推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

一人一流

2015-01-18 17:18:00 | 日記
ビデオニュース・ドットコムのインターネット放送「マル激トークオンデマンド」の最新号で、マ○ド○○ドやペ○○グなどの食品異物騒動は何故起きるのか?という話題が取り上げられていたのですが、聴けば聴くほど日本の食事情に暗澹たる気分になりました。
いくら太極拳や気功で体を鍛えても、毎日食べ物で体を害していては意味がないですねー。
ご興味がある方は放送をご覧になってみて下さい。


さて、愛知の推手会も今年初練習です。
FNPにも遠くからたくさんの方が来てくださいますが、愛知も負けず劣らず遠方から欠かさず参加して下さる方々がいます。
今回も7人での活動でした。
皆様、ありがとうございます!

(欲をいうなら、もう1人いればペアが揃うんですが(笑)

湖西と愛知の違いは、湖西が様々な武術、格闘技をやっている人たちが集まるのに対し、愛知は基本的に太極拳オンリー、という所です。
しかし、以前にもお話しした様にダイバーシティ(多様)です。
同じ系統で型の順番もやることも同じなのに考え方や動きが異なっていたり、印象がまるで違ったりします。

元は同じなのに、よくもまあこれだけ変わるな、というぐらい変化しています(笑。

一番の理由は一人一人が別物だからでしょう。
先生がどんなにしっかり伝えても、それを受け取る生徒は違う人間です。
体格も性格も育ちも異なります。
おそらく遺伝子が同じ一卵性の双子に同じ先生がまったく同じ様に教えたとしても、年を経るごとに違ったものになってくるでしょう。


さらに伝える難しさもあります。
武術の技がどのように生み出されるか、とか、それがどういう感じで作用したら良いのか、というのは「感覚」でしか伝えられません。
この「感覚」とは主観的なもので、ある人が「こういう感じ」といったモノが他の人には理解しにくいのはお分かり頂けるでしょう。
先生が実際に生徒に技を掛けて、その「感じ」を身を持って知ってもらうしかありません。
そして、その「感じ」を再現するのに、先生の動作や言葉を参考にする。

伝統武術はこういう方法でしか伝承が出来ないため、過程で色々と違うものに変化していくのだと思います。

結果「一人一流」にならざるを得ないのです。

という訳で、良い先生についている方は、どんどん技を掛けてもらって、その「感じ」を体に通してみる事をおすすめします。
(大怪我しない程度に(笑)

今日の練習そのものは淡々と粛々と、太極拳の作法に則ってやった感じです。
愛知の会はもの静かな人ばかりなので、こういうカラーですね(笑。
しかし、それぞれに試したいテーマみたいなものを持って取り組んでおられたように見受けられます。

ご参加どうもありがとうございました。


次回の愛知練習会は2月8日()同じ場所、同じ時間です。
宜しくお願い致します。


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