杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

かなしい便り

2011年11月30日 | 日記
毎年この時期は、一年の思い出を振り返りながら、 あの世に向かった人を偲ぶ事になる。 今年も毎日郵便物の中に喪中ハガキの来ない日がない。 友人、知人の親兄弟や同級生、先輩が亡くなっている。 朴訥でおとなしい同級生だった・・・ 別の友から医学部の付属病院に入院しているので 「見舞いに行ってやってくれ。」 と言われて、 私は、果物籠を持って見舞いに出向いた、 彼は個室のベッドに座って私を迎えてくれ . . . 本文を読む

笹のトンネル

2011年11月29日 | 日記
人里離れた山間部の 里村に足を踏み入れた 家屋の少ない集落を過ぎて 更に登ると 軽自動車が一台どうにか 通れるほどの小道に行き着く 恐る恐るハンドルを握る 周囲から竹の笹が覆い被さる まるで笹のトンネルである 数十メ-トル走ると 目の前の両サイド一帯に 道の両脇の斜面に まっすぐ伸びる檜の群れ 樹齢どのくらいだろうか うっそうと茂るは童話の世界 狭い道には枯葉が積もる 木の枝が車の . . . 本文を読む

浪速維新

2011年11月28日 | 日記
橋下 徹 大阪市長当選と松井 一郎大阪府知事当選。 既成政党にない柔軟性と確固とした信念の橋下氏、 選挙戦後半には、メディアを巻き込んだ卑劣な攻撃 を受けた。 有権者は、何故民主党に自民党が協力するのか ? この節度なき相乗りを否定して見限ったという事である。 それにつけても自民党の先を見る目のなさは目を覆う ばかりである。 やはりと云うべきか、案の定と云うべきか、 マスコミの節度のなさ、 . . . 本文を読む

君国売りたもう事なかれ

2011年11月27日 | 日記
夕方、息抜きのため某喫茶店へ出かけた。 奥の席で馴染みのAさんが新聞に目を通して いた、愛媛新聞だった。 「Uさん、これどう思いますか ?」 あるペ-ジの記事を指していた。 またまたうんざりだが ? 長崎県五島列島沖の日本領海内で今月6日に 中国漁船船長が漁業法違反容疑で逮捕された 事件で中国政府が日本側に外交ル-トで非公式 に「反日デモが起きかねない」などと早期釈放を 求めていたことが25日 . . . 本文を読む

発車オ-ライ

2011年11月26日 | 日記
「あなたの子供だから大丈夫ですよ。」 年頃の娘を持つ彼女に私は伝えた。 彼女の生い立ちや花の青春を余り 詳しくは知らないが ? ある距離から彼女を見てきた私は、 彼女の慎ましやかさが素晴らしい。 高学歴等鼻にもかけない奥ゆかしさ、 人から聞くよりも、数倍女性として 人間として、すばらしい人である。 天真爛漫のような笑顔を見せてきた 彼女が、人並みに人の子の親として 悩んでいる事を知って逆に微 . . . 本文を読む

お礼奉公

2011年11月25日 | 日記
先般の講習会を受講できなかったので、 他市で行われる講習会に出席した。 松山での講習会と違って小さな部屋と、 少ない受講者で、ゆったりと受ける事が 出来ました。 旧知の協会副本部長の挨拶と講義、 其の後の講師の講習は密度の濃い 意義有るものでした。 その間、マナーモードの携帯電話に数件の 着信が入っていた、 有難いことに私は何処に行っても誰かには 追いかけられる。 楽しい話ばかりではない、 . . . 本文を読む

ウィンク

2011年11月24日 | 日記
11月も残り僅かになりました、 早いですね、公私共に多忙な人は、 月日の移り変わりが速い。 もう少しゆっくりしてくれと叫びたい 程である。 そんなに急いでどうするね ? これ以上、歳は取りたくないよ、 同年輩の悲鳴が聞こえる。 子供の頃に比べて、大人になると、 時間の経つのが感覚的に早くなる。 私等は、車を運転していると、 特に時間に追われて急ぐ時など、 時計の針の回転が速く感じられる。 . . . 本文を読む

南予路は

2011年11月23日 | 日記
後ろ髪引かれる思いで南予路に向かった。 今日、22日 (火) 午後3時30分から アルド-ルはただ重信店、私が天使の館 と呼んでいる洋菓子兼喫茶コ-ナ-で、 魅惑の テナ-サックス LIVEが 行なわれる日であった。 ところが、昨夜急に西予市へ行かなくては ならない用事が出来たため、見学できなく なったのである。 楽しみにしていただけに私の落胆は大きかった、 先日のブログでも紹介していただけ . . . 本文を読む

ハニ-トラップ

2011年11月22日 | 日記
人はお人好し程腹を見せる、 相手に不愉快な思いをさせまいと、 丁寧を通り越して説明し過ぎる。 これが時には誤解を招く、 余分な事まで話すからである。 それに比べて、 腹の黒い人は人の話を黙って聞き、 自分の事はあまりしゃべらないで、 相手の失言を得意げに他人に話す。 おしゃべりと無口はどちらが徳か ? 人それぞれの受け取り方が有ると思うが、 とにかく口は災いの元と言うからには、 おしゃべりさ . . . 本文を読む

ダム湖畔

2011年11月21日 | 日記
午後3時の佐古ダムは、湖面に迫る山肌の 翳りを映して濃淡のさざ波が立っていた。 周回道路わきに所々自家用車が止まって、 湖面に釣り糸を垂らす人々の姿が見えた。 久しぶりにダムを通り抜けて奥まった山へ 分け入った。 日曜日とも有って、段畑の開墾作業に従事 する土木作業員の姿も見えない。 10軒余りの集落は人影もなく午後のけだるさ の中に静まり返っていた。 獣道へ分け入った、 遠くで犬の鳴き . . . 本文を読む