杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

君国売りたもう事なかれ

2011年11月27日 | 日記
夕方、息抜きのため某喫茶店へ出かけた。
奥の席で馴染みのAさんが新聞に目を通して
いた、愛媛新聞だった。

「Uさん、これどう思いますか ?」
あるペ-ジの記事を指していた。

またまたうんざりだが ?
長崎県五島列島沖の日本領海内で今月6日に
中国漁船船長が漁業法違反容疑で逮捕された
事件で中国政府が日本側に外交ル-トで非公式
に「反日デモが起きかねない」などと早期釈放を
求めていたことが25日分った。

等の記事である。

Aさんの見解は、こうである。
日本はアメリカ合衆国と日米安全保障条約を締結
しているではないか。

野田総理はじめ民主党が腰を据えて、ドンパチが
起きる事を覚悟して、勿論平和ボケした国民にも
覚悟をさせて、アメリカに物申すのだと言われる。

それは、何か ?

「日本は、戦前の行いを反省して中国の発展の為に
ODAはじめ、あるゆる面で手を差し伸べてきた、
ところが、こちらの善意を逆手に取った共産中国は
アメリカ始め西側諸国との貿易で莫大な経済成長を
遂げるとともに、せっせと軍備増強に邁進してきた。

その結果がどうか、近隣諸国への恫喝外交である。
このまま諸外国が手をこまねいていたら、
庭先に土足で入ってくる事は火を見るよりも明らかで
ある。

アメリカときちんと話し合いを持って、
これ以上、中国の挑発が続くようなら、日本も覚悟
して対処するが、アメリカとの安保条約はきちんと
履行してくれますね。」

米国に確約を迫り、自衛隊の行動のタガを外すと
云うのである。
勿論、国民は犠牲を覚悟して領土を守る気構えを
持つべしと付け加えた。

私は、さすが門外漢のため判断が出来かねたが、
Aさんは、真剣に発言された。

外交シンクタンクに造詣の深いお方ゆえ、
何らかの情報をお持ちなのであろう。

アメリカ合衆国の若者の犠牲の上で守られて来た
平和も、中国の経済力及び軍事力の前では、方向
転換を余儀なくされる時代が来たのだと云う。

平和は、他国に甘える事で掴む事はできない。
他国の善意に期待することは砂上の楼閣である事を
近年のふたつの隣国の横暴を見ることで覚醒された。

Aさんは、こうも云う !
日本は、核開発が出来ないのであれば ?
ドイツ方式でアメリカの核を堂々と配備すれば良い。

やられたらやり返すぞ ?
どこかで聞いた言葉だと思ったら、ヤクザ映画で
聞いたセリフ !

という事は国と国との衝突は所詮ヤクザと同じなのか、
私は、急に力が抜けて、コ-ヒ-をこぼした !

「Aさん、日本民族は座して死を待つ民族ですか ?」
私の問に、彼はニヤリと笑った !

「Uさん日本は見かけ通りのお人好しだと思うかい?
秘密は、云わない事で秘密なのだよ !」

「本当に強い者は、普段は弱く見せているものだよ !」
彼の誇りに満ちた言葉に、私は喉に出掛かる言葉を
飲み込んだ・・・!

(まさか ? 既に〇〇〇弾と〇〇〇ルを保有している
と云うのでは ・・・ ??)

今夜も、眠れなくなりそうである。 ・・・。。。

                      合掌


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