絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

本のデッサン

2010-09-21 | 受験生の指導
受験生に、本のデッサンを描かせてみました。
これは、デッサン会に入るとほとんど全員に体験させることですが、受験生はいきなり布のデッサンから入ったため、やりませんでした。そのため、思い出したように、やらせてみました。描けるようになってから、体験すると、描けなかったときやるよりスムーズに描けると感じました。他のデッサンをしながら、こういう物の見方を学んでいるのですね。



描かせてよかったのは、ここで初めて学んだことがありました。
透視図法です。実は、中山式という指圧機を金属を描く練習としてやったとき、透視は学んでいたはずでしたが、これを描かせたら、そのことがまだ身についていませんでした。
だから、これは、二点透視だよと教え、自分で見ている状態と、写真を撮って比べて見ました。いかに透視が狂っているかを実感したようです。
それで、かなり直して描きましたが、厳密に言うとやはりまだ狂っています。
透視に厳しい見方ができるようになってほしいと話しました。
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