勝 先生・・・!
先生が亡くなられてから、どれほどの歳月を重ねた
事でしょうか、
私は今、勝 先生の言葉を反復しています。
あの生と死が裏表にあった激動の幕末に、
世界も驚く無血革命をやり遂げたのは、ひとえに
先生はじめ維新の志士たちの御陰でした。
その後の日本国は、事情は諸説紛々有りますが、
さまざまな事件や戦争を経験しました、
国民挙って未曾有の災難、塗炭の苦しみを与えられ
ました。
敗 . . . 本文を読む
長渕 剛 私はこの九州男児が大好きである。
若い頃は、粋がって突ぱった時期も有ったようだが、
それは男であれば大なり小なり同じ事、
彼は、年とともに情愛がにじみ出て来るようになった、
私の命の恩人である。
がんセンタ-で大腸を手術して、抗がん剤治療のため、
懇意な先生の個人病院に転院した、
院長先生と看護師(婦)さんふたりの小さな医院で在った。
その医院の個室で夜毎聴いたのが長渕 剛 の . . . 本文を読む
昭和の日、私のように青春を昭和時代で送ったものは、
昭和と聞くだけで、鼻がつんと来るような郷愁を覚える。
もう大分、平成に慣れてしまったが、それでも昭和が
懐かしく想い出が蘇ってくる。
皇室に対する敬愛の念、国を愛する気持ち、日本人としての
誇り、昭和の名の元にあらゆる基本が内包されて来た。
爽やかな青空が、ややひんやりとした春風を伴って天高く
そびえて温かい陽射しを降り注いでいる。
午前 . . . 本文を読む
私の連絡ミスの為にある事案が遅れてしまった。
其の為に本人を役所にお連れする羽目になったが、
逆に怪我の功名で、楽しい道行となった。
80歳を当に過ぎたおばあさんをお宅にお迎えに行き、
約30分の所要時間でドライブとしゃれる事になった。
隣町からお興しいれになりご主人と農業にいそしんで
来たが、10年前に主人に先立たれてからは、長男の
家族と同居されて今日に至っている。
腰の低い、気配りの行 . . . 本文を読む
ひとりの素晴らしい女性が乳がんのため55歳の若さで
お亡くなりになられました。
一世を風靡したキャンディ-ス゛の「ス-ちゃん」 こと
田中好子さんである。
勿論、彼女たちの全盛期の活躍は知っていたが、
歌謡曲の好みの関係で、テレビ等で見かけるぐらいの
感覚だった。
しかし、社会問題になるほどの引退セレモニ-や引退の
言葉は強く心に刻まれて残っていた。
その後、ミキちゃんは結婚、ランちゃん、 . . . 本文を読む
自然に季節の移り変わりがあるように、
人間社会にも人知で図り知れない浮き沈みがある。
会社人間の派閥の悲喜こもごもがここに有る。
良かれと判断して従った派閥の隆盛は永遠ではない、
こんなはずじゃなかったのにと地団駄踏む事になる。
人生のここが難しいところ・・・?
つりバカ日誌の 浜ちゃんのような 陽気な男であれば
救われるが、大多数は会社に忠節をつくす真面目人間、
その上がり下がりは家族郎党 . . . 本文を読む
本屋さんで週刊誌を見ていると東日本大震災の被災地で、
福島原発の被爆を避けて、無人になった街角が写っている。
そこに、物悲しげに飼い主の姿を追う一匹のラブラド-ル犬
の姿があった。
人の匂いの染み込んだ路上のゴミに鼻を寄せて嗅いでいる。
腹が減っているであろう、放射線に被曝していないか ?
悲しげな視線を漂わせて徘徊している、
他人の私でも正視できない悲しみである !
もし、飼い主がこの週 . . . 本文を読む
歌は世につれ 世は歌につれ。
人それぞれの心の中に在る歌は何ですか ?
私は、物心ついた時には、歳の離れた姉兄の影響で、
演歌が側にあって意味も判らず聴いて育った。
しかし、戦後間もない時代だったので、女性歌手の
歌は女々しいと云って敬遠する向きも有った。
やや女っぽいすぐ上の兄が美空ひばりちゃんの歌を
気持ちよく唄っているのに女々しいと云って止めた。
後日、歌の本質、想いを知るほどに、 . . . 本文を読む
人間は出来うる限り分かりやすい表裏のない性格が良い。
言葉を聞いて表情を覗いて相手の意思を知るのは疲れます。
今宵のテレビ番組で北島三郎さんの特集を武田鉄矢さんの
司会でやっていた。
若い頃は、大体演歌を避ける人が多いが ?
人生の荒波を乗り越えて歳を数えると何故か演歌の世界に
入っていく、いや戻って来ると云うべきか ?
日本人のアイデンティティの為せる業かと思っても見る。
いろいろ . . . 本文を読む
人間の織り成す綾は時としてほどけぬ難題を突きつける。
今回ほど悩んだ事はない、
しかし私の持論である公私混同はしない鉄則どおり自分を
厳しく律している。
私どもはこの5月、ふたつの選挙を控えている、
はじめに行われる選挙には、古くからの知人の息子さんが
立候補した、片一方は堅く誓った同士が立候補に及んだ。
私が尊敬している先輩の姪のだんなさん、そして心打ち解ける
同士、この戦いほど私の心を悩 . . . 本文を読む