降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★日経と夕刊フジ合わせ読みが面白い。

2012年03月08日 | 新聞
オーソドックスなレイアウトで読みやすい日経新聞(写真右)と、
ハチャメチャなレイアウトがとても読みにくい夕刊フジだけど、
大塚将司さん連載「自壊の迷路/驕れる者たちよ!」(同左)は読んでいる。

びっくりマーク「!」付きだから、かなり意気込んでいるのが分かる、大塚将司さん(61)の「自壊の迷路/驕れる者たちよ!」
ノベルの形だけど、明らかに日経新聞のこと(→大塚さんは銀行合併など数々スクープをものにしたエース記者だったが、2003年社長批判から解雇)。

日本を代表する経済専門紙の内情は…………
いやぁ、どこの会社でも同じですなぁ。変わらない。サラリーマン社会だもん。
「上」を目指すのに手段を選ばない人もいれば、数は力だと社内派閥に勤しむ人もいるし、一度手にした権力は絶対に手離さない老人もいる。
それにしても、いろいろな人材(笑)が揃っているなぁ大手町。清武さんと組めばいいのに――と楽しみにしている。

できれば、整理部編も加筆して、早く扶桑社から単行本にならないか待っているのだけど。


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