絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

嵐山のKさん 50号続き

2014-09-23 | 通信指導
嵐山のKさんが、手前のきゅうりの葉を描き込んでいます。



左右対称に配置してしまう癖があるようです。
支えの棒も台形で左右対称、並べた葉も左右対称、これでは、リズム感がありません。

どこか葉を消したり、外れている葉を足したりして、左右対称のバランスを崩してほしいです。
支えの棒も、日が当たる部分と当たらない部分で差をつけて、丸々見えないようにすれば、左右対称が崩れるでしょう。
1~2枚、おもいっきり目立つ葉を作ることもプロの裏技です。わざと日を反射して真っ白に見える葉を描いたらどうかと思います。

素人は、丸く描くことが多いです。平均的にワンパターンを繰り返します。
同じ形を繰り返してしまうのです。左右対称にもなりがちです。
平面的にしてしまうのもその一つです。

それらのことから抜け出して、リズムとバランスの関係がわかってくると、
素人ではなくなった証拠です。

この絵も段々素人からプロに近づいてきました。
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加須のIさん 赤ちゃん色塗り

2014-09-22 | 通信指導
加須のIさんが、赤ちゃんの色塗りを描き込んでくれました。



なかなか難しく、いろいろな発見があったと言っていました。

いい感じで描けていますね。
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東京のHさん 本のデッサン

2014-09-22 | 通信指導
東京のHさんが、本のデッサンを描いてくれました。

今回は、とても苦労していました。



これは、一点透視を勉強してもらう目的で、やっていますが、
文字がどうしても一点に向かいません。
やっと、なんとかなってきたところです。

原因は、本自体の透視が狂っていたためでした。

もし、文字がなければ、本の狂いも気にならずに過ぎていたかもしれません。
しかし、細部を描き込んでいくと、つじつまが合わなくなります。
そこで、初めて、違いに気づきます。

こういう経験をしながら、正確に描くということを学んでいきます。

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嵐山のKさん 50号続き

2014-09-21 | 通信指導
嵐山のKさんが、最終段階に入りました。



手前に胡瓜の葉を描き込みます。

その支えの棒を描き込んだところです。
これがないと、絵になりません。最も重要な部分です。

この絵は、浅間を描くということがテーマなのですが、その場合、浅間だけをドーンと正面から大きく描いて
他は何もないという絵を描きがちです。しかし、それはみんなが描きそうなので、ちょっとひねった方が良いと思って、苦労しています。

この絵は、敢えて浅間を遠望にして、何気ない風景にしています。
しかし、単調なつまらない絵にしないための工夫が必要です。
そこで、手前に胡瓜を描くことを考えました。

この部分が、最も重要だと思います。

ーーーー
今までの所で、注意してきた中景の山の描き方ですが、
また、病気が始まったようです。
山の上のラインを平面的にしてしてしまいます。何層かになっていますが、平面的なうちわが並んでいるようです。

また、中の木もまた丸くもこもこやりだしました。

これは、直さなければなりません。
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岩手のYさん 瓶のデッサン完成

2014-09-18 | 通信指導
岩手のYさんが瓶のデッサンを完成させてくれました。



よく描けていますね。素晴らしいです。
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