杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

願い!

2011年11月20日 | 日記
「起きなさいよ、散歩につれてって、ご飯頂戴 ?」 まるちゃんとココアちゃんが交互に起こしに来る。 ココちゃんが唇をひと撫でチュとしてくれる、 それを、まるちゃんが恨めしそうに眺めている。 我が家の朝のひと時、恒例行事である。 「有難う、分った、分った、下に下りといて ?」 我が家では、2匹とも家の中で飼っている、 だから、私は常に彼女たちに話しかける ? じっと見つめ、私の気持ちを読み取ろ . . . 本文を読む

浮世離れ

2011年11月20日 | 日記
小雨の中待ち合わせ時間に少し間があるので、 天使の館に出向いた。 この店はケ-キ売り場にお客さんの居ない事が ない、常に店員さんが応対している。 いつもの席は先客がいたので手前右奥の席に 目を移した、尊敬する先輩がひとりで休んでいた。 私が親しみを込めて「やんごとなき人」 と呼ぶお方、 云わば浮世離れしたお人である。 「〇〇さん、ひとりですか ?」 新聞に目を通して いた彼は、緩やかに顔を . . . 本文を読む

しゃぼん玉2

2011年11月19日 | 日記
冷たい雨が窓辺を濡らす。 7年前の今頃、私は小さな医院で 闘病生活を送っていた。 あの時も小さな個室のベッドから見える 庭の樹に冷たい雨が降り注いでいた。 親しい主治医がひとり、看護師 (婦) さんが ふたりの個人医院は 大通りに面して佇んでいた。 其の年の8月、独立法人 四国がんセンタ- で直腸がんを切除した私は、お盆の直前に 退院して、抗がん剤治療とその経過を診る ため懇意にしているJ医 . . . 本文を読む

しゃぼん玉(歌)

2011年11月19日 | 日記
☆ ☆ ☆      J医院2階の病室は、し~と静まり返っていた。 窓の外の木々に、冷たい雨が降り注いでいた。 命の淵に聴く 長渕 剛の ♪ しゃぼん玉 の歌は、 孤独な男の弧線を震わせて、涙が頬を流れて落ちた。 「元気になって、家に帰るぞ !」 長渕 剛の唄に励まされて! ドラムの音に後押しされて! 私は生還した。 私が泣いて、心を奪い立たせてくれた歌 ・・・ ! . . . 本文を読む

ミニライブ

2011年11月18日 | 日記
今日は、先日からの大事な協議事項の打ち合わせ を済ませて一息入れるため天使の館へ足を運んだ。 入り口ドアに無料ライブの案内が掲示されていた。 魅惑の テナ-サックス LIVE 無料ライブ 11月22日 (火) PM3:30~ アルド-ルはただ重信店 店内 (TEL089-964-0550) つい先日、広い客席の一隅で3人の奏者が演奏して いたので、気に止めていたばかりだった、 多分同じ演奏 . . . 本文を読む

裏と表

2011年11月17日 | 日記
午前中、ある重要案件の立会いに出向いた。 契約後の調整である。 金持ちほど欲深い、貧乏人ほどある意味淡白、 個々の性格にもよるが、70歳を過ぎて、 金に執着する思いは何なのか私には判らない。 常々云うようにお金を、現金を棺桶に入れて あの世に持っていっても使えない ? 金持ちさんは、使えると思っているのか ? それとも持っていないと心細いのか ? 我々貧乏人には、金持ち心理は分らない。 こ . . . 本文を読む

呑み助と下戸

2011年11月16日 | 日記
酒飲みの話をしましょう。   酒を飲む人と、飲まない人、飲めない人。 今回は、男に限って話してみましょう、 私は、長兄が酒のせいで親を泣かせて来た反動で、 水商売を始める25歳まで飲まなかった。 タバコ、酒の誘惑は高校生の頃よりあったのだが、 頑なに拒んできたのである。 それほど、兄貴の酒乱がトラウマになっていた。 商売を始めて2年目にスナック喫茶を開業した事 で、いやおうなくお客さ . . . 本文を読む

受験

2011年11月15日 | 日記
さすがに昨日は疲れました。 年寄りには長丁場は身に堪えます。 私は、試験本部のある4階大会議室 で試験場サブ責任者として控えて いましたが、現場が気になって 時々、様子を見に下りていました。 一堂に会した受験生を、 背後から見ながら 「合格してよ !」 と念じておりました。 試験監督員の巡回も受験の妨げに ならないよう、足音を立てないように 気配りしていた。 それにしても3時間の試験時間は . . . 本文を読む

見目麗しき

2011年11月14日 | 日記
「〇〇さんを、連れて来ましょうか ?」 緊張の現場から、交代員に引き継いだA部長が 本部控え室へ帰って来た。 ふくよかな、よか男である ? B副会長の顔も思わず緩む ? 広い控え室は、私を入れて3人だけの世界 ! 私は、試験場のサブ責任者、(一丁神経緩めて やるか ?) 私の茶目っ気が首をもたげた ? よしもと顔負けの漫才の始まりである。 その少し前、当の〇〇先生とは冗談を交わした ばか . . . 本文を読む

夢再び

2011年11月13日 | 日記
長いカウンタ-である、 開店前のひと時、氷は有るか他の材料は ? 念入りに点検していた。 それは、夏の暑い盛り、 今日当たりは、若い人の来店が予想された。 厨房の中の材料や飲み物は不足していないか、 古いものが混じっていないか目を通す。 ホ-ルの白熱電球が切れてないか、グラス類 は足りているか、不足していないか ? トイレ掃除は済んだか ? グラスや洋酒棚の掃除はきちんとしているか ? . . . 本文を読む