我楽多(がらくた)日記

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「花園」には謎がある

2013年04月15日 18時17分20秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

今日は二つのマンガをご紹介。



先ずは・・・

1966年(S,41)の週間少女フレンドに載ってた

ふしぎな花園  谷悠紀子

   


おじの家に住むアルマン。
開けてはいけないと言われた窓を開けてしまった。
そこには花園と美しい娘ローザの姿が。
   

ローザのそばに行くアルマン。
だが、花にさわろうとすると「命がなくなる」と言われてしまう。
   


ローザに触れられた手にはアザができ、その後彼が触れる花は枯れ、虫も死んでいった。
それを知ったおじは話し出した。
ローザの父コネリー博士は毒薬を作り始め、娘を毒薬で育て実験台にしていたのだと。
   


おじが作った解毒剤が効いたアルマン。
それを知り、解毒剤を奪い飲むローザ。 

   


しかし、体中に毒を持つローザにとって解毒剤こそが毒だった。
アルマンの腕の中息絶えるローザ。

   

    おわり 




そして、もうひとつがこちら・・・


貸本 虹 (多分1960年代初め頃) に載ってた 

花園   小池きよし


   



おばの家に住む梅子。
窓の外には美しい花園と桃山博士の娘・なぎさの姿が。 
   


なぎさに会いに行く梅子。
   



だが、その花園から帰ると梅子は頭が痛くなり怖い夢を見た。
再び花園をたずね、帰って来た梅子に桃山博士の友人と
名乗る男が話し出した。
博士は、どんな毒でも平気になる人間を作り出すため、
娘で実験をしたのだと。
   



毒を消す薬を飲めばいいのでは・・・と考えた梅子は
解毒剤を (どこから入手したのかはわからないが、いきなり登場!)
なぎさの花園へ投げてやった。
喜んで飲んだ なぎさだったが、すぐに倒れてしまった。
   



体中に毒を持つなぎさにとって、解毒剤こそが毒だった。
「ゆるして!」「梅子をゆるして・・・」 走り去る梅子。
   


   おわり 



名前や微妙な設定こそ違えど・・・

まるっきり おんなじ なんですけどぉーーー!!



これは偶然?! (まさかね)

有名なお話なんでしょうか?


しかし、まぁ、良かれと思ってやったにしても・・・

人一人死なせてしまって  「ゆるして!」「梅子をゆるして・・・」 

は無いよなぁ~ 

コメント (2)
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