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ゆみねこ日記

日常日記です。

あきない世傅金と銀

2022-05-19 23:05:10 | 読書
ほとんどの本を図書館で借りて読んでいる私ですが、高田郁さんのこのシリーズは文庫書き下ろしなので全部購入しています。

毎年2月と8月に刊行されますが、読むのがもったいなくて積んでおいて横目でいつ読もうかチラチラ気にして(笑)

そして読み始めると面白さに一気読みなのです。
今回は11巻と12巻を続けて読了。

主人公は幸、9歳で大阪の呉服商「五鈴屋」に女衆奉公に。
商才を見込まれて四代目から六代目に渡っての女房に。
六代目の没後江戸に移り「五鈴屋江戸本店」の店主を務める。

商いのサクセスストーリー、様々な苦難を乗り越えて五鈴屋が大きくなる過程が面白くて夢中になりますよ。











本屋大賞2022

2022-04-06 23:07:08 | 読書
今年の大賞は逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」に。





2位 赤と青のエスキース
   青山 美智子

3位 スモールワールズ
   一穂 ミチ

4位 正欲
   朝井 リョウ

5位 六人の嘘つきな大学生
   浅倉 秋成

6位 夜が明ける
   西 加奈子

7位 残月記
   小田 雅久仁

8位 硝子の塔の殺人
   知念 実希人

9位 黒牢城
   米澤 穂信

10位 星を掬う
   町田 そのこ


今年は予想的中、「同志少女よ、敵を撃て」は、第二次世界大戦の独ソ戦を描いています。
読んだタイミングが、ちょうどロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後で現実の悲惨な戦況を報道でみて、辛い読書になりました。
でも、今読む本であると言うことは間違いありませんね。

個人的には青山美智子さんの「赤と青のエスキース」が好みでした。




オオルリ流星群

2022-03-14 22:47:36 | 読書
素敵な1冊です!

高校3年生の夏、文化祭に向けて空き缶1万本を使って巨大なオオルリを描いたタペストリーを作った6人の仲間たち。

メンバーの1人恵介は翌年の夏、19歳で命を失い、残りの5人もバラバラに。

28年が過ぎ、仲間の1人スイ子が国立天文台を辞め地元秦野に戻ってきた。
スイ子は自力で山の上に小さな天文台を作ると言う。

地元で小さな薬局を営む久志と、中学校教諭になった千佳、司法試験を受ける為に勉強中の修はスイ子の計画を手伝うことに。
会社を辞めて引きこもっていた和也のことを気にかけながら作業を続け、オオルリ天文台は完成する。

45歳になったかっての高校生たち。
挫折や屈託を抱える大人になったから分かることも。

涙で読了しました。

伊予原さんの著作は3冊読みましたが、長編はこれが初めて。
良い作品でした。






同志少女よ、敵を撃て

2022-03-10 22:45:18 | 読書
今、話題の本。

第11回アガサ・クリスティ賞受賞作。
第166回直木賞候補。
2022年本屋大賞候補。

「同志少女よ、敵を撃て」

第二次世界大戦の独ソ戦で、母を殺され村を焼き払われた少女が、ソ連赤軍の狙撃兵となる。

母を殺したドイツ兵への復讐、女性だけが集められた狙撃兵の小隊。
ヒロイン・セラフィマの成長譚であり、友情の物語でもあると思いました。

しかし、戦争とは命の奪い合いであり、何もかもを失うバカげたもの…。

折しもロシアによるウクライナ攻撃の最中に読むことになり、現実の戦争の悲惨さに複雑な思いでやっと読了しました。

プーチンよ、バカげた攻撃は直ぐに止めよ!







グッドタイミング!

2022-02-02 16:21:48 | 読書

来春朝ドラ 主演は神木隆之介に 2022年2月2日 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6416977

Yahooニュースで来年の春からスタートするNHKの朝ドラが決まったと。
主演は神木隆之介くん!
日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにしたストーリーだと。

今読んでいる本がこちら。
直木賞作家の朝井まかてさんの作「ボタニカ」
牧野富太郎の波乱万丈の生涯を描いています。
先の話だけど、朝ドラも楽しみになりますね!