっこりと現れ、マジックが起こす魔法。これはまだ続編出るかな?楽しく読了。
読了日:03月03日 著者:山本 甲士
凍る草原に鐘は鳴る凍る草原に鐘は鳴る感想
羊を放牧する草原の民と町に定住する民。昔のモンゴルを想像出来るような世界観。この地で暮らすすべての民を襲った悲劇、動くものが見えなくなる奇病。草原に額縁を立て、その中で演手たちが鮮やかな物語を繰り広げる「生き絵」の物語を作り演出を手掛けるマーラの絶望。マーラたちアゴールの民に仕掛けられた陰謀。「生き絵」を想像しながらの読書。松本清張賞受賞作、天城光琴さん、初読み。
読了日:03月05日 著者:天城 光琴
一夜:隠蔽捜査10一夜:隠蔽捜査10感想
著名な作家・北上輝記が小田原で誘拐された。犯人から何の要求も連絡もないまま安否も不明。小田原に出向いた竜崎は捜査本部へ、そこに北上の友人の作家・梅林が絡む。誘拐事件はあっさりと解決したが、犯人の犯行動機はハッキリしない。事件の真相は…。相変わらず会話のテンポが良く、サッと読破出来る。今作の竜崎さん、ややマイルド?
読了日:03月05日 著者:今野 敏
まぼろしを織る (一般書)まぼろしを織る (一般書)感想
母の死で生きる意味が分からなくなった槐はコロナ禍で職も失い、川越で染色工房を営む叔母の家に居候していた。亡き祖母は高名な紬作家、祖母に反発していた母と伯母。槐は叔母伊予子にも心を開けずにいたが、そこに人気女性画家の転落死に巻き込まれて心を閉ざした従兄弟の綸が同居することになる。草木染め、藍染め、経糸と緯糸の色を選んで布を織ること。生き物の命から生まれる糸は綸と槐の生きる力となってゆく。美しい再生の物語、とても良かった。伊予子さん、槐と綸の3人にまた会いたい。
読了日:03月06日 著者:ほしお さなえ
ここでは祈りが毒になるここでは祈りが毒になる感想
前作の記憶が曖昧で、読み始めても中々乗れず。不摂生の極みのような妊婦・敏江の突然死、失明を恐れ死にたいと言う明美の不審な死。事件性はないとの判断だが、ヒロインの矯正医官の由衣は死因を調べる。塀の中の人より、受刑者の家族のほうが辛いことは間違いない。しかし由衣さん、上司の言う事を聞かな過ぎ。
読了日:03月07日 著者:嶋中 潤
仕事のためには生きてない仕事のためには生きてない感想
食品会社に勤めるサラリーマン・多治見勇吉35歳。異物混入騒動をめぐる社長の発言が炎上した翌日、社長発案の[スマイルコンプライアンス]を実現化するため新設部所に異動になる。読み始めは今ひとつ乗れなかったが、後半にどんどん面白くなる。社長に忖度する役員たち、不毛な会議、趣味のバンド活動への思い、よりよく働ける職場を目指す勇吉の奮闘物語。
読了日:03月08日 著者:安藤 祐介
をんごくをんごく感想
大正末期の大阪船場、画家の壮一郎は妻・倭子の死を受け入れられずにいた。巫女に降霊を頼むがかなわず、「普通の霊とは違う」と言われる。倭子は壮一郎のもとに現れるが気配も声も歪で…。倭子の霊を探る壮一郎は顔のない「エリマキ」と出会う。怖さはさほどでも無く、なぜ倭子が恐ろしいものになったのか、理由が切なかった。「エリマキ」、良い味を出していた。北沢陶さん、初読み。横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作。
読了日:03月08日 著者:北沢 陶
写真館とコロッケ ゆうれい居酒屋3 (文春文庫 や 53-7)写真館とコロッケ ゆうれい居酒屋3 (文春文庫 や 53-7)感想
秋穂さんがうたた寝から目覚め、居酒屋「米屋」の営業を始めるとご近所の常連さんがやってきて。そこへ一見の客、何かワケアリのお客たちは「米屋」の美味しい料理と秋穂や常連さんたちの言葉に生きるヒントをもらう。後日お礼に訪れて「米屋」の真実を知ってビックリというワンパターンなのにとてもホッコリと読みやすい。巻末のレシピはいつもありがたく参考にさせてもらっている。
読了日:03月09日 著者:山口 恵以子
戦国女刑事戦国女刑事感想
面白くて、何度も笑い声を上げながらの読書。警視庁捜査一課5係を率いる尾張の大うつけこと織田信子。腹心の木下秀美・明智光葉・柴田勝代・森蘭、そこへ配属された新人徳川康子(笑)信子にぞっこんなホストは斎藤濃!ライバルたちを次々に逮捕し、野望達成かと思いきや本能寺。深読みなしで楽しく読める1冊。
読了日:03月11日 著者:横関 大
山ぎは少し明かりて山ぎは少し明かりて感想
ダム湖の底に沈むことになった「瑞ノ瀬村」。そこで生まれ育った祖母と娘、町で生まれた孫娘。イタリア留学の夢破れ適応障害になった孫娘・都の章。村の暮らしを嫌い町でガムシャラに働き生計を立てる娘・雅代の章。圧巻は祖母佳代の物語。美しい自然と豊かな山里の暮らしと幼なじみたちと過ごした少女時代。戦争で思う人を兵隊に取られ大切な妹との別れ。戦後、戦争から戻った孝光との暮らしを一変させたダム建設。切なくて悲しい最後だがとても心に残る一書。
読了日:03月12日 著者:辻堂 ゆめ
うたう (単行本文芸フィクション)うたう (単行本文芸フィクション)感想
大学軽音部でバンドを組んだ4人。卒業後2年で解散。ヴォーカルの絹枝は母を傷つけた記憶を引きずっていた。ギターの航治郎はバンド解散後もプロを目指すが挫折、ベースの知哉は結婚後もアルバイトの身で働く妻を支える日々。ドラムスの正道は資格試験に挑む。音楽を諦めた仲間が次の一歩を踏み出す。うーん、三部作の続きにしては少し薄味な印象。
読了日:03月13日 著者:小野寺史宜
ホルモー六景ホルモー六景感想
八月の御所グラウンド→鴨川ホルモー→ホルモー六景と読み、この世界観がたまらなく好きになった。玄武組二人静の鴨川(小)ホルモー、凡ちゃんのローマ風の休日、もっちゃん、同志社大学黄竜陣、丸の内サミット、長持の恋。面白かった!
読了日:03月14日 著者:万城目 学,岩瀬 聡
ななつのこ: 第3回鮎川哲也賞受賞作ななつのこ: 第3回鮎川哲也賞受賞作感想
加納さんのデビュー作で第3回鮎川哲也賞受賞作。私が加納さんの作品に出会ったのは「ささらさや」からだったのでこちらは未読だった。30年以上前の作品だけど、少しも古さを感じない。感性の瑞々しさと文章の平明さ、そしてミステリーの部分もさすが加納朋子さんと言える作品←上から目線失礼します!最新作ワンとのつながりも分かって大満足。名作は色あせないと思った。
読了日:03月15日 著者:加納 朋子
芸能界芸能界感想
芸能界の舞台裏を描いた7つの短編。読みやすいのでサクサク進む。50歳の女優がインスタにハマる「いいね」と震災の町からデビューした女子中学生と父親「娘は女優」が面白くて印象に残った。
読了日:03月15日 著者:染井 為人
ごはん食べにおいでよごはん食べにおいでよ感想
サッと流し読み。何となく説教くさく感じて乗れなかった。小手鞠るいさん、合う作品と合わない作品のブレ巾があってこれは今ひとつ。残念。
読了日:03月16日 著者:小手鞠 るい
六人の嘘つきな大学生六人の嘘つきな大学生感想
超人気企業の最終面接に残った6人の大学生。1ヶ月後までに最高のチームを作り上げグループディスカッションをし、結果次第では全員に内定が出るはずだった。本番直前に課題が変更され6人の中から1人の内定者を決めることに。仲良く全員で内定をもらおうとしていた仲間からたったひとつの席を奪い合うことに。本番に持ち込まれた6通の封筒、個人名が書かれた告発文。誰が嘘をついているのか?話題の作品、とても面白かった!地元図書館、蔵書が1冊だけだったので長いこと待ちました。
読了日:03月17日 著者:浅倉 秋成
殺した夫が帰ってきました (小学館文庫 さ 40-1)殺した夫が帰ってきました (小学館文庫 さ 40-1)感想
面白かった。崖から突き落とし殺したはずの夫・和希が5年後に現れた。果たして夫と名乗る男は何者?その目的は?アパレルメーカーで働く鈴倉茉菜の過去の罪と愛。無戸籍・ネグレクト・DV、重い内容に心が痛くなるが、ラストは希望がみえる方向でとても良かった。
読了日:03月18日 著者:桜井 美奈
殺める女神の島殺める女神の島感想
孤島に集められた7人のミスコンファイナリスト。外見も内面も美しく秀でた人物たちのはずが…。主催者が瀕死の重症を負い、美女たちも次々に殺される。美しい外見と裏腹に隠された内面の汚らしさが露わになる。犯人は7人の中のひとり、その目的は?中々面白かった。
読了日:03月18日 著者:秋吉 理香子
レイアウトは期日までにレイアウトは期日までに感想
職も住まいも失い崖っぷちのデザイナー・赤池めぐみは、SNSでスタッフを募集していた桐生青のところで住み込みで働くことに。天才・気まぐれと業界内での噂のたえない青、めぐみが最初に任されたのは電話番と4匹の猫の世話。デザイナーのプライドが傷つけられて凹むめぐみ。そんな二人がやがて良きパートナーとなり新しい未来へ。軽く読めて楽しめます。上手く行き過ぎかもしれませんが、小説として楽しむなら良いです。
読了日:03月19日 著者:碧野 圭
緊立ち 警視庁捜査共助課緊立ち 警視庁捜査共助課感想
群衆の中から手配犯を探す川東小桃は「カメラアイ」と呼ばれる特殊能力を持つ。佐宗燈は広域捜査を担う。二人の女性刑事の捜査と逮捕劇、犯人を見つけて追い確認して逮捕。とても緊迫感があり面白く読んだ。また二人の女性刑事の悩みにも触れ今までにない刑事ものになっているのが興味深い。これはシリーズになって欲しい!
読了日:03月20日 著者:乃南 アサ
山口恵以子のめしのせ食堂: こころとお腹を満たす物語と「ご飯のおとも」山口恵以子のめしのせ食堂: こころとお腹を満たす物語と「ご飯のおとも」感想
読んでいると目茶苦茶ご飯が食べたくなる!美味しいご飯とお味噌汁が2種類、あとは全国各地のお取り寄せ「ご飯のおとも」。デパートを定年退職した女性が自宅を改装してオープンした『めしのせ食堂エコ』。小説は短編だが中身は濃くて読み応えあり。山口恵以子さんと長船クニヒコさんの共著で気になるものはお取り寄せ出来るようになっている。
読了日:03月21日 著者:山口 恵以子,長船 クニヒコ
みとりねこみとりねこ感想
旅猫リポート外伝2編を含む7つの短編集。外伝は本編を思い出し涙がジワっと…。表題作「みとりねこ」は浩美と浩太が共に育つ姿にほっこりからのラストの切なさ。「シュレディンガーの猫」が一番有川さんらしくて楽しかった。猫って素晴らしい生き物だ😊
読了日:03月22日 著者:有川 ひろ
宿罪 二係捜査(1) (角川文庫)宿罪 二係捜査(1) (角川文庫)感想
捜査一課に「遺体なき殺人事件」を専任とするニ係がある。資料を読み込み小さな端緒を見つけ事件解決へと結びつける。15年前突然姿を消したひとりの女子高生。彼女の行方を追い続け、病に倒れた水谷早苗巡査。水谷の遺志を継ぎ事件を調べる香田警部はニ係の信楽京介に再捜査の協力を依頼する。事件は町田と相模原、警視庁と神奈川県警が絡む。執念で容疑者を追い込み、事件を解決する。しかし、証拠は無く、あの取り調べは…。事件そのものは鬼畜の所業、胸糞悪い。
読了日:03月23日 著者:本城 雅人
さっちゃんは、なぜ死んだのか?さっちゃんは、なぜ死んだのか?感想
小さな公園でホームレスの女性が殺害された。公賀沙知=さっちゃんはなぜ誰に殺されたのか?バブル崩壊と就職氷河期、女性の貧困と性搾取。ブログ作者、女性新聞記者、沙知の来し方を辿るが…。真梨さんの作品なのでややこしい。最後に死んださっちゃんはいったい誰?読み終えてもスッキリしない。
読了日:03月23日 著者:真梨 幸子
レーエンデ国物語レーエンデ国物語感想
家に縛られていた貴族の娘・ユリアは、騎士団長で英雄の父と共に旅に出る。そこは呪われた地、レーエンデ国。古代樹の森で出会ったのは寡黙な射手トリスタン。満月の夜に現れる銀の霧、体を銀色の鱗で覆われやがて死に至る銀呪病。とても壮大なファンタジー、どっぷりとその世界観に浸り、物語を堪能出来た。物語は長い歴史の序章、続編も読みたい。本屋大賞候補作。多崎礼さん、初読み。
読了日:03月25日 著者:多崎 礼
うまいダッツうまいダッツ感想
喫茶部に入部した4人の高校生。実態はおやつを持ち寄りダラダラと食べる「おやつ部」。アラタ・コウ・セラ・タキタが手軽に手に入るお菓子を食べながら日常の謎を解く。うまい棒、チロルチョコ、バカウケ、ブルボンのプチシリーズやホワイトロリータ、森永マリーなど知っているお菓子が登場し、高校生の会話なども含めて楽しく読めた。
読了日:03月26日 著者:坂木 司
うらはぐさ風土記うらはぐさ風土記感想
離婚を機にアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさの伯父の家に住むことになった沙希。母校の女子大で教職につき、うらはぐさ地区に縁のある人々やユニークな女子大生たちとの出会い。町なかの四季、美味しそうなごはん、変わりゆく町と変わらずに残したいもの。特に大きなことが起きるわけではないが、とても楽しい読書が出来た。
読了日:03月26日 著者:中島 京子
老害の人老害の人感想
老害をまき散らす迷惑な年寄りたち。昔話、自慢話、趣味の講釈に病気自慢、孫自慢…。戸山福太郎の老害ぶりに最初はドン引きしながらの読書。実の娘・明代に切れて叱られてもめげない。老害五重奏(カルテット)がコロナ禍にも負けず、サロンを立ち上げる。居場所があり楽しく過ごせる高齢者は幸せだと思う。我が家の老母も同じ話を繰り返し繰り返し😅
読了日:03月27日 著者:内館 牧子
アンサンブルアンサンブル感想
劇作家・島村抱月と女優・松井須磨子、この二人の恋愛沙汰と家庭内のいざこざを、若き日の中山晋平の目を通して描かれたもの。新しい演劇を作ろうとする当時の人々の熱、家庭では良き父親でたくさんの子どもに恵まれながら須磨子にのめり込む抱月。妻・市子が気の毒で抱月の身勝手さに辟易した。三角関係に巻き込まれた中山晋平の物語。
読了日:03月28日 著者:志川節子
17歳のビオトープ17歳のビオトープ感想
とある高校の校務員・平人生、彼のことを人生先生と呼び相談を持ちかける悩める高校生たち。若い年代の読者たちは共感し感動できる1冊になるかと。
読了日:03月29日 著者:清水 晴木
ヒポクラテスの悲嘆ヒポクラテスの悲嘆感想
シリーズ第5弾。光崎教授は出番少なめ、古手川刑事メインのような作品。引きこもりの40代の娘と70代の両親、同じく引きこもりの50代の息子と80代の両親。80代の認知症の妻を介護する70代の夫。引きこもりの60代と元気な90代の父。キャリア官僚の60代父とロスジェネ世代30代の息子。検視官が自死や事故死と判断しても納得出来ない古手川。光崎教授が真実を見つける…。しかし、恐ろしい企みが。。引きこもりが全員犯罪者予備軍ではないけれど、家庭の問題は難しい。
読了日:03月30日 著者:中山七里
別れの季節 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-11)別れの季節 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-11)感想
料理の道に邁進し、紅屋でおやすの存在は欠かせないものに。世間は戊午の大獄でざわつき不安に思う日々、そんな中、十草屋に嫁いだお小夜さまが病弱な息子のことで悩み、里帰りをして、おやすに心のうちを語る。タイトルに不安を感じながら読み切ると、おやすの健気な決意に涙が…。そして迎えた3月3日の雪の朝、おやすは時代の流れとどう関わってゆくのか?美味しそうな料理に空腹を感じながら読了。
読了日:03月31日 著者:柴田 よしき
フェスタフェスタ感想
北海道浦河の小さな牧場で生まれた「かむなび」。ステイゴールド→ナカヤマフェスタの血を引くこの馬にかける人々。生産者・馬主・厩務員・調教師・ジョッキー、関わるすべての人と目指す『凱旋門賞』。夢中で読み終えて大満足。面白かった!
読了日:03月31日 著者:馳 星周

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