ずっと昔の何時のことだったか忘れたが、
何かの本で、不思議なことが書かれていた。
人間の住む世界と、亡くなった後の世界が・・・
人間と透明人間の関係のように?
今居る同じ場所で表裏の関係で存在していると説明していた。
遠い離れた場所ではなく、お互い見えない状態で裏 表の関係で
同居しているというのである。
異次元の世界と表現していたが・・・
私はその時、まったく理解できなくて、頭が混乱して
. . . 本文を読む
伊豆諸島の八丈島近海で転覆した漁船から、
奇跡的に3人の乗組員が4日ぶりに生還された。
テレビで、転覆した漁船 第一幸福丸が大写しになって、
潜水士に抱えられるように浮き上がってきた・・・
乗組員の姿を見たときは、胸に迫る感動を覚えた。
甦ること40年ほど前・・・!?
私は、悲しい知らせを聞いていた・・・
地元の底引き漁船の遭難沈没の知らせであった。
たしか、正月直前の出来事であったと思う . . . 本文を読む
私が、まだ30代後半の頃・・・
10代の頃より可愛がっていた後輩が居た。
故郷の町で、自営業の商売をしていたその男は、
当時、まだ独身貴族を謳歌していた頃であった。
後日、 直接彼から聞いた経験談である・・・
話しによると、彼が30歳過ぎの頃のことである・・・
寒い冬の夕方、実家の風呂のカマドへ薪を入れて風呂の湯を
沸かせていた時のことである・・・
最初に彼の父が異変に気がついて・・・
寒い . . . 本文を読む
昨日の(10/26)雨交じりの曇り空から、がらりと変わって・
今日は(10/27)青空・・・
人間の心の内も、こうでなくっちゃ・・・!
朝から、空に負けない良い気分の始まりがあった。
土手沿いを歩いているとなつかしい人に(?)出会った。
元気でしたか ? 身体と周囲に気をつけてね ??
少し距離が離れ過ぎていたが・・・
向こうも気がついたので、会釈をして早々と別れた。
その後、なつかしい友から . . . 本文を読む
私が、散歩で見かけていた子犬たちが・・・
この1週間近く姿が見えなくなった。
アフリカ大陸の野性動物の中の弱い動物が・・・
強い肉食動物から子供を守るため・・・
母親が、自分の身の危険を顧みず・・・
子供達から視線をそらすため、敵を誘導して・・・
子を逃がせる・・・!?
これを地で行く行動を母犬はしていたのだが・・・
橋の袂へ人間に限らず、他の犬が近寄っても ?
子犬の居る辺りから河原を逆の方 . . . 本文を読む
江ノ島悲歌(エレジ-)をあらためて見て聴いて・・・
木橋の上を、はかま姿の女学生だろうか何人か島へ渡っていく写真、
次に、鳥居と傍の土産屋さんの写真があって、3枚目のスナップ写真が出た時・・・私は、「あっと・・・」小さな声をあげた!
私が、今まさにふれている思い出のねずみ島が、そこに見えるではないか?
田舎に居る人たちは、(なあに違うよ!)
と言われるかもしれないが、私のように故郷を離れている . . . 本文を読む
愛媛県八幡浜市真網代(まあじろ)・・・
JR八幡浜駅から車で海岸線の国道を、西予市三瓶町方面へ20分ほど走ると、
大釜という小さな集落に出会う。
その国道といっても貧疎な田舎道で、立派な国道には違いないが、
そこから沖へ100m位だろうか 、小さな小島が鎮座している。
あたかもネズミが座っているような形をしているところから、
地元の人たちは昔から ねずみ島と呼んでいる。
満ち潮の時は、何処に . . . 本文を読む
私は子供の頃は偏食がひどくて・・・
限られたおかずしか食べられなかった。
たとえば、すき焼きの中の肉、刺身、トマト、ソ-メン、ニンジン等、
全く、口に入れることができなかった。
幼少より粗食で生活していたことが、関係していたのだと思っている。
ところが、成人するほどに、何でも口に入れるようになり、
全く、好き嫌いが、きれいさっぱりなくなったのである。
偏食よさようなら ?・・・好き嫌い・・・ . . . 本文を読む
私の仲良し同級生Kと先輩Yの話である。
ある地方都市で、サウナが始めて出来たときの話である。
YとKのふたりが、寒さの厳しい真冬にサウナへ出かけた !
Yは勿論 経験者なのだが、
Kは、初めてサウナというものに入りに出かけたのである。
他に客が、何人か居たそうだが・・・
Yは真っ直ぐサウナへ入って行った・・・
Kがその後に付いて入ろうとすると ?
「まず、水風呂に入らなければいけないよ!」と . . . 本文を読む
何年ぶりかで、県立図書館へ行ってみた。
15人程の年配の方々が、咳払いひとつせず、
所定の机で、本に目を通しておられた。
ペ-ジをめくる僅かな音だけが、静寂の中に響いて、
そこだけ、まるで別世界に居るようだった。
私は、受付の事務員さんに目当ての資料をお願いした。
我々は日頃、混雑・騒音の中で生活しているものだから、
図書館の静けさは、まるで別天地である。
恰幅の良い作務衣姿の年配の方が、 . . . 本文を読む