天使と悪魔を読んでいます。
下巻の半分くらいまで読みました。
聖天使城とバチカンの間にある地下通路の話が出てきましたが、本当にあるのでしょうか。
これを読んでいて、ローマが神聖ローマ帝国に攻められたときの話を思い出しました。
クレメンス7世が聖天使城に逃げ込んで、最後まで逃げずに守ってくれた兵隊がスイスの若者だったという話があります。そのため、今でもバチカンを守る兵隊はスイスの若者だけを採用しているそうです。500年間もそれが続いているというのは、すごいことだと思いませんか。
因みに、その衛兵が着ている服装はミケランジェロがデザインしたものだそうです。
私は、この通路が本当にあるなら、そのときにクレメンス7世がバチカンから抜け出すために使ったのではないかと想像しました。
クレメンス7世は、ミケランジェロがフィレンツェで共和制側に付いて戦ったとき、仲間がみんな殺されたのに、ミケランジェロの命を助けた人ということで、知られています。また、システィーナ礼拝堂の最後の審判を描くように命じたのもこのクレメンス7世です。
ミケランジェロは、15歳くらいのとき、ロレンツォ豪華王から目をかけられて、メヂチ家に住んだことがあります。そのときに、クレメンス7世と一緒に住んでいたのです。クレメンス7世は、ロレンツォ豪華王の弟の子供です。パッツィー家陰謀事件で殺されたジュリアーノの子供です。
ミケランジェロは、その縁があって、命拾いしたのでした。
クレメンス7世は、最後の審判を描くように命じて、ミケランジェロがローマにやってきた数日後に亡くなってしまったので、絵を見ることはできませんでした。
聖天使城の地下通路の話を読んでいると、クレメンス7世のことが思い浮かびました。
下巻の半分くらいまで読みました。
聖天使城とバチカンの間にある地下通路の話が出てきましたが、本当にあるのでしょうか。
これを読んでいて、ローマが神聖ローマ帝国に攻められたときの話を思い出しました。
クレメンス7世が聖天使城に逃げ込んで、最後まで逃げずに守ってくれた兵隊がスイスの若者だったという話があります。そのため、今でもバチカンを守る兵隊はスイスの若者だけを採用しているそうです。500年間もそれが続いているというのは、すごいことだと思いませんか。
因みに、その衛兵が着ている服装はミケランジェロがデザインしたものだそうです。
私は、この通路が本当にあるなら、そのときにクレメンス7世がバチカンから抜け出すために使ったのではないかと想像しました。
クレメンス7世は、ミケランジェロがフィレンツェで共和制側に付いて戦ったとき、仲間がみんな殺されたのに、ミケランジェロの命を助けた人ということで、知られています。また、システィーナ礼拝堂の最後の審判を描くように命じたのもこのクレメンス7世です。
ミケランジェロは、15歳くらいのとき、ロレンツォ豪華王から目をかけられて、メヂチ家に住んだことがあります。そのときに、クレメンス7世と一緒に住んでいたのです。クレメンス7世は、ロレンツォ豪華王の弟の子供です。パッツィー家陰謀事件で殺されたジュリアーノの子供です。
ミケランジェロは、その縁があって、命拾いしたのでした。
クレメンス7世は、最後の審判を描くように命じて、ミケランジェロがローマにやってきた数日後に亡くなってしまったので、絵を見ることはできませんでした。
聖天使城の地下通路の話を読んでいると、クレメンス7世のことが思い浮かびました。