杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

命を惜しめ

2011年04月20日 | 日記
人間はしがらみで、自己の意思と関係なく行動を
起こさなければ為らない時がある。

しかし、その内容に依っては断わる勇気を持たなければ
ならない。

ここに、ひとりの若者がいる、
他にない個性を持った得がたい男である、
個人的には、妙にその憂いを持った瞳が気になる、
我が膝元に置きたい男である。

その彼の個性を殺すように、
間違った道を教え、間違った方向へ押しやる卑怯者が
いる、
彼の為に私は惜しんでいる。

上に立つものが、正しい道を記してやれるものならば、
彼は、きっと素晴らしい人間性を発揮して世の中の為に
得がたい道程を築くに違いない。

これが若さと云うものか ?
ただ一筋に、間違いに気付かず、わき道へそれる、
・・・正しき道へ導こうとする者がいるのに、
彼の目には入らない、

あの幕末、
維新の何をも知らず、惨殺に走った岡田以蔵を見よ、
最後に行き着く、我が身に帰る結末は余りに哀れである。

仮に上に頂く者が武市半平太でなく坂本龍馬であったなら ?
以蔵の笑顔が明治維新後も見られたかもしれない !
ここに、主 次第でどうにでもなる人間の儚さがある。

私は、今、純真の生き様をもてあそぶ不埒な邪心を
睨んでいる・・・!
おのれは、安息の地に座り、手を汚さず、無辜の若者の
美しき未来を奪わんとする・・・!

私は、折に触れ忠告・助言して来たはずである。
私は命の瀬戸際を経験した、だからこそ、同じ死の淵を
覗く人間には、正道を歩めと云い続けて来たのである。

それが、何んぞ ! おのれは後ろに下がり、幕を張り、
無辜の純真をもてあそぶ、
だが、運命は、不思議な力を持って終止符を打つだろう。

後悔先に立たず、命惜しければ、神の御心に委ねて見よ、
今からでも遅くはない・・・!

あれほど、云って聞かせて、引っ張って尚 !
我が手を振り切って、真一文字に行った奴・・・
栄耀栄華は、瞬く間の間と知った時は既に遅すぎた ?
あたら命を捨てたではないか !?

悲しみの連鎖は、もう見たくはない !
私は、友情は味方だけでなく敵の中にこそ在ると思う
男である。

若いツバメ、若いアホウドリを痛ぶる でない。
温かい眼差しで、その温もりで、包んでやれ !?

その真心の先の、その向こう・・・
おのれの退場は、歓喜の祝福に代わる筈だ !
命を尊べ、命を惜しめ。
杉の子を直視せよ。

若者の未来を祝福してやれ。 ・・・。。。

                     合掌



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1 コメント

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杉の子様 (さざ波)
2011-04-20 12:41:13
貴方様の言われるとうりです。
私は、不思議な気持ちでいます。
何気なく開いたブログが杉の子様と出逢えた喜び
苦しい時 悲しいと時 自分の気持ちが相手に伝わらない時 いつもお邪魔するようになりました。
そこには、必ず回答がありました。
今まで会った事のない、又 生きているときに会いたい人だと思いました。
私にとって、杉の子様は素直な気持ちに導いて下さる大先輩だと思っています。
ありがとうございます。
本当に出逢えた事に感謝です。

宮沢賢治の[雨二モマケズ・・・]詩が好きです。
小4年の時に宿題だった暗唱出来なくて、
友達が身ぶり手ぶりで教えてくれた御蔭で
今も覚えています。
この詩のように生きたいと思っています。
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