ゆみねこ日記

日常日記です。

4月の読書記録

2016-05-05 19:27:00 | ブックレビュー
4月はあちこちにお花を見に出かけたのでややペースダウン。


イチオシは朝井まかてさんの眩(くらら)、周防柳さんの余命二億円。
古内一絵さんのマカン・マラン23時の夜食カフェもお勧めです。



2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:44冊
読んだページ数:13929ページ
ナイス数:5869ナイス

過ぎ去りし王国の城過ぎ去りし王国の城感想
銀行のロビーに飾られていた精密なお城の絵。それに触れた途端引き込まれるように感じた中3の尾垣真。絵の上手い優等生の城田珠美と人気漫画家のアシスタントのパクさんとともに絵の世界を冒険する。お城の塔に閉じ込められていたのは行方不明になった9歳の女の子。これはとても読みやすく、映像化したら面白くなりそう。宮部さんのファンタジー、大好きです。
読了日:4月1日 著者:宮部みゆき
影憑き 古道具屋 皆塵堂影憑き 古道具屋 皆塵堂感想
放蕩息子円九郎は、遊び歩いて賽銭泥棒や語りをやり、親に勘当される。預けられた先は「皆塵堂」。円九郎の駄目っぷりにちょっと面白さもダウン。そろそろこのシリーズからは離脱します。
読了日:4月1日 著者:輪渡颯介
赤毛のアンナ (文芸書)赤毛のアンナ (文芸書)感想
8歳で母を亡くし、児童養護施設に預けられることになった志場崎安那。明るく正義感にあふれ、友達思いのアンナが25歳になったとき、一人の男を刺し傷害事件の容疑者として逮捕された。何故?彼女を知る高校時代の友人たちや、施設の教員やいっしょに暮らした子供たち、皆がアンナを助けるために行動を起こした。アンナの未来が明るく光あふれるものであってほしいと思いました。面白くて一気読み、今まで読んだ真保さんの作品中NO1でした。
読了日:4月2日 著者:真保裕一
9595感想
95.3.20を境に動き出した秋久ことQの高校生活、20年後の彼があのころを振り返る。疾走感があって中々楽しめました。あのころ、都内に住んでいたので、リアルに思い出す場面もあったけれど、渋谷は駅の周辺しか知らなかったなあ。
読了日:4月2日 著者:早見和真
襷(たすき)を、君に。襷(たすき)を、君に。感想
助っ人として走った駅伝で、走る楽しさに目覚めた歩は、全国中学校駅伝で活躍した一人の少女・瑞希の走りに魅了される。歩と瑞希の出会い、高校の陸上部員たちの頑張りと葛藤、才能あるものと努力が実らないもの。港ヶ丘高校陸上部の、全国への挑戦、爽やかで素敵な1冊でした。
読了日:4月3日 著者:蓮見恭子
モンローが死んだ日モンローが死んだ日感想
精神のバランスを失った、孤独な境涯の鏡子。彼女を救ってくれたのは、近くのクリニックのアルバイト精神科医。やがて深く関わるようになったその医師が連絡を断ち、彼の行方を追う過程で分かったこと。。ヒロインと同世代の自分にはとても身につまされることも多々、小池さんの美しい文章に引き込まれて一気に読了出来ました。素敵な1冊。
読了日:4月4日 著者:小池真理子
特殊警備隊 ブラックホーク特殊警備隊 ブラックホーク感想
特殊警備を担うブラックホーク社にヘッドハンティングされ、その一員となった最上光一。日本の国力が低下し貧富の差が拡大した近未来、貧しいものの味方と称し、テロを企てるクーガとの戦い。ゼロディの後日譚になるのかと思うけれど、こんな未来が待ち構えているとしたらいやだなぁ。
読了日:4月6日 著者:福田和代
絶唱絶唱感想
何とも感想を書きにくい本でした。阪神淡路の大震災とトンガ。杏子さんの行動に拒否感を感じてしまいました。
読了日:4月6日 著者:湊かなえ
【文庫】 北からの使者 (文芸社文庫)【文庫】 北からの使者 (文芸社文庫)感想
横浜・寿町で一人の在日の老女が殺害された。彼女が隠し持っていた一通の手紙には、何が書かれていたのか?闇に閉ざされた北の実情と、地上の楽園という言葉に騙されて帰還した人々。総連(この本の中では統連)の暗躍。登場人物が多いことと名前を認識するのに若干時間はかかりましたが、ページをめくる手を止められませんでした。読み応えのある1冊です。すべてを明らかにされる日が来たら良いのですが。
読了日:4月7日 著者:麻野涼
誰がために鐘を鳴らす誰がために鐘を鳴らす感想
もうすぐ廃校になる諏那高校の男子4人と44歳独身の大佛先生が、女の子と一緒に演奏してみたいというちょっと不純な動機で始めたハンドベル。友々家の霧賀も登場。爽やかな青春もの。重松さんの「空よりも高く」をちょっと連想しました。オリジナルの歌詞が愉快です。
読了日:4月8日 著者:山本幸久
給食のおにいさん 受験 (幻冬舎文庫)給食のおにいさん 受験 (幻冬舎文庫)感想
念願かなってホテルの調理人として再出発した・佐々目。それなのに超お嬢様学校のホテル給食の担当として派遣される。お嬢様たちに翻弄され、中々本領が発揮できない佐々目と、黒チワワ。ようやく自分たちの力でお嬢様たちと心が通じあい、シスター入江もただの意地悪さんでなかったことにホッとしました。シスター入江、吉田羊さんのイメージで読んでしまいました。
読了日:4月8日 著者:遠藤彩見
ブラック・ジャック・キッドブラック・ジャック・キッド感想
ブラック・ジャックが大好きで、それになり切っているような和也。家庭の都合で転校し、そこで泉と宮内という本当の友達が出来て。和也が愛おしくて、泉が賢くて、そして大人になった和也の幸せ。何だかほっこりとさせられる1冊です。
読了日:4月8日 著者:久保寺健彦
優しい言葉―パンとスープとネコ日和優しい言葉―パンとスープとネコ日和感想
アキコさんのもとに、たいとろんのドスコイ猫兄弟がやってきた。たろちゃんロスから立ち直って、お店の方もしまちゃんと良い感じで回してゆく。近くにアキコさんの店を真似たサンドイッチのお店が出店、それでもぶれずにやって行く姿勢はとても素敵です。しまちゃんの幸せと猫たちの幸せ、このシリーズは読むと優しい気持になるので大好きです。
読了日:4月9日 著者:群ようこ
わたしたちの、小さな家わたしたちの、小さな家感想
翻訳家の祖母と二人で暮らす片倉希。両親の写真も遺されたものもなにもない。切り株と呼ばれる高台にある小さな家には、ある秘密があった。家にとらわれてしまう、何だか無気味な物語。希は逃げることが出来たのか? 水沢秋生さん、初読み。
読了日:4月9日 著者:水沢秋生
影の中の影影の中の影感想
面白かったです!大国・中国の闇の組織と戦う影のヒーロー・カーガーこと景村瞬一。世界の謀略組織と戦うカーガー、続編出たら嬉しいのですが。
読了日:4月10日 著者:月村了衛
秋葉原先留交番ゆうれい付き秋葉原先留交番ゆうれい付き感想
秋葉原先留交番のオタク警察官・権田の元に、イケメンで「見る」ことが出来る・向谷が足だけ見える幽霊とともに転がり込んでくる。足子と呼ばれるその幽霊の亡くなった事件の真相の捜査とともに、交番に持ち込まれる色々な事件を探るという物語。足子こと季穂の家族の問題が切なくて、事件が解決して彼女も消えてしまうのかと思ったら残ってくれたので、これは続編を期待出来そうですね。面白かったです。
読了日:4月11日 著者:西條奈加
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェマカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ感想
「快晴フライング」で大きな存在感だった、ドラァグクィーンのシャールさんのお店。ハナミズキが目印の隠れ家カフェ・マカン・マラン。様々な悩みのあるお客様に、シャールさんが提供してくれる、体に優しい料理の数々。こんなお店、近所に欲しい!ジャダが仲間たちと作ったスープを、シャールさんに是非とも味わって欲しいので、続編を待っています!
読了日:4月12日 著者:古内一絵
校閲ガール ア・ラ・モード校閲ガール ア・ラ・モード感想
面白かったです!校閲部の河野悦子をとりまく面々のお話。部長、すみに置けない…。セレモニー黒真珠や、柚木麻子さんの作中人物「有森樹李」が登場したり、たっぷりと楽しませていただきました。
読了日:4月13日 著者:宮木あや子
読めない遺言書読めない遺言書感想
深山亮さん、初読み。傷害事件を起こし、刑務所に入ったことで絶縁状態になっていた父親が孤独死をした。中学校教諭の息子が遺品を受け取りに赴くと「遺言公正証書」が遺されていた。父は何故自分の知らない人物に遺産を遺そうとしたのか?主人公が何だか情けない人物で、最初は読みにくかったけれど、無縁社会・ホームレス・デート商法・胡散臭いNPO法人・貧困ビジネスなど社会問題をたっぷり盛り込んで、中々読み応えがありました。
読了日:4月13日 著者:深山亮
狙撃手のオリンピック狙撃手のオリンピック感想
幻のモスクワオリンピック代表候補だった警察官・神稲と、テルアビブ空港乱射事件の関係者として逮捕歴のある荻窪。二人の人生が交錯し、やがて巡り来る長野オリンピックまでの時の流れ。戦後の闇と平和の象徴オリンピックはどうつながっていくか、興味深く読了しました。主人公の名前が中々脳内で変換されずちょっと読みにくかったです。神稲で「くましろ」、難しい。。
読了日:4月14日 著者:遠藤武文
Aではない君とAではない君と感想
もし、わが子が殺人を犯してしまったら?離婚し離れて暮らす14歳の息子が同級生を殺害してしまった。息子・翼は取り調べの係官にも口を開こうとしない。少年事件の付添人となった父は、息子の心に寄り添い、彼の心の声を聞きとろうとする。薬丸さんがずっと描いてきた少年事件。人の心も体もけっして殺してはいけないのです…。母親があまりにも頼りなさ過ぎて、残念な印象。
読了日:4月14日 著者:薬丸岳
武士道ジェネレーション武士道ジェネレーション感想
はぁ、面白かった!香織と早苗が大学を卒業し、桐谷道場閉鎖の危機を乗り越えるストーリー。香織のぶっ飛んだ考え方とセリフに何度も噴き出してしまいました。どっちも幸せになりそうで良かった!
読了日:4月15日 著者:誉田哲也
大川契り: 善人長屋大川契り: 善人長屋感想
シリーズ第三弾、真の善人・加助以外は全員裏稼業を持つ善人長屋。差配人千鳥屋の家族の話を織り込んで、今作も面白く読了しました。さて、お縫ちゃんの幸せもそろそろかしら?
読了日:4月16日 著者:西條奈加
ムーンナイト・ダイバームーンナイト・ダイバー感想
立ち入り禁止区域の海底に、ひっそりと潜るダイバー舟作。作者の訴えたい気持ちはある程度理解出来た気がしましたが、性的描写が多くて違和感が拭えません。妻・満恵さんは素敵だと思いました。
読了日:4月16日 著者:天童荒太
居場所を探して―累犯障害者たち居場所を探して―累犯障害者たち感想
賽銭泥棒・万引き・無銭飲食・無賃乗車など、小さな犯罪を繰り返し、刑務所に何度も入る人たちが居る。その人たちには少なからず知的障害や発達障害があることが判明してきている。長崎新聞社が長い時間をかけて取り組んだルポ。福祉と警察・検察が連携を取り合うことが大切だが、周囲の理解はまだまだ難しいと思った。
読了日:4月17日 著者:長崎新聞社「累犯障害者問題取材班」
江ノ島西浦写真館江ノ島西浦写真館感想
祖母が営んでいた写真館の遺品整理に訪れた桂木繭。注文されたまま誰も受け取りに来ない写真の謎、繭が目指していた写真をあきらめた理由、心に屈託を抱えた人を相変わらず上手く描くなぁ、三上さん。でも、あっさりと読めてしまったから、あまり記憶に残らないかもしれません。
読了日:4月17日 著者:三上延
あの人が同窓会に来ない理由あの人が同窓会に来ない理由感想
中学校時代の同窓会、当時目立たなかった3人の男女が幹事として関わることに。だんだん出席者が少なくなって行く状況を変えるためには、人気者だったクラスメイトに出席してもらうこと。なぜ、彼らは同窓会に来なくなっていたのか?中々面白くて、一気に読めました。私はほぼ毎回同級会に出ていますがw
読了日:4月18日 著者:はらだみずき
眩感想
これぞ朝井まかてさんの真骨頂!とても読み応えのある1冊です。葛飾北斎の娘お栄・葛飾応為の、父であり師匠である北斎への憧憬、叶わぬ兄弟子への想い。江戸の時代に女性が絵に打ち込めたのも、才能があった故。ここ数作はちょっと残念な感じでしたが、これは良かった。お勧めです。
読了日:4月19日 著者:朝井まかて
新任巡査新任巡査感想
古野まほろさん、初読み。警察学校を卒業した二人の新任巡査が、駅の東西の交番にそれぞれ配属された。成績優秀だが空気の読めない女性警察官アキラと、凡庸だが心やさしい頼音(ライト)。出だしは延々と新人警察官の訓練場面が続いて、長いかな~って思ったら、中盤以降の思わぬ展開に息をも継げずに一気読みでした。どうしようもない奴もいたけれど、いい先輩もたくさんいて、ちょっと安心。面白かったです。
読了日:4月20日 著者:古野まほろ
謎の毒親謎の毒親感想
作者ご本人の両親のこと。親のことを悪く言えなかった少女時代、今だからはっきり言える、家の親は毒親・・・!虫・ゴミにまみれた家、想像するだけで鳥肌もの。。せめてどちらかが普通の人だったら、ヒカルも救われたのかも。
読了日:4月21日 著者:姫野カオルコ
彼女に関する十二章彼女に関する十二章感想
50歳の主婦が、60年前に書かれた「女性論」と自身の人生を重ね合わせてゆく。主人公・聖子さんが魅力的で楽しい。アラフィフ世代の女性には共感できるのでは?
読了日:4月21日 著者:中島京子
復讐屋成海慶介の事件簿復讐屋成海慶介の事件簿感想
セレブ専門の復讐請け負い人「成海慶介」、恋人に裏切られ会社を辞めざるを得なくなった元社長秘書・神戸美菜代が復讐を依頼に行き…。まあまあの面白さでした。すぐに中身を忘れそうな。。
読了日:4月22日 著者:原田ひ香
キッチン戦争キッチン戦争感想
駆け出しの料理人・滝沢葉月はオーナーの計略でコンクールに出ることになる。葉月の祖父は有名なシェフだったという。高級フレンチなど、縁がないのですが、美味しそうな料理の記述にお腹が空きます。ストーリーとしてはまずまず楽しめましたが、印象は薄かったです。
読了日:4月22日 著者:樋口直哉
手のひらから広がる未来 ヘレン・ケラーになった女子大生手のひらから広がる未来 ヘレン・ケラーになった女子大生感想
1988年9月9日生まれの荒美有紀さん。難病で視力・聴力を失い、絶望の中から生き抜く決意をしたご本人の手記。我が子と同じ年齢ということで他人事とは思えず、母目線で読了しました。突然失われた当たり前の日常、彼女の感じた孤独感。ぜひ一読していただきたい1冊です。
読了日:4月23日 著者:荒美有紀
札幌アンダーソング  ラスト・ソング札幌アンダーソング ラスト・ソング感想
うーん、何だかもやもや・・・。すべて春のサイドからの推理・推測で。山森側のストーリーがあれば、もっと重厚で面白いと思うけど。まぁこのボリュームで納めるには仕方がないですね。
読了日:4月24日 著者:小路幸也
ナモナキラクエンナモナキラクエン感想
湘南の一軒家で暮らす、4人の兄弟(山・紫・水・明)。長男・長女・次男・次女、それぞれ母が違っている。父が突然亡くなった夏、それぞれの母親に逢いに行く。父が作りたかった楽園とは?中々良かったです。小路さんらしく、悪人は出てこないので、さらりと読めました。
読了日:4月24日 著者:小路幸也
いつかの人質いつかの人質感想
3歳の時に誘拐され、その時の怪我が元で盲目になってしまった愛子。その彼女が再び15歳で誘拐された。何故?誰が?真相が明らかにされても、何だかやるせない。。
読了日:4月24日 著者:芦沢央
太陽おばば太陽おばば感想
子供を持つことが出来ない故に離婚した、フリーライターの舞。引っ越し先の隣人は、不思議なパワーを持つ老女・耶知子さん。初読み作家さんです。中々心に響く作品、ラストはちょっと泣けました。
読了日:4月24日 著者:雀野日名子
バラカバラカ感想
集中して一気に読了しました。バラカはこの世に生れて過酷な運命に翻弄される。原発事故によって汚染された地域で発見されるに至った事情、身勝手な男女のふしだらな生き方の果てなのでは。川島が気持ち悪くてどうしようもなかったです。この中で唯一救いだったのは豊田老人のみ。桐野さんはオリンピック開催には反対の立場なのでしょうね。この本のような日本にならないことを祈りたいです。
読了日:4月26日 著者:桐野夏生
かわうそ お江戸恋語り。かわうそ お江戸恋語り。感想
幸せな日々を送っていたお八重は、悪い男の手から救ってくれた男「川獺」に心を奪われる。陰惨な押し込み強盗を働く「川獺の政次」と恋する男「川獺」は同じ人物なのか?お八重の一途な心とそれを守り抜くおちか。読みやすい文章なのであっという間に読了、面白かったです。
読了日:4月26日 著者:あさのあつこ
幹事のアッコちゃん幹事のアッコちゃん感想
4編すべてにアッコちゃん登場!三智子の成長物語とも言えるこのシリーズ、これで終わるのかと思うとちょっと寂しい。アッコちゃんの恩人もアッコさん、アンチもあつこさん(笑)読み終えて表紙をみると感慨深いです。
読了日:4月28日 著者:柚木麻子
声を聴かせて声を聴かせて感想
表題作は息子を亡くした母とそれを見続けた娘の思い。娘のいじめの話は辛かった…。「小さな甲羅」は子育て中の母親の話。周囲に気を使い他人の目を気にする若い母親。2編とも母の気持ちを痛いほどえぐり出してくる。遠い昔になってしまった子育てを思い出し、少し胸が痛いです。。
読了日:4月28日 著者:朝比奈あすか
余命二億円余命二億円感想
不慮の事故で植物状態になった父の延命措置を巡ってのあれやこれや。腎臓病の次男と長男の息子。長男夫妻のゲスっぷりに絶句・・・。父が亡くなれば2億円の遺産、お金は人の心をざわつかせる。孝江さんが可哀想で何とか彼女に幸せをと思いました。評価は今ひとつという皆さんの反応のようですが、私は面白かったです。
読了日:4月29日 著者:周防柳
ハーメルンの誘拐魔ハーメルンの誘拐魔感想
子宮けい癌ワクチンの副反応で記憶障害の少女が誘拐された。ワクチンの副反応で苦しむ少女の多さに驚き!犯人探しより、副反応を見てみぬふりをするあれやこれやにがっかり。犬養シリーズ3作目。面白さはまあまあでした。
読了日:4月30日 著者:中山七里

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