杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

母なる星

2010年05月31日 | 日記
漫然と見上げる青空、暗黒の宇宙に向かって眺めている筈なのに、 この人間の心を和ませる天空のなんと美しく荘厳なことか。 地上から10~15kmほどの成層圏にオゾン層が多く存在する。 特に地上20~25kmの高さで最も密度が高くなる。 近年、南極上空でオゾンホ-ルが見られるようになり専門家たちは 警戒感を募らせている。 宇宙にぽっかりと浮かぶ孤独な青い地球、我々はもっと感謝の 眼差しを向けなければ . . . 本文を読む

見てる・・・

2010年05月30日 | 日記
全日空58×便は、午後〇時××分晴れ渡る松山空港の 滑走路へ滑り込んできた。 乗客が次々と出てくるのだが私の目当ての人間の姿が見えぬ、 (搭乗出来なかったのか ?) 一瞬不安がよぎったが ? 乗客が途切れて少し後、3人の乗客の姿がガラス窓の向こうに 見えた、3人は私の姿を確認して笑顔を見せた。 シ-クレットの事情があるため男女の別、仔細は公表できない。 超大国某国大使館員である。 数日前、私 . . . 本文を読む

サブロク会遥かなり

2010年05月29日 | 日記
四国縦貫自動車道、松山~八幡浜間の高速道路は私と〇〇先生 との相合傘・・・じゃなかった相乗り道中 ? 空は曇り空だが、いたって陽気な春日和。 ふたりの会話は、吹っ飛ぶ自動車と相まって縦横無人に駆け巡る。 口角泡飛ばすで、所要時間があっという間に過ぎていった。 平野トンネルを抜けると其処はみかんと蒲鉾の街、なつかしい 青春のあの時あの場面が蘇る、ああこの角は子供が自転車で転んだ ところ、あのス- . . . 本文を読む

緊張と安堵

2010年05月28日 | 日記
永年続いた緊張の時代が終わろうとしていた。 何処にでも、隣家とのトラブルは有るものだが、 この家族の例に見るように、当事者は勿論周囲の 人々を巻き込んだ悲劇は、そうあるものでは無い。 長く苦しい戦いの日々と内面の強迫観念に襲われた 月日が、終わりを告げようとしていた。 私は、土地家屋調査士事務所のI先生と協力体制を 敷き、周囲への万全の気配りを計り千秋楽を迎えた。 総勢12名が1カ所に勢ぞろい . . . 本文を読む

生還

2010年05月27日 | 日記
小雨のパラつく昼前、懐かしい社長の会社へ出向いた。 2年ぶりにお会いする社長は、ほっそりと体全体が スリムになっておられた。 2年前の秋、脳梗塞に倒れて大手術をされ、生還されて いたのである。 4~5日前に電話をいただいて事情を聞いていたので、 納得した訳だが、何も知らずにお訪ねしたのであれば、 少し、痩せられたなと思うだけで脳梗塞の事は判らなかった に違いない。 それほど、社長は元気で、声に . . . 本文を読む

ご縁

2010年05月26日 | 日記
ある日の昼時、ゆったりと駐車スペ-スのある喫茶店で、 私は、友と待ち合わせをした。 広い店内は、控えめな音楽の調べの中で時を刻んでいた。 何組ものお客さんが居るにも関わらず、お互い同士の プライバシ-が見事に守られていた。 その店主の美的感覚の造詣の深さに感心した。 用件は大事な見合いの話である。 マスコミ界に身をおく若いジャ-ナリストと花形公務員の 才女を引き合わせようと私は取り持つことにし . . . 本文を読む

命に懸けて

2010年05月25日 | 日記
ようやく雨が止んだようである。 昼前、犬の散歩から帰ると大阪の友からハガキが 届いていた。 先日の松山での再会のお礼だった。 平成24年の秋頃、愛媛県立宇和聾学校の創立60 周年記念が有ります、そのたよりの資料を送ります とあった。 ハガキの大部分を占めて、私の健康・命について 彼の想いが記されていた。 ふたりは、過去の手術~現在までの生活、健康等に ついて、あらゆる話を手話で語り合った。 私 . . . 本文を読む

降る雨に

2010年05月24日 | 日記
嘆きの雨か、歓喜の雨か、激しく打ち付けた風雨が、 朝になると一転、偲びの雨に変わった。 人間の際限のない欲望をあざ笑うかのように、天地が肩を叩く。 「ほどほどがいいよ、無理しないことだよ・・・?」 そぼ降る雨は天の使い、轟々と流れる濁流は地の使い ? 「お前さんたちの営みはちっぽけな幻影、もっと大地に足を踏ん 張って生きることだネ !」 樹の幹の、揺れる小枝にしがみ付く小鳥達が「もう良いよ・・ . . . 本文を読む

戦い済んで

2010年05月21日 | 日記
短い時間の攻防だった。 東京第一ホテル松山 2階コスモホ-ルは熱気に溢れた。 冒頭から議長選出方法について激論が戦わされた。 恫喝まがいの怒号も飛び出して、議場は緊迫に包まれた。 5月20日 午後2時開始の愛媛県行政書士会定時総会の 幕開きである。 国会でも見受けられるように時の政権与党が有利なように 筋書きは作られている。 我が会において、出欠席の通知の取り扱いにおいて、 欠席者が委任状を無 . . . 本文を読む
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男の誇り

2010年05月20日 | 日記
金持ちに貧乏人の苦労は判らない、優等生に劣等性の悲しみは解らない。 満ち足りた二世代議士先生に、肌で知る庶民感覚は分からない。 経験しないと言うことは理論で理解できても実践が判らない。 いじめっ子に、いじめられっ子の悲しみは分からない。 キャリアにノンキャリアの下済みの悲哀はわからない。 ことほど左様に、所変われば未知の領域なのである。 事業仕分けが、公益法人に向った・・・ 各公益法人の現状を . . . 本文を読む