我楽多(がらくた)日記

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蘇我氏とか物部氏とか ムズカシイ

2020年05月25日 22時21分01秒 | 懐かしのまんが


友人に
「一番好きな漫画はなーに?」
と聞いたら

日出処の天子!!
厩戸サイコー


と言うのを聞いて、
文庫本を購入したのが
数年・・・
いや、十数年前にもなろうか・・・。


すぐに読み始めたんだけど
とある事情で中断。
本棚の一番上が定位置となってしまった。

それが今やっと問題解決
本棚の一番上から下りて来た。
解決した問題とは・・・

ま、そんな話は後にして。




日出処の天子 山岸凉子





山岸凉子さんの作品は初めて読んだ。


厩戸王子(聖徳太子)が主人公
なんか超能力的な力を持ってる(らしい)
BL要素がある(らしい)

そんな事くらいしか知らない。





あと、こーんな絵とか







こーんな顔




のイメージが強くて
ちょっと・・・怖い
と言うか
あんまり好みじゃないかなぁ
と思ってたんだよねぇ。


でも

面白かった!
止まらないじゃん!



厩戸王子。
絵だけ見ると
頭脳明晰、何事にも臆さず
あまり感情も表さず
冷酷な人 って印象だったんだけど。

いやいやいや。
焦りもするし、涙も流す
嫉妬もすれば、ヤキモチもやく

そして思ったね。

もぉ~~~厩戸、
毛人のこと大好きじゃん


いろんな表情を持つ
人間らしい厩戸が
描かれていたから驚いた。



厩戸は毛人がチョー大好き。
毛人は布都姫にメロメロ。
(んん~・・・正直 布都姫の
どこがそんなにいいのかわからない)
そんな頃、噂にたがわずBL要素も

でも、
やっと厩戸がぐいぐい来た所なのに
またまた毛人が布都姫を
思い出しちゃって・・・
昔腐ってた女子としては

「布都姫 ジャマっっ



まぁ、漫画の中とは言え
厩戸と毛人でカップル成立~
とはならないと思ってはいたよ。
でもねー、厩戸はホントに毛人が
好きだったんだよ・・・。
だからね、
布都姫を選んだ毛人に絶望し
涙する厩戸は可哀想で可哀想で・・・





歴史に基づいた漫画でもあるから
歴史が苦手な私は
(いや、苦手なのは
歴史だけじゃないけどね
「あれ?これ誰だっけ?」
「この人は、この人の何にあたる人?」
と、漫画と系図を行ったり来たり



この系図。
厩戸が
可愛らしいもんで
なにげに好き


特に「百済・高句麗・新羅」とかの
単語が出て来たら もぉ~
「あー・・・覚えたっけなぁ」
と昔の歴史の授業の記憶が
よみがえりました
(楽しい記憶でないのが残念)

でも、よく知らない時代の話だから
完全にフィクションとして
すんなり受け入れる事が出来たのかもしれない。




外国の王室で 血を絶やさないため
「そりゃドロッドロだろ~」
てくらいの血縁関係の結婚があるけど
この頃の日本も 腹違いの兄妹 とかは
平気で結婚してたんだね。

でも、毛人の妹 刀自古
暴挙と言わざるを得ない あの行動には
かなーーーーり驚いた

確かに、兄妹同士が好きになって・・・
と言う漫画はあるけど、それはまだ
「本当の兄(妹)とは知らずに」
的なもの。
うみどり とか)

だからね。
刀自古の ダイレクトな行動には
驚きましたわ




あと、
興味無い方には全然興味ないのでしょうが
園芸好きといたしましては、厩戸の
流れるような黒髪を彩る花々に興味津々。



いろんな種類のお花で
髪を飾ってまーす





さて、先にも書いた
解決した問題 なんですが。

購入した頃。
ちょうど始まってしまったんですね。

老眼 が・・・


繊細な細かい絵小さな文字
それも文庫本

まぁ~~~目が疲れる疲れる
こりゃダメだ・・・
いつか機会が来たら読みましょう
と本棚のテッペンに追いやって
幾年月。


解決した策が

メガネ オン メガネ

普段つけてるメガネ
(近視・乱視・老視)
の上に
ハズキもどきのメガネ
(つまり拡大鏡ですな)
をかけるのです。

まぁーーーーよく見える

一気に解決さ




















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4 コメント

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Unknown (るっこら)
2020-05-26 12:43:26
「日出処の天子」全部読まれたんですね~。
お疲れさまでした(^^)
文庫の漫画の文字、小さいですよね!
ルビが見えなくて、ルーペを使うことがあります(>_<);
ハズキもどきのメガネいいですね!
何か細かい作業をする時でも役立ちそうですね。

私は山岸漫画は好きで、バレエ漫画「アラベスク」「テレプシコーラ」なども好きです。
また、ご本人が幽霊体験が多い人なので、霊的な漫画も多いですよね。

今モーニングに連載している「レベレーションー啓示ー」ではジャンヌ・ダルクのことを描いています。

毛人と厩戸の間でも、霊的な力?が発揮できたりするシーンがありますが、読んでいると本当に普通の人でも、すごい集中力があると何か不思議な能力が使えるように思えてしまいます。

作品の数がとても多いですが、私のお薦めは「白眼子」という作品です。

中編…というのかな。なので、2種類ぐらいの作品集の中に収められています。

もし機会があったら読んでみてくださいネ~


返信する
るっこらさんへ (我楽多)
2020-05-26 19:40:50
バレエ漫画は、読んどかないと~とは思っているのですが・・・。
「白眼子」なんだか怖そうなタイトルですが。怖くないですか?!
機会があったら読んでみますね
返信する
Unknown (青い薔薇)
2020-06-10 12:05:18
山岸凉子さんの作品
怖いけど好き、好きだけど怖い(;^_^A
ジャンルも広く、繊細な絵のタッチと時々エキセントリックな香りするストーリー、独特のふきだし🗨️


白昼堂々と読める?作品もあれば、道徳も何もあったもんじゃない世界もありますが、それでいて下品にはならないのがさすがです。

山岸凉子さん、萩尾望都さん、花郁悠紀子さん…
ストーリーはもとより、セリフ回しも上手くて、頭の中にどれだけの言葉やフレーズが詰まってるんだろう?とよく思いました。

こういう創造力は入学試験をクリアするだけの付け焼き刃の知識では、到底太刀打ちできない、本物の教養なのかなーと言う気がしますね。

ちなみに日出処の天子では「調子麻呂が好き」という、渋好みの知り合いがいます(笑)
返信する
青い薔薇さんへ (我楽多)
2020-06-14 22:17:39
本当にねー!
凡人の私からすると、「この人の頭の中にはどんだけのモノが詰まってるんだ?!」
と思います。
見た絵画、映画、風景、読んだ本・・・全てが頭の引き出しに入っているのでしょうね。

渋好みの知り合いさん。奇遇です。
私も「調子麻呂好き」です
返信する

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