思わず目を凝らした、
まさかこんな所にペンギンが居るなんて ?
其処は松山市郊外 東温市に在る坊ちゃん
劇場の南側田園風景の一角。
収穫を終えた畑に、草が均等に積まれていた、
その上に三羽のカラスが向き合って立っていた、
お互いくちばしをくっつけるように、
何事か話し合っているような不思議な光景である、
見た目には身動きせずに並んでいる。
木の枝や電柱に止まるカラスは毎度見ているが
こんな . . . 本文を読む
ほんのささやかな気持ちでも大切に受け取ってくれる
人が居るかと思うと、
どんなにお世話をしても恩を仇で返す人も居る。
世の中は、そんな人たちの集まりなのだと思えば腹も
立たない。
蒸し暑い日中は思考力も低下して
すれ違う人の顔さえも判別し難い、
天才腹話術師のいっこく堂 遅れて返る声ではないが?
あれ、見えたはずなのに もう見えなくなった ???
顔は覚えているのに 名前が出て来ない ?
. . . 本文を読む
平成25年6月28日
私は、この1年体重が激減したこともあって、
覚悟をして検査に臨んだ。
血液検査、CT検査と進み、主治医の診察まで
1時間ほど間が有るので、
コ-ヒ-とサンドイッチで軽く朝食を済ませた。
図書コ-ナ-で時代物の小説に目を通していると
呼び出しブザ-が鳴った !
〇診察室へ入ってくださいとの表示。
「失礼します!」 ゆっくりとドアを開けた・・・
「どうぞ! 懐かしいA先生 . . . 本文を読む
幼い頃、竹馬の友が遠い他所へ転校して村から去った、
子供にとっては日常の生活に異変が起きた出来事だった、
それが、一生の別れになるとは知る由もなかった。
転校して別れた友と再会する機会は未だ訪れないが、
しかし、何時か会えるかもしれないという希望まで失う
ことはない。
ここに、愛しい人と永遠の別れに直面した友が居る、
お互い共通した想いを抱いて語り合った仲で有る。
共通の友から、深夜のメ-ル . . . 本文を読む
近くで大型草刈機の音がしている、
土曜日の重信川土手沿いに数人の作業員が
動いていた。
その道の両脇に
四角に束ねられた草が数珠つなぎに並んでいた。
作業員に声を掛けた。
「いただけるのですか ?」
貰えると聞いていたので短刀直入に聞いてみた。
「どうぞ、どうぞ、良いですよ !」
実直そうな作業員は、車の傍まで運んでくれた。
軽自動車の後ろの座席を倒したら10束積めた、
上等博覧会、これで . . . 本文を読む
太陽がギラギラ照りつける
熱中症の心配をしているが
どうも私には無縁のようである
公私共に新たな世界が開けて見える
今の私には世俗的な欲はない
既に 我がやりがいは終わって
次代にバトンタッチするのみである
憂い無を旨として
憂い無を由とする
数日前 共に手を携えた友から
電話が掛かってきた
それも期せずして2人から
今度ゆっくり会いましょう
酒席を楽しみに待っています
無口は雄弁に . . . 本文を読む
買い物の帰り、広い駐車場の街灯に明かりが
灯った、
雨脚が些か強い、アイパットのスイッチを入れた。
小林旭と浅丘ルリ子のコンビ復活かと出ていた ?
小林の誘いに浅丘が応じたようである。
我ら青春時代の黄金コンビ !
彼女の ♪ 愛の化石 を観ながら耳を済ませた、
セリフは、さすがにうまい !
並みの歌手では太刀打ちできないほどの情感が
こもっている、う~ん !?
若い頃の浅丘ルリ子は、
そ . . . 本文を読む
この年齢になって
アインシュタインの
相対性理論にはまっている。
相対性原理と理論
光速度不変の原理
時間が長くなる その証拠
重い物の周りでは空間が歪む
空間が歪むと何が起こるか
重力で光が曲がる
何故光速を越えることが出来ないのか
タイムマシンは作れるのか
未来へは行けるが 過去へは戻れぬ
難解なこれらの事柄が
面白いほど見えてくる不思議
宇宙の神秘
人間がとても到 . . . 本文を読む
とある公園に立ち寄ってみた、
芝生がきれいに刈り取られて
その生き生きとした青さが際立っていた。
孫を連れた夫婦が
一組 柔和な笑みを見せていた。
空は見事に晴れ上がり、入道雲が輝いていた。
梅雨の晴れ間、
心配していた空梅雨が杞憂に終わった。
今年の夏は、
水不足の心配をしなくても良さそうだ !
懸案事項がひとつずつ解決して胸のつかえが
消えていく。
正直がいい、最後は真面目に陽が . . . 本文を読む
哀愁をおびたギタ-の音色
♪ ジャニ-・ギタ-
映画 大砂塵の主題歌。
主人公スタ-リング・ヘイドン
を巡って二人の女同士の決闘が
話題となった。
ダニ-さんへ リクエストして
聴かせてもらいたい
懐かしい想い出の曲である。
たまには休みの日を利用して
ノンビリと洋盤を聴くのもいい
日本の演歌と違って
グロ-バルな世界へ導いてくれる。
夢と希望と少しセンチメ . . . 本文を読む