杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

ひと休み

2012年10月31日 | 日記
「Uさん、時間ないですか ?」 歯の治療に出かけようと玄関を出たら 携帯が鳴った。 「治療が終わったら電話します、」 仕事の相談だったので、そう伝えた。 私の方も相続の手続きを頼んでいて、 大事な書類を渡さなければ為らなかった。 午後のある時刻ある馴染みの喫茶店で 会うことになった。 60代の男2人、昼間のデ-トである。 気心の合う男同士ほど、気楽な事はない、 お堅い役所のトップで定年を退 . . . 本文を読む

我が身に帰る運命(さだめ)

2012年10月30日 | 日記
凡人とは相容れぬ性格の人間達の 為に、要らぬ時間と労力を取られて しまった。 今回の市議会議員選挙に於いても 本来であれば懸命に応援できたのに 手間ひまを取られてしまって、 心ゆくまで応援が叶わなかった。 後悔 だけが残ってしまい痛恨の極みである。 人間は格別優秀である必要はないが ? せめて一般常識を備えた見識だけは 身に着けて欲しいものである。 それと、人の痛みを知る為には やはり人間 . . . 本文を読む

黄昏を前に

2012年10月29日 | 日記
選挙を済ませて友とのお茶会の前に、 ある相談を受けているAさん宅を 調査結果のご報告を兼ねて訪問した。 電話での声よりも元気そうで安心した。 広い邸宅で息子さんとふたり住まい、 奥さんに先立たれた孤高が痛々しい。 本人は近年健康もすぐれず、 精神的にも弱気に為っている、 「Uさんいろいろ相談に乗っていな!」 「分っていますよ・・」と元気付ける。 裁判所に長年勤務して悠々自適だった 姉さんのご . . . 本文を読む

小雨

2012年10月28日 | 日記
昨夜遅くメ-ルが入った、 Yっさん からである。 私のブログで、仕事を始め その他、何事か事態が起きて いる事を察したのか ? 骨休めをさせてやろうとの配慮 お茶会への誘いだった。 利害関係のない、それの皆無な 竹馬の友の優しさがありがたい。 早い時間に選挙を済ませて、 友との語らいの場へ行く。 東西南北に散らばっている 友への想い、 その他、噂話に花が咲くだろう。 そういえば、あの店 . . . 本文を読む

市会議員選挙2

2012年10月28日 | 日記
市会議員選挙の投票日が明日に迫った、 この一週間に渡った選挙活動は、 立候補者本人は勿論、運動員はじめ支持者の ご苦労は大変だったと想像致します。 我が家の前も、必死な訴え、声をからしての お願い等で終日賑やかだったが、 街宣活動も最終日、その時間さえも終わって、 辺りは静寂を取り戻している。 それぞれ熱意を込めて訴えられたこの期間の ご苦労を決して忘れないで、市政運営に生かして 貰いたい。 . . . 本文を読む

楽しみは後で

2012年10月27日 | 日記
「Uさん、お会いできませんか ?」 懇意にしている社長からの電話だった、 心持、声が弾んでいる。 「何時が良いですか ?」 既に午後は 予定が入っていた。 先約の時間を少しずらして貰って予定を 組ませてもらった。 重厚で腹の太い老舗二代目社長である、 60に手が届いたはずである。 大学を卒業すると同時に知り合った、 だから40年に渡っての交友である。 まず、朗らかで、ゆったりとしているが . . . 本文を読む

あの世が見れたら

2012年10月26日 | 日記
ある刑事が呟いた。 (仮に、あの世の天国・地獄の有様を見る事が 出来るなら、犯罪抑止力になるのではないか。) (悪い事をして、例えば人を殺めた者が、地獄で のた打ち回る姿をこの世から見ることが出来る なら、) (現世の人間は、特に悪いことをしょうと考える 者達は怖気づいて、悪い事が出来なくなるのでは ないか) と言うのである。 なるほど一理あるなと思った、 じゃあ、どうするか ? 京都大 . . . 本文を読む

縦横に

2012年10月25日 | 日記
子供時代無口だった私は全てに損をした、 口の上手い友達が羨ましかった。 失敗すれば、傷口は何倍にも広がって 説明できぬ悲しさで胸が塞がれた。 口八丁の商売人には向かないと思って いたのに 若い頃の出会いが運命を変えた。 人の出会いは、運命をも切り開く 幸せさえも手に入れることが出来る、 そう思っていた自分がいた・・・ ところが、一筋縄ではいかないのが 人間たる所以。 やはり人生は摩訶不思 . . . 本文を読む

キタムラ先生

2012年10月24日 | 日記
「Y君 ! Yくんは 悩む事など有るの ?」 受け持ちのキタムラ先生がはにかむY君に 聞いてきました。 ぼんやりと聞いていたY君が 「先生、今 何云ったの ?」 と聞き返した。 クラスのみんなが帰った後 「Y君 話があるから少し待っていて・・?」 優しいキタムラ先生の言葉に胸を躍らせた。 広い校庭の陽だまりで、 校舎へ入る石段に並んで坐った。 「先生、ぼく学校へ来るのが嫌に為った ?」 Y . . . 本文を読む

尖閣波高し

2012年10月22日 | 日記
友を含めて私の周囲で尖閣問題に危機感を 持つ人間が居ないのは何故だろうか。 沖縄オスプレイ、米兵による暴行事件の発生、 日本人は、物事を大局的に見られない人種に 成り果てたのか ? ちまちまと我が身の周辺のことのみ 興味を 示さない、そこに在る危機が対岸の火事の ごとくである。 中国の真剣度を読み誤ると、日本は2度と 帰らぬ後悔になる。 塗炭の苦しみ、チベット、ウイグル自治区の 悲劇に直面 . . . 本文を読む