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ゆみねこ日記

日常日記です。

泣ける本

2022-09-12 19:04:05 | 読書
最近読んだ本を2冊。

町田そのこさんの「宙ごはん」

生みの母・花野と、育ての母・風海。
ふたりの母を持つ川瀬宙。
読み始めは、母・カノさんはただ身勝手で嫌な女だと思ったが、読み進めると最後にガラリと印象が変わる。
家族って、親って何だろう?
色んな呪縛で苦しむ子供たちと不器用で未熟な大人たちに、希望と勇気を与えてくれる1冊です。
読み終えると、フワフワのパンケーキが食べたくなりますよ。




もう1冊は、吉川英梨さんの「海蝶」

海上保安庁唯一の女性潜水士"海蝶"、これは"海猿"の女性版、まだ現実ではないのですが。
主人公・忍海愛は父と兄も海上保安官で潜水士。
愛は3.11の津波で母を亡くし、愛自身は海上保安官・佐崎に命を救われた。
友人の船上結婚式で佐崎と再会、恋に落ちるが、二人の前に立ちはだかる震災の心の傷。
後半はプライベートで乗船したフェリーで事件に遭遇、ハラハラドキドキの展開で一気読み!
泣き笑いしながら読み、感動のラストシーン。お薦めの1冊。







めっちゃ笑った

2022-07-29 21:43:28 | 読書
暑い日が続いていますね。

わが町は34.4℃と猛暑日一歩手前の気温、蒸し暑くて過ごし難い一日でした。

コロナの感染者数も激増していて不安な気持ちが増しています。
買い物に出かける以外はほぼ家で過ごしていますが、こんな時趣味が読書で良かったと思います。

今日読んだのは
「100万回死んだねこ」
覚え違いタイトル集

福井県立図書館編



図書館のカウンターに毎日多くの利用者が本を探して質問に来られる。

その中で面白い覚え違い90編を取り上げてQ&A形式で編集されています。

Q 夏目漱石の「僕ちゃん」
A 「坊っちゃん」

Q 「下町のロボット」
A 「下町ロケット」

この辺はまだ序の口

Q 「蚊にピアス」
A 「蛇にピアス」

これはリクエストカードの字面で見たら、司書さんも違和感なく探し出しちゃうかも?

他にも楽しいのが多数。
タイトルになったのはこちら。

Q 「100万回死んだねこ」
A 「100万回生きたねこ」


ページをめくりながらニヤニヤしたり、時には爆笑したり。
楽しい時間を過ごせました。




第167回直木賞受賞作

2022-07-21 10:19:06 | 読書
昨日、芥川賞・直木賞が発表されましたね。

芥川賞はスルーです。

直木賞は窪 美澄さん
「夜に星を放つ」
文藝春秋社

この本、好きです。
たまたま図書館が建て替え引越しで入庫がなかったので購入して読みました。





喪失と救いがテーマの短編集で、どの作品にも「星座」が
夜に星を放つ / 窪 美澄 https://bookmeter.com/books/19628887 #読書メーター

5つの物語の中でも私が好きな作品は「真珠星スピカ」と「星の隨に」

窪さんの作品はほぼ読ませて貰っていますが、この本での受賞、本当におめでとうございます。


第167回直木賞ノミネート作品

2022-06-17 21:26:15 | 読書
また楽しみなシーズンがやってきました。

今回の候補作の内、既読は1作のみ。
図書館の本館が移転準備のため、長期の休館中で新刊書籍が貸し出されないということもあって、未読の4作品は来月の新館オープンまで入手不可能…。

唯一読んだ作品は、
川﨑秋子さんの「締め殺しの樹」 小学館

とてもインパクトのある作品でした。
これしか読んでいないのですが、賞を取ってくれたら嬉しいですね。





窪 美澄さん 「夜に星を放つ」
文藝春秋




呉 勝浩  「爆弾」
講談社




永井 紗耶子 「女人入眼」
中央公論新社



深緑 野分 「スタッフロール」
文藝春秋




さて、発表は7月20日。
今回は全作品を読んで待つことはかなわないのですが、どなたが受賞するか楽しみに待ちたいと思います。








川越が舞台

2022-06-07 20:12:01 | 読書
最近良く読む作家さん、ほしおさなえさん。

川越を舞台にした小説を書いておられ、大好きな作風です。

これは文庫書き下ろしの「菓子屋横丁月光荘」のシリーズ。
幼い頃に両親を亡くしたことで父方の祖父母のもとで育てられた遠野守人は、「家の声」を聞くことが出来る。
大学院の教授の紹介で川越の古民家【月光荘】に管理人として住みこむことで上手く人と付き合えず頑なだった守人は少しずつ変わって行く。

ほしおさんの「活版印刷三日月堂」シリーズとのつながりもあり、「紙屋ふじさき記念館」で登場した場所や人とのつながりも出てきて面白い。











このシリーズは心にじんわりと染みるストーリーで、疲れた時には良いですね。

実は貴志祐介さんのこれを読んで、あまりのグロさでゲンナリ…。
気分を変えるためにほしおさんを読んだと言う次第(笑)