杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

讃岐路

2010年04月30日 | 日記
今日は、同乗者とふたりで四国縦貫自動車道高松道を一路 香川県へ向って走った。 連休初日は爽やかな滑り出しの春日和・・・ 多数の車がスピ-ドを上げて私たちの車を追い越して行く。 ワンちゃん達が玄関先で連れて行ってくれと泣くのをなだめて、 ガラス窓越の未練な表情を振り切って、出てきたのである。 高速料金割引は、心を軽やかにしてくれる・・・ 同乗者との話しに気を取られて、下りるべきインタ-を通り過ぎ . . . 本文を読む

龍馬に恋してる

2010年04月29日 | 日記
図書館の3階に民俗歴史資料館がある。 申請書類の補正を済ませて図書館へ下りた。 30分ほど本に目を通して玄関へ出るとダンボ-ル箱が 3箱、目に入った、(自由にお持ち帰り下さい) の張り紙。 其の中に目をやった・・・ 結構たくさんの書物が入っていた。 芥川賞作家の宮本 輝の「蛍川」(泥の河と蛍川)が有った。 私の好きな作家で、愛媛県南部の土地に関係のあるお人である。 早速手に取った。 その次に . . . 本文を読む

若さとは

2010年04月28日 | 日記
私の周囲には、さまざまな個性を持った若者達が居ます。 自己主張をしないで、もっぱら人の意見を聞くだけの者。 他人の事等お構いなく自分の考えを主張する者。 その好き嫌いは別として・・・ 現在の私は、後者の若者に興味がある。 何故かというと、意見を述べる者は年配者から煙たがれる かもしれないが、黙っている者よりは前向きな覇気が在ると 思うからである。 しかし、前者を全て否定するつもりはない。 上に . . . 本文を読む

首輪

2010年04月27日 | 日記
曇り空の午後、車はある公園で止まった。 5匹の雑種犬が道路わきに座ってぼんやりしていた。 捨て犬であることは一目瞭然であるが、みな穏やかな 表情で険なところがひとつもない・・・ その中の、やや小さめのメス犬に目が留まった、 古いものだが首輪をしている・・・ 私は、車をゆっくりと彼女の2m手前まで進めた、 そのすぐ横に少し大きめのオス犬が座っている。 私は、ゆっくりと穏やかな口調で彼女に話しかけ . . . 本文を読む
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静かな日曜日

2010年04月26日 | 日記
今日は、穏やかな天候に恵まれて静かな1日が始まった。 土手に出てみると河川の中洲に1羽の白鷺が佇んでいた。 昨日は3羽の灰色交じりの鷺が上空を旋回しながら啼いて いたが、珍しい飛び方をしていたので、しばらく眺めて見た。 動物達から見ると人間の世界はどんな風に見えるのであろうか? 聞けるものなら聞いてみたいものである。 久しぶりに佐古ダムを通って、その上にある集落へ出向いた。 ダムは、満杯の水で . . . 本文を読む

無関心

2010年04月25日 | 日記
私が、お金に無関心というか、執着心を表に出さないため、 「お前さんは、お金が嫌いか・・?」と友に言われた。 此の世に、金の嫌いな人は・・・いない。 少し説明しないと、霞を食う仙人かと誤解されるといけないので、 弁明の機会をいただきたい・・・ 私は、お金が大好きである、いや ! 欲しくて、欲しくて堪らない。 物心付いたら、もう貧乏の中にいたものだから ? 金の有難味、貧乏の惨めさは身を持って味わ . . . 本文を読む

事業仕分け

2010年04月24日 | 日記
行政刷新会議の事業仕分け第2弾が行われた・・・ それを見て感じたことを述べてみたい。 仕分け人と説明者、国民はどう見たであろうか ? 国民性か ? 日本人の特性か ? 内部側の人間に、自己規制の倫理観は皆無のように思えた。 税金の使い道について、節約しようとか、縮小して無駄遣いを 省くと言う考えは存在しないのだな~と正直思った。 予算はあればあるほど良い、親方日の丸でその職にある者の奢り 自己 . . . 本文を読む

雨よ

2010年04月23日 | 日記
昨夜来の雨が庭の樹木を冷たく濡らす・・・ 亡き姉を偲んで泣く涙雨が、季節を冬に逆戻りさせた。 我が家の犬達さえ、外へ出るのが嫌だと嘆いている。 此の世に想いを残した薄倖の人を雨脚の中に見ているかのようだ。 北国の花々が耐えて偲んで咲くように、その人の分まで幸せが、 次代の人に引き継がれますように・・・。 祈る・・・!? あなたが、切なく泣いた分、あなたが段畑の隅で慟哭した分、 不憫だと・・・ . . . 本文を読む

そのひとは

2010年04月22日 | 日記
そのひとは(女性)は電話の向こうで泣いていた・・・ 彼女は、年頃の男と女の子の母親で、主人を数年前に亡くしていた。 兄のほうは安定した地元の団体職員だが、妹が引き籠もりの病弱 な乙女だった。 特に、この近年 潔癖な症状が強くなって来て母親を悩ませていた。 結婚以来、視野の狭い主人の性格もあって、歩いて数分の実家へも よほどのことが無い限り遊びに行くことさえも叶わなかった。 主人は実家への訪問さ . . . 本文を読む

おとこの心得

2010年04月21日 | 日記
私は、其のくだりを読んだとき溜飲の下がる思いがした。 ・・・単に無愛想で無礼なだけの蕎麦屋を、やれ「こだわりの店」 だとか、「名人気質」とかいって持ち上げる。それを見た人間が 店の前に行列を作る。店の主が勘違いして天狗になる。・・・・・ 「池波正太郎直伝 男の心得」の蕎麦屋酒のくだりである。 ある時、松山市内でラ-メン店が新規開店した・・・ 少しの期間をおいて、私は、暖簾を潜った・・・ 時間 . . . 本文を読む