先生に異議あり! 伊東愛子 1978年(S,53)発行
これは私が中校生の時に、別冊少女コミックに描かれた作品です。
特に 「夢美の0点騒動」 は とても記憶にありますね~。
中学生の夢美は、勉強一辺倒の先生たちに反抗心を燃やし、
先生のえんま帳を作ったり、それをもとに壁新聞を作ったり、
わざと0点を取ったり・・・。
中学生の頃って、先生に対して不満や反抗心があったりするじゃないですか?
私も少なからずそんな気持ちがあった頃だったんでしょうね。
夢美の行動にスカッとする思いや、
「私も先生のえんま帳や、壁新聞を作ってみたい」 と思ったものでした。
でもね、これらの事は夢美だから許されるんですョ。
何故なら・・・
夢美は、とてもお勉強が出来るコだからです。
わざと0点取っても、お小言どころか
「今度の期末はオール満点を約束してお母さんを安心させてあげなさい」
なんて優しく言われちゃうくらい。
そんな下地があるからこそ許される行動だよね。
私のようなヘッポコ生徒じゃ とても とても・・・。
夢美がいろんな怒りを爆発させるきっかけに カセットテープ があります。
やっと録音させてもらったカセットテープを兄が勝手に録音に使っちゃった。
それも、ツメを折っといたのに、セロテープ貼って。
このやりとり。 多分今の若い人には何の事やら わからんだろな~。
少女小説
谷間の灯 円地文子 昭和23年
俊江は、夫のめかけ あぐり 殺しの刑期を終え、刑務所を出て来た。
幼かった娘、悦子は、親身に世話をしてくれた弁護士、
有吉の娘 ますみ として美しく育てられていた。
俊江は、有吉の口添えで、ますみの学校の寄宿舎で働く事になった。
だが、そこにはあぐりの娘 綾乃 と 種子 がいた・・・。
俊江は母と名乗れるのだろうか?
綾乃、種子とはわかり合える日は来るのだろうか?
不覚にも()最後は涙してしまいました。
文章の流れがとても流暢で、
読み始めてすぐ「これはおもしろい」と感じる作品でした。
特に、有吉氏が俊江に 悦子の存在を知らせる場面は、
意外な告白ながらもあまりに自然な流れだったため、
私も、俊江並みに「えっ!」とビックリしてしまいました。
働き者で親切な俊江が、母親殺しの罪人だった事を知り
心が苦しくなる綾乃。
読んでる方も切なくなって来てしまうほどです。
挿絵は辰巳まさえ
まぼろしの教室 松井由美子
1970年(S,45) なかよし付録
なかよしコミック第3弾です。
なかよしコミック第1弾、第2弾の 「ミニの女王」 に続いて、
谷ゆきこ先生が表紙を描いてます。
昔は、中のマンガを描いてる人と、表紙を描いてる人が
別の人・・・というのが結構ありますね。
ちょっと不思議な感じがします。
ちなみに・・・第4弾は、里中満智子先生のマンガなのですが、
こちらは表紙も里中先生です。
JAのCM ご存じ?
リスがいっぱい出て来て行進している。
あのCM 大っっっ好きなんです
特に、頬っぺを両手で モフモフ モフモフ てする仕種が
たまらなく好き
ここだけのカットを何回も何回も観られるように
自分で編集しちゃおうか ってくらい
今の私の 大のお気に入り&癒しのCMです。
でも、ホントにしたいのはね・・・。
自分がこのリスの中に入って、頬っぺを 両手で
モフモフ モフモフ てしてみたーい
高橋真琴先生の画集が発売になりました
高橋真琴 画業60周年記念画集
夢見る少女たち
もぉ~~ 中には可愛らしい少女や動物たち
お花やお菓子、ティアラに帽子と
愛らしいイラスト満載です。
相変わらず私は、脳内 「ウキャー」 状態で見てます。
もくじ です。
あ~~!ダメダメ!
これ以上はなんねぃ
もっと見たかったら買うのだー